アイリストになれる専門学校の選び方とは？選び方の軸をご紹介！

アイリストを目指すなら美容専門学校へ！

アイリストになるためには「美容師国家試験」に合格し、美容師免許を取得しなくてはなりません。2000年前後は法的な規制がなく、誰でも施術を行うことが可能でした。しかし、施術によって引き起こされた「目の充血」や「まぶたの腫れ」の相談件数増加を受け、2008年より美容師免許が必須となりました。そして、美容師国家試験の受験資格を得るためには美容学校に通う必要があります。
　美容学校としては大学・短期大学・専門学校の3種類がありますが、大学・短期大学は2021年12月現在計5校しか存在しません。よって、アイリストを目指す人の多くは専門学校へ進学します。

美容専門学校選びのポイント4選！

アイリストに特化したコースがあるか

美容専門学校の中には、美容師国家試験の出題内容のみを取り扱う学校も存在します。まつ毛エクステンション(マツエク)やまつ毛パーマ(まつパ)は国家試験の範囲外のため、そのような学校では「アイリストとしての技術を習得する」という本来の通学の目的が損なわれてしまいます。

美容師国家試験の合格率は100％近いか

アイリストになるための技術や知識を充分に有していても、美容師国家試験に合格しなければアイリストにはなれません。なお、令和2年度の冬に開催された美容師国家試験合格率の全国平均は85.6％でした。

過去にアイリストを多く輩出しているか

美容専門学校に通う学生の多くは美容師を目指します。そのため、就職実績が良い学校でも、アイリストの就職活動事情には詳しくない場合もあります。アイリストという職業やサロンに関しての理解が深く、相談しやすい環境が整っている学校を選びましょう。

厚生労働省が認可している学校を選ぼう！

美容学校を選ぶ際には、必ず厚生労働省が認可している学校かを確認しましょう。認可されていない学校に通っても、美容師国家試験の受験資格を得られないためです。受験資格が得られなければ、美容師免許を取得することも、アイリストになることもできません。

編集部おすすめの美容専門学校3選！

東京ビューティーアート専門学校美容科ネイル＆アイラッシュコース

同校の魅力はアイリストを多く輩出している点です。2020年度の美容科卒業生では、59.1%が美容師になったのに対し、26.5%もの人がアイリストになりました。なお、美容師国家試験の過去5年平均合格率は93.9%です。

東京美容専門学校美容総合科トータルビューティーコース

同校の魅力はキャリアサポート室が充実している点です。過去にアイリストを輩出している上に、いつでも気軽に就職相談ができる環境が整備されています。なお、第41回美容師国家試験における同校学生の合格率は94.4%でした。

タカラ美容専門学校トータルビューティーコース

同校では美容師国家試験合格率14年連続100％を記録しています。この値が高いということは、教員の指導が丁寧であるということを意味します。また、同校の母体は理美容機器などを扱う企業であることから、業界内での信頼が厚く、サロンからの求人が充実しています。もちろん、過去にはアイリストも輩出しています。

候補が絞れたら…

口コミを見てみよう！

口コミは、実際にその学校へ通ったことがある人々による生の意見です。学校の公式ホームページなどとは異なり、同世代の目線で、悪評も含めた正直な声が並んでいます。GoogleやTwitterにて学校名を検索するだけでも見ることができますが、それらは各々が好き勝手に書いているため情報が不足している場合があります。「授業の質」「校風」「学費」などの共通の尺度を用いて、十分な情報の下で各校の比較を行いたい場合は、以下をご参照ください。

資料請求・オープンキャンパス参加へ！

口コミで評判を確認したら、専門学校に資料請求をしてみましょう！カリキュラムや学校行事などに関して、公式ホームページよりも詳しく掲載されています。そして本命の学校が5校ほどに絞れたところで、各校のオープンキャンパスに参加してみましょう！オープンキャンパスとは、専門学校の校内が開放され、高校生が自由に出入りできるイベントです。模擬授業や学生との交流会が設けられている場合が多く、実際の学生生活を体験することができます。先生や学生の雰囲気、学校の設備の充実度などをよく知るためには、現場に足を運んでみることが大切です。無料で参加できるため、オープンキャンパスの機会をぜひ積極的に活用してみましょう！

まとめ

アイリストとして活躍したい場合は、美容専門学校へ進学しましょう。カリキュラムや国家試験合格率、就職実績を確認したあとで、ご自身に合った学校を選ぶことをおすすめします。