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グラフィックデザイナーを目指せる進路は?進路別のメリット・デメリットを解説!

2022年03月01日

はじめに

この記事では、グラフィックデザイナーになりたい高校生の進路選択について詳しく紹介しています。グラフィックデザイナーに少しでも興味のある方はぜひご参照ください。

グラフィックデザイナーになるには?

3つの選択肢!

グラフィックデザイナーになるには、(1)デザインを学べる大学や専門学校に通う、(2)独学で必要知識を習得する、(3)未経験者を受け入れてくれる企業に就職する、の3つの選択肢があります。近年では、グラフィックデザインを学べる書籍やオンライン教材が充実しており、独学でも同職業を目指せるようになりました。

資格・学歴は不問!

グラフィックデザイナーになる上で取得必須な資格はありません。実力と実績がものを言う世界のため、学歴も重視されません。ただし、「大手企業に勤めたい」「名前の通るデザイナーになりたい」という場合は、有名美術大学を卒業していることが圧倒的に有利になります。

選択肢別!グラフィックデザイナーを目指すメリット・デメリット!

デザイン系の大学・専門学校へ進学

メリット:デザインの基礎やソフトの使い方をプロから学べる

独学の際には自身の視点のみで作品を評価することになりますが、学校ではプロの意見やアドバイスも聞けるため、より質の高い技術が身に着きます。

メリット:企業とのコネクションが得られる

企業と共に新商品のデザインを制作する機会があったり、デザイナーを採用したい企業からスカウトが来たりと、学校では企業との接点が多く設けられています。

デメリット:他の業種に就くのが難しくなる

デザイン系の学校では、デザイナーになるための勉強しかしません。よって、進学した時点で就職先が限定されます。

独学

メリット:費用を抑えることができる

学校へ通う場合は年間100万円ほどの学費がかかります。一方の独学は、グラフィックソフト、PC、教材、さえあれば充分なため、大幅に費用を抑えることができます。

デメリット:モチベーションを保つのが難しい

独学では、自ら意識して勉強時間を確保しなくてはならない上に、切磋琢磨し合える仲間もおらず、モチベーションの維持が課題として立ちはだかります。

デメリット:情報収集が大変

グラフィックデザイナーは特殊な職業のため、業界に精通している人からの情報がカギになります。就職サポートが充実している学校とは異なり、独学の場合は自ら情報を集めなくてはなりません。

未経験可の企業へ就職

メリット:短期間で実績を積むことができる

グラフィックデザイナーの世界では、実力や実績が重視されます。就職すると、「ビジネスの現場でデザインを提供する」という経験ができるため、学校へ進学した場合と比較して早くから実績を積むことができます。

デメリット:小さなデザイン事務所にしか就職できない

応募ページに「未経験可」と記載されていても、実際にはデザイン技術を求められる場合が多いです。そのため、全くの素人を受け入れてくれる企業は、小さなデザイン事務所に限定されます。

グラフィックデザイナーになりたい!おすすめの進路は?

意志が固いなら!デザイン系の大学・専門学校へ!

デザイン系の学校では、第一線で活躍しているプロのグラフィックデザイナーの方と交流する機会や、有名企業と共同でデザイン制作に携わる機会などが用意されています。そのため、実際に働くときのイメージが掴みやすくなる上に、グラフィックデザイナーとしての目標を見つけることができます。また、プロの講師から直接指導を受けられるため、ワンランク上の実力を身に着けることができます。

なんとなく興味があるなら!独学で!

独学の場合、一般的な四年制大学への通学と並行して技術を習得することが可能です。グラフィックデザイナーとして生きることを決めかねているのであれば、四年制大学へ進学し、就職先の選択肢を多数残しておくのも良いでしょう。近年ではSNSの普及により、誰でも簡単に作品を発信できるようになりました。それらがきっかけで企業から仕事の依頼が来ることもあるため、副業として志すのも一つの選択肢です。

まとめ

グラフィックデザイナーは、学歴や資格に関係なく、実力さえあれば誰もが就ける職業です。ただし「より高い技術を身に着けたい」「数ある就職先の1つとして据えておきたい」などのご自身の本心と向き合い、それを満たす進学先を選択することが大切です。

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