【総合評価】
全日制に通っていましたが、精神疾患を患い、通い続けるのが困難になってしまった為こちらの高校に編入しました。
先生方がとてもフレンドリーでかつ、優しかったです。
授業の進行速度は全日制に比べたらどうしても遅いなと感じますが、その分誰でも真面目にやればついていけると思います。
但し、誰でもついていけるようにする為、教科書はできる限り簡単なものを選んでいるそう(登校授業の際に先生から聞きました)なので、難関大学受験等を考えている人はそれなりに自分で努力することが必須となります。
担任に個人チャットを送れる為、声を出すのが苦手な人、他の人の目に触れるところで何かをするのが苦手な人でもわからないところを質問しやすく、授業について行きやすい印象でした。
ネットの高校というだけあり、ネットを介した行事が多く見られます、楽しいので是非参加してみてください。
【授業内容・コース】
授業速度は遅いと思いますが、そのついて行きやすいものとなっています。
しかし先にも書いた通り教科書は簡単なものなので、「難しい教科書には書いてあるのにこっちには書いてない!」というような応用問題は多い為、進学するなら自主学習が必須です。(但し勿論先生に聞けば自主学習も手伝ってくれます。)
レポートはやりやすいのであまり身構えなくても大丈夫だと思います。
スクーリングの授業も、その単元まだやってない!ということがあっても基礎知識を入れてから教えて下さるのでついて行きやすいと思います(そして何より楽しいです)
【高卒資格の取りやすさ】
レポートの最終提出日・スクーリングさえきちんとできればほぼ確実に卒業できると思います。
単位取得テストが赤点でも追加課題をやれば単位を貰えるので、卒業はしやすいと思います。
【スクーリング】
スクーリングはある程度なら決められますが、最終的な時間割は学校が指定します。
スクーリング以外なら最終提出日さえ守ればレポート(授業進行速度)は自由です。
リアルの生活も拘束される様なものはないので自由度は高いと思います。
【サポート体制】
基本先生が全員優しい為、どんな相談でも乗ってくれます。
日常的な相談から、授業を進める順番等も一緒に考えてくれる為、サポート体制は充実していると思います。
【先生の親しみやすさ】
先生は…逆に怖くなる程度に良い方ばかりです。
登校日の授業で最初に自己紹介をしてくださいましたが、どの先生も自分がどうしてここの先生になったのかを教えてくれました。
そして経歴も個性的(ヤンキーでしたとかではなく、そんな経験してきたんですか!?凄い私もやってみたい…となる様なものばかりです)なので、聞いていて飽きがないです。
slackHR(クラス毎の雑談会の様なものです)では先生がリードして雑談してくれますし、先生方も毎回居る人全員が『楽しく』参加できる様に気を配ってくれています。
300文字じゃ書ききれないですね…。本当に良い先生ばかりです。
【進路実績】
これに関しましては通っている人の年齢層が広すぎるのでなんとも言えないです。
但し、有名校への進学等を考えている人は授業範囲で扱われていない応用内容の勉強が必須だと思います。
【友人関係やいじめについて】
主な連絡はslackというアプリを使って行いますが、ある程度自由にコミュニティを作れるので、基本どんな界隈でも既存のコミュニティがあります。その為ネットでの友達を作るのは簡単だと思います。
しかし登校日も結局は『ネットの住人が集まる日』になってしまうので感覚はオフ会に近いです。リアルでの友達作りは難しいと思います。
いじめはないです。ネットモラルを弁えていない人はこの高校に向いていませんし、登校日も少ないのでリアルでのいじめはやりようがない形です。(少なくとも私は一度も見ていません。)
【学費】
安すぎるくらいだと思います。
私の場合コロナ禍で宿泊行事に参加できなかったというのもありますが、親に20歳までにバイトして返すから行かせてください、と頼めるくらいの安さです。