社会で強く生きていけるよう育ててくれる：小羊幼稚園（埼玉県和光市）の口コミ

保護者 / 2016年入学

社会で強く生きていけるよう育ててくれる

2018年03月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 4｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 3｜ アクセス・立地 3]

• 総合評価
  幼年期に人としての必要な根底の部分を学べる。
  最初に私はクリスチャンではありません。
  ここは様々な国籍・人種・障害の方も分け隔てなく受け入れている園なので、差別的になりやすい右に習えの日本人が道徳心や倫理観を学ぶことができる貴重な園だと思います。
  一部宗教教育の概念が入りますが、基本的に家庭の中で子供がその話をするほど濃い内容ではありません。イースターとクリスマスは聖歌隊などの披露もあるので、質的に豪華です。
  日曜日に教会学校での参加も促されますが強制はされません。子供は友達と日曜日も遊べるので行きたがりますが、そこは親の考えを優先する理解もしてくれるそうです。
  ここの園のOBは一般職以外にも音楽・芸術業界や医療関係者になりやすいそうです。感性を磨くのは自由な環境からなんだなと思いました。日本にいて少し欧米のような教育をしたい人に向いていると思います。
  「典型的な日本人」を目指す人は他の園の方が向いています。
• 方針・理念
  宗教教育を兼ねた自由保育が中心です。
  遊びの中で作られるルールを守ることや片付けなどはしっかりとみて頂いている印象です。子供は遊びの中で社会に必要な技能を学ぶため、子供同士の喧嘩も対話で解決のヒントを出してくれますが、こじれない限り、見守っていてくれます。
  自主性を尊重するのは高校や大学では偏差値の高い学校で見られますが、偏差値の低い学校は校則を厳しくする傾向があるため、自由や教育とはどういうものなのか、どう考えていくものなのかを大人も考えなければならないと勉強させられます。
  以上から他の流行に流されず、自由保育を貫く姿勢はすごいと思います。このご時世、習い事や勉強で親が考えていることで足りないものがあると文句を言う人が多い中で、ブレないのは教会が母体だからできるのだと思います。
• 先生
  迎えに行くと笑顔で子供の園での様子を教えて頂きますが、連絡帳などの記載は少ないかな？と思うことがあります。
  しかし前述しているように個性を認めて対話での解決を促すのは長けている先生が多いと思います。
• 保育・教育内容
  その家庭が何を求めているかで評価が変わると思います。
  学習時間無し・習い事無し。
  典型的な右に倣えの教育がしたいならこんなに不足している幼稚園はないと思います。ここは夫婦もしくはどちらかが教育・子育てに一定の自信がないと不審・不満を持つと思います。
  実際に子供を入れて不満が出て辞めていく方もいますが、話を聞いていると世間やネットの掲示板などで話の種になる「あぁ、やっぱりなぁ・・」の方に見られます。
• 施設・セキュリティ
  施設は特別新しくはありません。
  新しいのは老朽化した教会本体ですかね。教会内は音響が凄いので音大出身のお母さん方の聖歌隊はとんでもなく豪勢です。下手な市民ホールよりいいかもしれません。
  朝は園長先生や他の先生が挨拶に出ており、大きな心配はいりません。またお母さん達が仲が良いので、昔の日本に良く見られた皆んなで子供を守る環境が整っていると思います。
  ただ近くに大きなスーパーがあるので資材の搬入で大型トラックがよく通ります。
• アクセス・立地
  東武東上線・有楽町線・副都心線の和光市駅から徒歩10分しないのと、市内循環バスのバス停も徒歩2分にあるので、アクセス・立地はいいと思います。
  しかし前述したスーパーがあるのでちょっと車が心配ですが帰りに買い物をしながら帰れるので、そこは楽かもしれません。

幼稚園について

• 父母会の内容
  年度開始時に年間行事や協力が必要な行事を教えてくれます。
  基本的に家庭の協力あって成り立つ行事もあるため、そういうものは細かく協力内容も記載されています。
  またお母さん方も仲の良い人が多いので茶話会や夜茶話会（飲み会）も多く開催されています。
• イベント
  年間行事は他の園と変わらないのですが、教会なのでキリスト教で大事な行事が何個か追加されます。
  ワイワイ祭が久しく開かれていないので、父母の準備が忙しい行事は減っています。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  我が家は夫婦で話し合ってどのように教育していくか、関わっていくかを決めました。
  知識・習い事は中途半端にさせるなら自宅でさせるか有料に通わせるつもりで、本では学べない倫理観やコミュニケーション能力や解決力など社会で生きていく力を幼少の人格形成期に学ばせたいと思い、合致したのがこちらでしたので選びました。