あん摩マッサージ指圧師を目指せる進路は？進路別のメリット・デメリットを解説！

2022年03月01日

はじめに

本記事では、あん摩マッサージ指圧師になるための進路についてご紹介します。あん摩マッサージ指圧師として働くためには、国家資格を取得する必要があります。では、そのあん摩マッサージ指圧師国家資格を取るための進路はどのようになるでしょうか。あん摩マッサージ指圧師の進路について説明していきます。

あん摩マッサージ指圧師になるためには

あん摩マッサージ指圧師は医療分野における国家資格です。ですので、あん摩マッサージ指圧師になるためにはあん摩マッサージ指圧師国家試験に合格し、あん摩マッサージ指圧師の資格を取得する必要があります。そして、その国家試験の受験資格を得るためにはあん摩マッサージ指圧師の専門学校に3年間通い、必要な科目を履修しなければなりません。

国家試験は毎年2月に実施されるため、最終学年の2月までに必要な単位数を取得し、卒業内定をもらってから国家試験に挑みます。そして、3月中旬に合格を確認し、養成校を卒業できれば晴れてあん摩マッサージ指圧師になることができます。

あん摩マッサージ指圧師国家資格の受験資格を取得するためには専門学校に通う必要があります。しかし、例外として、2021年12月現在、あん摩マッサージ指圧師を目指せる大学が1校だけあります。その1校である筑波技術大学は視覚障碍者のみしか入学を許可していません。したがって、視覚障碍者に対する例外として大学に通う選択肢はありますが、あん摩マッサージ指圧師を目指す健常者の方は専門学校に通い、受験資格を取得するという一択のみとなっております。ちなみに、健常者の方が通える専門学校は全国におよそ25校あります。

あん摩マッサージ指圧師の就職活動について

あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得できるのは毎年3月中旬となっております。そのため、資格取得後に就職先を探しても手遅れの場合が多いです。ですので、一般的な就職活動の時期は最終学年の7月～12月あたりになります。つまり、多くの学生は就職先から内定をもらった状態で試験を受け、無事合格したら就職することができるのです。また、専門職の就職活動は個人で進めていくわけではなく、学校のサポートを受けながら進めていくことが基本です。学校先に求人票が寄せられますので、そこから自分の働きたい場所を選ぶことが多いです。また、実習先で推薦や内定をもらえる場合もあります。就職に関する詳しい情報やテクニックは学校入学後に詰めていくことになります。ですので、就職サポートが手厚い学校を選択することが希望の職場で働くためには重要といえるでしょう。

まとめ

当記事ではあん摩マッサージ指圧師になるための進路について説明してきました。あん摩マッサージ指圧師になるには専門学校に通い、国家試験に合格する必要があります。そして、学校に入学後、学校の手厚い就職サポートを受けながら、就活を進めていくこととなるでしょう。あん摩マッサージ指圧師の専門学校の選び方に関して詳しい情報を載せている記事もありますので、ぜひそちらもご参照ください。