自主性重視。偏差値以上にオトクな学校：千葉大学教育学部附属中学（千葉県千葉市稲毛区）の口コミ

保護者 / 2019年入学

自主性重視。偏差値以上にオトクな学校

2021年09月投稿

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• 5.0

[学習環境 4｜ 進学実績/学力レベル 5｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 5｜ 部活 2｜ いじめの少なさ 5｜ 校則 5｜ 制服 3｜ 学費 -]

• 総合評価
  「自己理解、自己決定、自己実現」のもと、生徒自らの考える力、責任感、行動力を培う教育が適切になされており、生徒のみならず保護者にも相応のレベルを要求されていると日々痛感する。教育研究の学校であり教育実習生が頻繁に訪れ、いわゆる進学校らしい詰め込み授業は無いが、それでも国公私トップ高校への合格率は高い。附属高校が無いので中高一貫志向の受験者から人気はないが、おそらくこの学校は巷で算出されている偏差値以上にハイレベルな教育をしていると思っている。
• 校則
  私服。生徒のレベルが高く、自身で（時には周囲のアドバイスも得ながら）考えたうえで常識的な判断をくだし行動しているので、問題になることが無い。生徒の自主性を重んじ校則はほぼない。
• いじめの少なさ
  校長を始め学校全体がいじめ等について研究を重ねており、何か生じた場合はすぐに対策が取られるとのこと。子供曰く、いじめのようなレベルの低いくだらないことは生徒自身がやらないとのこと。
• 学習環境
  附属高校が無いため全員が高校受験をする関係上、進路指導は比較的丁寧できめ細やか。コロナ禍の中保護者会や三者面談などオンラインを含めて実施してくれている。また生徒の向上心も高く、難関校の過去問を持ち寄って皆で解くような雰囲気もあると子供より聞いている。
• 部活
  完全下校の時刻が早めかつ厳守されていること、教師の時間を確保することなどが適切に優先されているため、部活動に割ける時間が比較的少なめであり、強豪とされる部活動は無いかもしれない。しかし、柔道、水泳、科学関連など個人のレベルが大変高く大会出場の実績はある。
• 進学実績/学力レベル
  例年、難関国立や公立私立トップ校への進学率が非常に高い。得意分野や専門性を活かし芸術方面や工専への進学の例もある。教育熱心な家庭の子女が多いことをしばしば感じる。
• 施設
  体育館が通常サイズの２倍ある。その他の施設は古いが清潔に保たれ丁寧に使われている。理科室などは設備が充実していると聞いている。
• 治安/アクセス
  閑静な立地、大学構内に校舎があるため、治安は非常に良い。
• 制服
  制服が無く、私服で登校している。質素で品位のあるもの、という最低限のルールについて自ら考え全員が適切に守っているため、服装に関して問題があったという話は聞かない。古い大人が考える「ルールを守らず風紀が乱れる」「おしゃれに気をつかいすぎ色気づいて勉強が手に付かない」など杞憂にもほどがある。

入試に関する情報

• 志望動機
  公立中高一貫校の併願として受験した。いざ入学してみたら、内部生（幼稚園小学校からの内部進学した生徒）と外部生（中学受験して入学した生徒）の壁など存在せず、非常に仲良く楽しく協力しあって課題や部活に取り組めている。コロナ禍で大半の学校イベントは中止になってしまったのが残念だが、すべてにおいて恵まれた環境にあるありがたい学校である。

感染症対策としてやっていること

時差登校、オンライン授業(貸与PC持ち帰り）等。その他、室内換気、健康管理表提出、消毒等通常どおり実施。