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臨床検査技師になれる専門学校の選び方とは?選び方の軸をご紹介!

2022年12月20日

はじめに

この記事では臨床検査技師を目指す方を対象に、専門学校の選び方やオススメの専門学校についてご紹介します。また、専門学校で臨床検査技師になるメリットや、専門学校選びの際に重視していただきたい点なども、合わせて徹底解説いたします。

臨床検査技師専門学校の特徴

昼間3年制と夜間4年制の専門学校がある

臨床検査技師を目指せる専門学校には、昼間3年制の学校と夜間4年制の学校があります。
夜間部では、高校新卒者、大学卒業者または社会人からの再進学者など、年齢層も幅広く、様々な経歴の学生達がクラスメイトとなり、共に臨床検査技師を目指します。
学費について昼間部と夜間部で比較してみると、夜間部の方が1年当たりの学費が約40万円程度安くなっています。夜間部の方が1年多く学費を払う必要がありますが、結果的に卒業までにかかる費用は30万円ほど安くなります。
勉強面について昼間部と夜間部で比較してみると、昼間3年制の専門学校は卒業までの期間が短いため、集中して勉強する必要がありますが、いち早く臨床検査技師の現場で活躍したいという方にはおすすめです。

専門学校選びの進め方


上記から臨床検査技師を目指すための専門学校の特徴が分かりました。では、実際に何を基準に専門学校を選んでいけばよいのでしょうか?ここからは専門学校を選ぶうえで重要な要素をご紹介します。

臨床検査技師国家試験の合格実績で選ぶ

臨床検査技師を目指せる専門学校を選ぶ上で最も重要な軸は、国家試験合格実績です。
なぜなら、臨床検査技師は国家資格であるため、最終的に国家試験に合格できなければ臨床検査技師になることはできないからです。
ただし、臨床検査技師を目指せる専門学校の合格率にはばらつきがあるため、学校のHPなどで必ずその学校の合格実績を確認しましょう。

実習制度が整い充実しているかで選ぶ

実習制度が整い充実しているか、という軸で臨床検査技師を目指せる専門学校を選ぶことも重要です。
なぜなら、実習において、現場で働く臨床検査技師の生の声を聞くことで、将来臨床検査技師として働くイメージがしやすくなることに加え、モチベーションアップにもつながるため、学校選びの重要な軸になるからです。
そこで、以下では実習制度が整い充実している専門学校をご紹介します。

入学したい専門学校の候補が絞れたら

場所を確認しよう!

まずは、自分が通いたい場所で専門学校を選択していきましょう。ここで重要なことは、人によって選択できる場所の範囲が異なることです。両親に地方または都会に引っ越して一人暮らしをすることを許可してもらえた人は、選択範囲を全国にしてもよいでしょうが、許可されていない人は通学可能な範囲にある専門学校を選ぶ必要があります。
このように、自分が置かれている状況を把握しつつ、専門学校を選ぶ必要があります。

学費を比較しよう!

専門学校選びを行う上で、学費を考慮することも大切です。多くの専門学校を見てみると、学費の相場は、2年間で150万円~250万円ほどであることが分かり、この相場から学費は学校によって大きく異なるといえます。この学費の違いは、資格スクールに通った場合かかる10万円~25万円よりも大きいため、専門学校ごとの学費の違いがとても大きな意味を持つことが分かります。そのため、学費は専門学校を選ぶ際に考慮すべき最も重要な要素の1つです。

口コミを見てみよう!

口コミでは気になっている専門学校の卒業生・在学生の方が実際に感じた生の声を知ることができるため、専門学校を選ぶ上で非常に参考になります。
ご自身が調べた専門学校の情報を口コミと照らし合わせることで、興味のある専門学校に関する理解が深まります。
当サイトでは、専門学校ごとに卒業生・在校生の口コミを見ることができるので、ぜひご覧ください。

説明会やオープンキャンパスに参加してみよう!

専門学校が開催するオープンキャンパスや説明会にも積極的に参加してみましょう。
専門学校のHPやパンフレットだけではわからない情報を知ることができます。オープンキャンパスや説明会は入学後のご自身をイメージしたり、学校の雰囲気がご自身と合うかどうかを確認する絶好の機会です。
説明会では学校の先生や先輩から直接説明を受けることができ、経験など生の声を聞くことができます。体験入学を実施している専門学校もあり、参加することで普段の学校の雰囲気に近いものを感じることができるので、ぜひ足を運んでみてください。

編集部おすすめの専門学校

12年連続国家試験合格率100%!東洋公衆衛生学院

東洋公衆衛生学院専門学校は東京都渋谷区にある医療系専門学校です。
東洋公衆衛生学院専門学校の強みは、他の専門学校と比較しても圧倒的に高い合格率です。
実際、2022年に至るまでの過去12年連続で臨床検査技師国家試験合格率100%を達成しています。(全国平均合格率は80.3%)
非常に高い合格率の秘訣は、独自のきめ細かい少人数制指導にあります。
臨床検査技師科の1学年の数は約40名と非常に少なく、教員が一人一人の習熟度を把握したうえで、早朝補講や放課後の個別授業など的確な指導が行われています。
また、3年次の病院実習終了後、国家試験対策特別合宿や4人前後での少人数グループ学習が行われています。学生同士で学びあうことで、理解不足や難しい問題を相互補完し、学科生全員で国家試験合格への意識を高めていることも、12年連続国家試験合格率100%の達成につながっているといえます。

選べる3つの病院実習プログラム!大阪医療技術専門学校

大阪医療技術専門学校は大阪府大阪市北区にある医療系の専門学校です。
大阪医療技術専門学校では、学生がそれぞれの目的や考え方に合わせて、実習パターンを下記の3通りから選ぶことができるのが特徴です。
① 病院実習6か月
半年間、病院内で検査業務を行うことで、徹底的に実践力を高めることができるコースです。同時に、医療スタッフ間のチームワークもしっかり学ぶことができます。
② 検査センター実習or企業実習+病院実習3か月
臨床検査技師が活躍する現場をトータルで体験し、適性に合った進路選択に役立てることができます。
③ 学内講義+病院実習3か月大阪府大阪市北区にある医療、医薬品、福祉、心理を学ぶこことができる専門学校です。
より確かな専門知識を身に着けた後、自信をもって充実した3か月の現場体験ができます。
また、国公立病院や総合病院・大学病院などへの就職率が学科生全体の77%と非常に高いことから、大規模病院への就職を目指している人におすすめの専門学校です。

全国最長6か月間の学外実習!昭和医療技術専門学校

昭和医療技術専門学校は、東京大田区にある都内で唯一の臨床検査技師教育に特化した専門学校です。
この専門学校は、全国の臨床検査技師養成校の中でも最長である6か月間の学外実習と全国最多の学外実習施設数を有しているのが強みです。
また、昭和医療技術専門学校は2年次から学内実習を行っていることも特徴です。
学内実習では、心電図や脳波、超音波などの医療機器の取り扱い、検査結果のデータをどのように解析するかなど、少人数のグループに分かれ、きめ細かい指導鵜を受けることができます。
現場さながらの環境で実践的に学ぶことで就職後、即戦力として活躍できる人材を目指すことができます。

まとめ

当記事では、臨床検査技師の専門学校の選び方について説明してきました。
専門学校を選ぶうえで、専門学校のHPやパンフレット、口コミなど様々な情報を調べ、最終的には自分の目で見て確認することが重要です。実際に行くことでイメージとのギャップが減り、安心して専門学校に入学できるといえます。
当サイトでは、臨床検査技師について様々な記事があります。臨床検査技師をより深く知りたい方はぜひ他の記事もご覧ください。

当記事に記載の数値や事実等に関しては、下記サイトの情報を基に作成しております

日本医療学院専門学校
https://www.jdm.ac.jp/admission/expenses.html
東京電子専門学校
https://www.tokyo-ec.ac.jp/licence_recruit/working/med_mt.html
大阪医療技術学園専門学校
https://www.ocmt.ac.jp/gakka/rinsho/
東洋公衆衛生学院
http://www.toyo-college.ac.jp/rinsho-kensa-gijyutsu/
美荻野臨床医療専門学校
http://www.mihagino-mt.ac.jp/training/index.html
昭和医療技術専門学校
https://www.showa.ac.jp/subject

実際に働いている人の口コミをチェックしよう!

臨床検査技師として実際に働く方にアンケートをとり、 「専門学校の選び方」に対する満足度を5段階で評価してもらいました。
実際に働いている人の口コミを参考に、どんな仕事なのかイメージをつけましょう!

臨床検査技師の 「専門学校の選び方」の 口コミ一覧

全75件

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東京都の30代前半女性

正社員 / 350万円以上~400万円未満 / 短期大学卒

就職先:病院

  • なぜその仕事に就いたのか

    医療系の仕事に就きたいと、学生の頃から思っていた。看護師よりも機器を使って検査したり、検査データから考えられる病気を催促したりする仕事に興味があった。

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神奈川県の40代女性

パートタイム/アルバイト / 600万円以上~650万円未満 / 大学卒

就職先:クリニック

  • なぜその仕事に就いたのか

    医療分野の中でも臨床検査が好きで、人や社会の役に立つ仕事がしたかったので、この仕事を選びました

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愛知県の40代女性

パートタイム/アルバイト / 100万円以上~150万円未満 / 大学卒

就職先:健診施設

  • なぜその仕事に就いたのか

    元々薬剤師を目指していたが、大学受験で合格した大学、学部、学科が臨床検査技師を養成するところだったので。

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静岡県の40代女性

正社員 / 400万円以上~450万円未満 / 大学卒

就職先:クリニック

  • なぜその仕事に就いたのか

    いつでも求人があって、ある程度の収入が得られるから。人と関わる仕事がしたかったから。

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宮城県の40代女性

正社員 / 500万円以上~550万円未満 / 短期大学卒

就職先:臨床検査センター

  • なぜその仕事に就いたのか

    看護師になろうとしたら家族に反対されました。それでも医療系の職業に就きたくて、看護師以外で採血ができる資格を発見したら、それが臨床検査技師だったからです。

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