みんなの専門学校情報TOP 公務員・法律・ビジネス 消防士について知る

消防士になる方法、仕事内容、必要な資格、年収等を解説!

2022年03月01日

はじめに

当記事では、地方公務員の1つである消防士についてご紹介しています。詳細は各記事をご覧ください。

消防士とは

消防士は消防活動などを通して、地域の治安維持に貢献しています。消防士の仕事内容は大きく4つに分けられており、消防車での消火活動、救急車での救急活動、事故現場に取り残された人を助ける救助活動、火災を未然に防ぐための予防活動があります。ちなみに、基本的な消防士としての活動に資格などは必要ありませんが、救急活動において医療行為を行うには救急救命士の国家資格を保有している必要があります。消防士は地方公務員の一種で、警察官と並び公安職と呼ばれます。
当サイトでは、消防士の仕事内容について、詳しい仕事内容、魅力、やりがい、など詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

消防士の給料

消防士の平均年収は、およそ630万円となっています。日本全体の平均年収が433万となっているため、200万近く多く貰っていることになります。平均月給では40万円、ボーナスで160万円程度支給されます。公務員ということで、安定してそれなりの報酬を貰えるのに加えて、特殊な勤務体系や危険度に応じた手当てなどが支給されるため、これだけの高収入になっています。また、直接的な報酬ではありませんが、福利厚生もしっかりと整備されているため、収入以上に生活には余裕ができると考えられます。当サイトでは、年齢別・学歴別の給料などより具体的に説明しています。ぜひご覧ください。

消防官採用試験とは

消防士になるために必要なのは、消防官採用試験(地方公務員試験)への合格になります。そのため、消防士として働くために必要な国家資格などはありません。地方自治体が毎年実施する採用試験に合格し、採用されることで消防士として働くことができます。採用試験は筆記試験に加えて、面接試験、体力検査など複数項目あり、消防士になるための大きなハードルになっています。消防官採用試験は合格するのが難しいといわれており、倍率も地域によっては10倍を超します。そのため、消防士を目指す人は、試験への十分な対策が必要です。当サイトでは、より具体的に消防官採用試験について説明し、また消防士として働く前に通う消防学校についても説明します。ぜひご覧ください。

消防士のキャリアについて

消防士のキャリアは、地方自治体の消防局などから始まり、地方公務員としてのキャリアになります。消防士として働く場合、定年まで勤め上げる方が大半です。そのため、消防士としてのキャリアアップは、各自治体の消防局での昇進がメインになります。例えば、消防署のポンプ隊の隊員から始まり、小隊長、中隊長と1つずつ職位を上げていくパターンです。または、救急活動に従事するために、救急救命士の国家資格を取得するという選択肢もあります。以上のように、一つずつ仕事に取り組むことで着実にできる業務が増え、結果としてキャリアアップに繋がっていきます。当サイトではほかにもキャリアを考えるうえで重要な消防士を取り巻く現状や将来性についても記載しています。ぜひご覧ください。

消防士になるには

消防士になるには、各地方自治体が実施する消防官採用試験に合格し、採用される必要があります。そして、この採用試験は競争率が高く、試験対策が非常に重要になってきます。そのため、消防士を目指すための進路選択は慎重に行う必要があります。消防官採用試験は、筆記試験、面接試験、体力検査の大きく3つに分かれており、全ての試験に対してバランスよく対策する必要があります。消防士を目指す方の進路は、独学、専門学校へ進学、予備校への通学などがあげられます。専門学校・予備校は消防官採用試験に特化したカリキュラムを提供しているため、確実な対策が期待できます。一方、独学は時間の使い方を自由に決められる点が大きな魅力です。当サイトでは、より詳しく、進路ごとのメリット・デメリットについて説明しています。ぜひご覧ください。

消防士の専門学校の選び方

消防士になるために、専門学校へ行くメリットは確実な試験対策を行うことができる点です。高校生までと同じ授業形式で、消防官採用試験に合格するための講義を受講することができます。独学や予備校よりも自由度が低いかわりに、学校での頑張りが直接試験合格に近づくでしょう。では、逆に数ある専門学校の中から自分の進路を選択するときの決め手はどこになるのでしょうか。一番重要なのは合格実績になります。消防士になるには採用試験への合格が必要で、合格できるか否かが大きな分かれ目になるからです。そこで、進路を決めるときはまず自分の働きたい自治体への合格実績を見ましょう。合格実績のある専門学校は、一般的な試験対策に加えて、今までの試験に対する知見を持っており、効率的な勉強をサポートしてくれるからです。当サイトでは、他にも専門学校で消防士を目指すメリットや専門学校の違い、オススメの専門学校などを紹介しています。ぜひご覧ください。

当記事に記載の数値や事実等に関しては、下記サイトの情報を基に作成しております

総務省令和2年4月1日地方公務員給与実態調査結果P240,259
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/pdf/R2_kyuyo_1_03.pdf
国税庁令和2年分民間給与実態統計調査
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2020.htm

実際に働いている人の口コミをチェックしよう!

消防士として実際に働く方にアンケートをとり、 仕事に対する満足度を5段階で評価してもらいました。
実際に働いている人の口コミを参考に、どんな仕事なのかイメージをつけましょう!
実際に働いている人の
消防士の満足度
総合満足度
総合満足度とは?
各項目(仕事内容・ワークライフバランス・年収・仕事の将来性・女性の働きやすさ)の合計点数の平均をとった点数です
★★★★☆ 3.7 (72件)

消防士の 口コミ一覧

全72件

アイコン

北海道の30代後半男性

正社員 / 650万円以上~700万円未満 / 専門学校卒

就職先:消防署

総合満足度 ★★★☆☆ 3.3
  • 仕事内容 (満足度3

    24時間勤務なので、体調管理が大変です。体調を整えるために努力しています。

  • ワークライフバランス (満足度3

    残業もときどきありますが、休みもあるため、こどもに時間が使うことができます。

  • 年収 (満足度4

    収入は多くはないが、安定しているので、将来の貯蓄に回せます。

  • 仕事の将来性 (満足度3

    将来性はわかりませんが、安定している面で、中間の3をえらびました

  • どのように専門学校を選んだか

    救急救命士の資格をとるために選んだ。オープンスクールにも通い選んだ。

  • なぜその仕事に就いたのか

    救急救命士の資格を活かすためには消防に就職するのが一番募集があった

アイコン

兵庫県の40代男性

正社員 / 750万円以上~800万円未満 / 高卒

就職先:消防署

総合満足度 ★★★★★ 5.0
  • 仕事内容 (満足度5

    色々と大変な所は多いですが、やりがいがある仕事であり、自分自身に合った職業であると実感しています。

  • ワークライフバランス (満足度5

    24時間勤務でしんどい事も多くありますが、平日の休みも多くあるから、不自由は感じません

  • 年収 (満足度5

    しんどい事も多く大変さもありますが、年収に関してはそんなに気にしていないというのが現状です。

  • 仕事の将来性 (満足度5

    必要である仕事である事や、将来的にあってもこれから色々な面で必要であると感じています

  • なぜその仕事に就いたのか

    体を動かす事が大好きで、常に体を動かす仕事を探していたから消防士になりました。 今は消防車になれて嬉しいです。

アイコン

静岡県の40代男性

正社員 / 750万円以上~800万円未満 / 高卒

就職先:消防署

総合満足度 ★★★★★ 5.0
  • 仕事内容 (満足度5

    安定した給料が確保できること。市民から信頼される職業であること。家族に自慢できる職業であること

  • ワークライフバランス (満足度5

    平日休みがあり、土日では混雑や渋滞で行けないところも、行けるという利点があるのが良い

  • 年収 (満足度5

    安定した給料が確保でき、景気の良し悪しに関係がない事で安心して生活できることがよかった。

  • 仕事の将来性 (満足度5

    安定した給料が確保されていることで、 安心して生活でき、仕事に集中することができる

  • なぜその仕事に就いたのか

    かっこ良く、市民から信頼され、安定した給料が確保できるかっこ良いと思える仕事だから。

アイコン

長崎県の30代前半男性

正社員 / 550万円以上~600万円未満 / 大学卒

就職先:消防署

総合満足度 ★★★☆☆ 3.0
  • 仕事内容 (満足度3

    人を助ける仕事で、なんかした時にありがとうって言ってもらえることは本当にやりがいがあるなーと思う

  • ワークライフバランス (満足度3

    今の職場環境はかなり良くて、残業などもほぼないのでその点はかなりいいと思っている

  • 年収 (満足度3

    公務員は、ずっーと下がって将来あがることないのでわと思う。税金をこんなに払っているのにおかしい

  • 仕事の将来性 (満足度3

    将来性は正直ないと思う。公務員にこれから先将来性を求めていいのだろうか。もう無理だと思う

  • なぜその仕事に就いたのか

    何もしたいことがなく、せめて人のためになる仕事につこうと考えて体力使う仕事が良いと思ったから

アイコン

大阪府の30代後半男性

正社員 / 650万円以上~700万円未満 / 大学卒

就職先:消防署

総合満足度 ★★★★★ 4.5
  • 仕事内容 (満足度5

    人のいのちを救うという誰にも出来ないことを仕事にしてるやりがいは他の仕事では味わえない

  • ワークライフバランス (満足度4

    休みでも災害があれば、出勤しないといけない仕事でそこを考えるとオントオフの付け方は難しい

  • 年収 (満足度4

    過酷な仕事の時の手当や給料を考えると割に合わず、安いと感じることが多々あるが、やりがいを感じるから

  • 仕事の将来性 (満足度5

    マンパワーの力じゃないと出来ないことが多々あるので将来の仕事が無くなるとかの不安はないが、自分の体力の不安はある

  • なぜその仕事に就いたのか

    人に感謝される仕事で、やりがいのある仕事で、自由な時間が普通の職業よりも多いと思ったから

もっと見る(あと67件)
ぴったり専門学校診断

みんなの専門学校情報TOP 公務員・法律・ビジネス 消防士について知る