【総合評価】
ここまでみてきて、子供の実力からは十分楽にこなせることで卒業の見込みは確実です。感謝しています。学力より自分のメンタルに問題があり、通学できなかったので、その心理負担を軽くできたことでよかったとおもいます。特に2020年はコロナで高3の時期を悶々とすごすより的確に絞った進路先を本部の担当先生からアドバイスをもらって受験に取り組んでいます。結果よりも、その姿勢は一般学校に通学していたままでは、きっと放置されてしまっただろう状況を思い、結果としてよかったと思っています。
【授業内容・コース】
聴いた限りでは、つっこんだ授業ということはないようです。センターの自習はあくまで子供の方から先生に聞いて教えてもらうということで、ひたすらレポートがだせたか、まずはそのラインをクリアすることに重点があるようです。
【スクーリング】
スケジュールは先生との年初、半期の面談によりますが、よく選択設定されていると思います。履修はスクーリングを見る限り、かなりバラエティには富んでいます。集中してうけられるよう組んでありますが、あくまで一週間(年に2回)のことなので、授業で学び取るというレベルまではいかないでしょう。とにかく出席して、レポートを出した評価(出すことの方に意味があります)、単位を取得。地道にやれば卒業資格は取れるとおもいます。
【サポート体制】
膨大な資料を毎日もらってくる一般学校には到底及びません。しかし自学自習が難しい生徒のことを思えば、適当な量のレポートと課題であると思います。カウンセリングは本部である限り、個性に合わせてかなりベテランの所長さんがいますので、安心しています。(拙宅ではあと半年で卒業です)
【先生の親しみやすさ】
ネットを通じて、学校とのやり取りがしやすく、カウンセリングなどの体制がよくできているからです。
【進路実績】
よくわかりませんが、そもそも四年制大学進学とうより専門学校や就職志向が多いようです。そのためのシュウカツ指導もあります。
【友人関係やいじめについて】
とにかくセンターにいったり行事に参加しても、毎日定着したキャンパス生活がないので、なかなかつながれないということです。積極参加できるお子さんはそれなりにラインなどでもつながるのでしょうが、もとよりワケアリの子供たちが多くまた生活状況がかなりさまざまなので一気に友達関係になれないようです。一人二人でも親しくなれればそれはそれでいいと思います。また宿泊研修ではかなり密になるようです。それでも、全国から集まるため、つきあいが続くというのも条件つきですし宿泊研修の費用を出せる家庭ばかりではないので。
【学費】
よい先生に会って個人的に尋ねたりすればきちんと対応してくれます。事務方は(本部で見る限り)細かく書面を確認し、ガイドしていただけるようです。その点は安心してます。そのレベルでの学費は、センターへ週何度通うかによる(0、1、3、5回)、また教科書、授業料だけですので、はるか一般学校より安いとおもいます。それでも家庭の事情で難しく勤労学生の人もいると聞きます。
【卒業のしやすさ】
都市圏に何校もセンターがあるのですが、私塾の空き時間を利用したセンターをすすめられて見学説明を受けたときの印象はただのかりずまいで学校ではない。と思った。そのため都心部にあるセンターに変更した。たまたま本部だったので、教務員やよい先生にあたったけれど、散らばっている数多くの塾間借りタイプのフランチャイズの場合は、その塾での学習コースを薦められたり、あくまでも場所をかりて事務の手続きをしてくれるだけなので、到底レポートの提出管理や指導まで行き届かないのではと思った。危ないところだった。ただし、通信は所属センターから来る。よく課外授業のアイデアなども練られていると思う。いろいろな生徒の生活態度や事情に合わせて、無理強いはないし、早朝からの活動もない。(スクーリングは別)厳しい監視もないが、教務員は各自の進路をよく考え、相談に乗ってくれると思う。保護者の面談も逐一受けてくれている。
【校則の厳しさ】
時間をまもる。挨拶をする。今はコロナ時期ですから、チェックインに名前をかく、予約してからいく、衛生管理をしっかりするなどの基礎マナーくらいで、制服もないし、お化粧も自由です。