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歯科助手になれる専門学校の選び方とは?選び方の軸をご紹介!
2022年03月01日はじめに
この記事では、歯科助手の専門学校の選び方について解説しています。
目次
専門学校に通うメリット
歯科助手になるために専門学校に通うメリットは、そこで学んだ知識を活かして即戦力になれること、医療事務の勉強をすることで将来の選択肢を増やせることです。そのため、それらのメリットを活かせるような専門学校を選ぶことが大事です。
専門学校選びの軸①:専門的な知識を学べるか
敢えて専門学校に通うのであれば、業務に役立つ知識を学んでおきたいと考えるのは必然でしょう。実際、歯科医院の医療事務に関する専門知識を学べる専門学校は存在します。
【歯科助手を専門に学べる専門学校の例】
東京医療秘書福祉専門学校 歯科アシスタント科(1年制女子)
日本医歯薬専門学校 医療事務IT学科 歯科助手コース(夜間1年制)
慈恵歯科医療ファッション専門学校 医療事務学科 歯科アシスタントコース(2年制女子)
また、独学や働きながらの取得が難しい以下のような資格を取得することも考えられます。このような難関資格を在学中に取得できる場合、専門学校に通う価値が高いです。
【歯科助手に関する難関資格の例】
甲種歯科助手資格(日本歯科医師会認定)
日本歯科医師会が認定している資格です。実務経験がない場合420時間の訓練時間(実習含む)が必要となるため、専門学校に通って取得するのがおすすめです。
診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)(日本医療保険事務協会認定)
→医療事務の資格の中では最も難易度が高いと言われる診療報酬請求事務能力認定試験の歯科バージョンです。受験者数は少ない(第54回歯科試験は62人)ですが医科と同じく合格率は30%前後と低いうえ医療機関からの評価も高く、専門学校に通って取得する価値のある資格です。
専門学校選びの軸②:将来の選択肢を増やせるか
歯科助手以外の進路も考えている場合は、歯科助手の業務を含めた医療事務全般を学べる専門学校を検討しましょう。診療以外全般の仕事に関わるという点で、歯科助手の業務と医療事務の業務は共通する部分も多く、医療事務の知識がまるで役に立たないということはないでしょう。実際、医療事務学科を卒業して歯科医院に就職する例もあります。
専門学校の選び方
2つの軸と立地で探す
歯科助手や医療事務を学べる専門学校は数が少ないです。そもそも通える範囲に条件を満たす専門学校が存在するのか確認しましょう。
学費で決める
専門学校の費用は年間50~100万円前後かかります。歯科助手になれば数か月で稼げる金額ではありますが、候補としている専門学校が本当にその出費に見合う価値があるのかは自分の目で判断しましょう。
【歯科助手・医療事務を学べる専門学校の学費の例】
東京医療秘書福祉専門学校 歯科アシスタント科(1年制女子):102万円
日本医歯薬専門学校 医療事務IT学科 歯科助手コース(夜間1年制):66万円
慈恵歯科医療ファッション専門学校 医療事務学科 歯科アシスタントコース(2年制女子):171万円
なお、専門学校に通う予算が200~300万円程度あるのであれば、国家資格である歯科衛生士の養成所に3年間通うという選択肢も検討する価値があるでしょう(中には100万円前後で通える養成所もあります)。
自分の目で確認する
資料請求やオープンキャンパス、実際に通う人の話を聞いて総合的に判断しましょう。他の専門学校(歯科衛生士含む)や通信講座、高卒で就職した場合との比較も忘れずに行いましょう。
口コミを見てみる
入学したい専門学校の候補が決まったら、その学校の口コミを見てみましょう。口コミは学校側からの情報ではないため、学生目線でのその学校の評価が分かります。「学校のHPにはこう書かれているけど、実際のところどうなの?」などの疑問をお持ちの方は、口コミを見てみると新たな発見があるかもしれません。
専門学校の口コミがわかるサイトもあるので、気になる方はご参照ください。
おすすめの専門学校
東京医療秘書福祉専門学校(歯科アシスタント科)
全国的にも珍しい歯科助手専門の学科を設ける学校です。1年制ですが独学での取得が難しい難関資格を複数目指すことが出来るうえ、実習や就職活動に向けた講義など充実したカリキュラムが特徴的です。また、歯科アシスタント科の歯科医院就職率は100%となっています。
【目指せる資格の例】
歯科医療事務検定1級
甲種歯科助手(卒業と同時に取得可能)
診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)
歯科助手検定1級
秘書技能検定2~3級
横浜医療情報専門学校(医療事務科)
歯科助手コースはありませんが、2年制の医療事務科で歯科助手を目指すことが出来ます。1年目は医療事務の基本を学び、2年目で医療事務コース・医療情報コースなど複数のコースから進路を選ぶことになります。診療報酬請求事務能力認定試験などの難関資格が取得可能であるほか、歯科助手や医療事務をはじめ様々な職種を目指せる学科です。
【目指せる職種の例】
医療事務
医療秘書
医師事務管理事務作業補助者
歯科助手
看護助手
まとめ
歯科助手の業務を専門的に学べる専門学校はそれほど多くありません。そのため、歯科助手として働くにしても医療事務全般を学べる専門学校に通うという選択肢があります。専門学校を選ぶ際はそもそも専門学校に通わない、歯科衛生士の養成所など別の専門学校に通うといった選択肢も検討したうえで判断しましょう。
当記事に記載の数値や事実等に関しては、下記サイトの情報を基に作成しております
- 東京医療秘書福祉専門学校歯科アシスタント科
- https://www.sanko.ac.jp/tokyo-med/course/dental/
- 日本医歯薬専門学校医療事務IT学科歯科助手コース(夜間1年制)
- https://www.ishiyaku.ac.jp/gakka/iryoujimu/
- 慈恵歯科医療ファッション専門学校医療事務学科歯科アシスタントコース(2年制女子)
- https://jikei.sakura-g.ac.jp/medical_business/medical_business_course_04.html
- 公益社団法人日本歯科医師会歯科助手資格認定制度
- https://www.jda.or.jp/qualification/
- 日本医療保険事務協会診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)
- https://www.iryojimu.or.jp/exam/
- 横浜医療福祉専門学校医療事務科
- https://iscs.iwasaki.ac.jp/courses/medical.html
実際に働いている人の口コミをチェックしよう!
実際に働いている人の口コミを参考に、どんな仕事なのかイメージをつけましょう!
歯科助手の 「専門学校の選び方」の 口コミ一覧
全29件
静岡県の20代前半女性
正社員 / 200万円以上~250万円未満 / 高卒
就職先:歯科医院
-
なぜその仕事に就いたのか
転職活動をしていくうちに見つけて、前職と比べて給料が良かったから歯科助手を選びました
愛知県の20代後半女性
正社員 / 200万円以上~250万円未満 / 大学卒
就職先:歯科医院
-
なぜその仕事に就いたのか
引越しをして、家の近くで腰を据えて働きたいと思ったのと、仕事を通して誰かの役に立ちたいと思ったから。
北海道の30代後半女性
正社員 / 250万円以上~300万円未満 / 専門学校卒
就職先:歯科医院
-
どのように専門学校を選んだか
元々目指していた学校が全滅で浪人する気になれず、3月中でも願書受付したている学校、かつ目指していた職種に近い専門学校を選んだ。
-
なぜその仕事に就いたのか
看護師を目指していたので、それに近い職種として歯科アシスタント科のある専門学校を選んだ
東京都の20代後半女性
パートタイム/アルバイト / 200万円以上~250万円未満 / 専門学校卒
就職先:歯科医院
-
どのように専門学校を選んだか
調理系の専門学校。 料理をするのが好きだったので、もっと知識を増やしておいしいものを作りたいと思った。 実習の多い学校を選んだ。
-
なぜその仕事に就いたのか
飲食業で働いていたが、コロナのせいで安定した収入が得られなくなり、自分でも出来そうな仕事を探した。
大阪府の40代女性
パートタイム/アルバイト / 100万円以上~150万円未満 / 専門学校卒
就職先:歯科医院
-
どのように専門学校を選んだか
製菓専門学校に進学し製菓衛生士の国家資格を取りその後百貨店などで調理補助として勤務後歯科医院で勤務
-
なぜその仕事に就いたのか
製菓では勤務先がリニューアルの為一定期間休みになる事もあり思い切って転職しました。
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