航空整備士になる方法、仕事内容、必要な資格、年収等を解説！

2022年03月01日

はじめに

当記事では、国家資格の1つである航空整備士についてご紹介しています。詳細は各記事をご覧ください。

航空整備士とは

航空整備士とは航空機に関連する国家資格で、飛行機やヘリコプターなどの整備をおこなうための国家資格です。より具体的に言うと、「航空機を構成する機体・エンジン・装備品が所定の強度や精度を保ち、正しく機能するように点検、保守する作業を行う」仕事です。パイロットなどと並んで航空業界を支える重要な職業になっており、非常に専門性の高い仕事です。以下のリンクから、そんな航空整備士の仕事内容について詳しく説明していきます。より詳しい仕事内容や、働き方、魅力などについて知りたい方はぜひご覧ください。

航空整備士の給料

航空整備士の平均年収は525万円と、日本の平均年収である433万円よりも100万円弱多く報酬を貰える職業になっています。航空整備士の給料が高い理由としては、主に2点考えられます。1点目は、国家資格が必要になる点です。航空整備士の国家資格は、資格取得までに実務経験が求められるなど取得難易度が高いです。その結果、比較的高い給与に繋がっていると考えられます。2点目は勤務の特性です。航空整備士の仕事は夜通し行われるため、夜勤による手当てが支給されます。この夜勤手当も航空整備士の高賃金に繋がっている要因の1つです。以下のリンクでは、航空整備士の給料についてさらに詳しく説明しています。就職先ごとの給与の比較や、給料アップの秘訣なども記載しています。興味のある方は是非ご覧ください。

航空整備士の資格とは

航空整備士は国家資格の1つになっており、航空機の整備をするための資格です。この国家資格を取得するためには、国土交通省が実施している国家試験で学科試験と実地試験の双方に合格する必要があります。実地試験は、国土交通省が指定する学校の課程を修了することで免除される場合もあります。航空整備士の国家資格はいくつか種類があり、そのいずれも平均合格率は発表されていませんが、おおよそ20％程度と言われています。以下のリンクでは、より詳しく航空整備士の資格について説明しています。国家資格の種類や国家試験の免除要件、資格取得のメリットなど、興味のある方は是非ご覧ください。

航空整備士のキャリアについて

航空整備士のキャリアは、航空関連の企業への就職もしくは官公庁への就職から始まります。空港で飛行機の整備に関わる方もいれば、自衛隊の航空機整備に従事する方もいらっしゃいます。このように、航空整備士としてのキャリアは人によってそれぞれです。興味のある方はぜひ以下のリンクからご覧ください。航空整備士としての就職先についてはもちろん、航空整備士の将来性や現状など航空整備士を目指す方にとって知っておくべき情報が満載です。ぜひご覧ください。

航空整備士になるには

航空整備士になるには、国家資格の取得が必要です。しかし、国家資格を取得するための進路は非常に少なくなっています。資格取得要件として試験への合格と実務経験が求められ、航空整備について学べる学校が全国にわずか10校程度しかないためです。よって、航空整備士に興味のある方は早めからの準備が必要です。以下のリンクでは、航空整備士の進路選択について詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

航空整備士の専門学校の選び方

　航空整備士を目指せる専門学校は全国に7つです。そんな少ない選択肢の中から、どうやって専門学校を選べばよいのでしょうか。結論から申し上げますと、取得できる国家資格によって選ぶと良いでしょう。航空整備士は、扱える航空機の大きさや整備の種類によって国家資格が分かれています。そして、専門学校によって取得できる国家資格が違います。そのため、自分が将来携わりたい整備業務を思い描くことで専門学校選びが進むはずです。詳しい専門学校の情報については以下のリンクからご確認ください。

実際に働いている人の口コミをチェックしよう！

航空整備士として実際に働く方にアンケートをとり、仕事に対する満足度を5段階で評価してもらいました。
実際に働いている人の口コミを参考に、どんな仕事なのかイメージをつけましょう！

航空整備士の口コミ一覧
全4件

宮城県の30代後半女性

正社員 / 250万円以上～300万円未満 / 大学卒

就職先：航空会社

総合満足度

2.4

仕事内容（満足度2）

人の命を預かる仕事なので、緊張感を常に持って働いている。人に感謝された時は嬉しいです
ワークライフバランス（満足度3）

休みは少ないです。残業も多いので正直過酷ですが、お客様の笑顔のためになんとか頑張っています
年収（満足度2）

年収はかなり低いと思います。ですが、少なくても頑張らないとお客様に迷惑をかけることになるので、一生懸命頑張ります
仕事の将来性（満足度2）

旅行する人が最近また増えてきたので、そのために飛行機は必要不可欠です。なので、今後もこの仕事は世の中にとって必要とされると思います
女性の働きやすさ（満足度3）

正直男社会だと思います。力仕事ですし、精神面においても女性にはかなり重荷な気がします。ですが、本当にやりたいことをやるのが一番なので否定はしません
なぜその仕事に就いたのか

自分のやりたいことができるとおもったから。航空の仕事をするのが夢だった。人の役にたちたかった

東京都の30代後半男性

正社員 / 300万円以上～350万円未満 / 大学卒

就職先：航空会社

総合満足度

3.5

仕事内容（満足度4）

飛行機を安全に運航することにやりがいを感じています。飛行機に乗るお客様は特別な出来事なので、ワクワクしながら乗りに来られるとおもいます。その期待に応えることがやりがいです。
ワークライフバランス（満足度3）

中々思った通りに休みが取れないことが少し不満ですが、やりがいはあるし、毎日が充実しています。
年収（満足度4）

飛行機の仕事に携われて、好きなことができているので、年収には満足しています。よくを言えばもう少し欲しいです。
仕事の将来性（満足度3）

航空業界は一つの事故や感染症で、経営が不安定になるので、そこが将来不安です。しかし、やりたいことができているので満足もしています。
なぜその仕事に就いたのか

飛行機が好きで、飛行機の仕事に携われると思って整備士の仕事につきました。実際毎日のように飛行機に接しているので今の仕事に満足しています。

大阪府の20代後半男性

パートタイム/アルバイト / 100万円未満 / 大学卒

就職先：航空機整備会社

総合満足度

1.0

仕事内容（満足度1）

やりがえのある所だなと思いましていろいろ学べる所が凄いなとおもいましたいろいろ学べる所が凄いです。
ワークライフバランス（満足度1）

いろいろと学べる所が凄いなと思ったのと物凄くライフバランスも良くていいところです
年収（満足度1）

良かった点はいろいろと学べる所が凄いなと思ったのと悪いところはもう少し充実さがないところですね
仕事の将来性（満足度1）

学べる所が素晴らしいな豊富だなと思いましていろいろ学べる所が素晴らしいなと思います。
なぜその仕事に就いたのか

いろいろな経験から学べる所が素晴らしいなと思いまして皆さんにも是非思っていただけたらなと思います。

愛知県の40代男性

正社員 / 600万円以上～650万円未満 / 高卒

就職先：航空会社

総合満足度

3.8

仕事内容（満足度4）

普通のサラリーマン等と違い運航に仕事時間が変わるため独身時はそれでも良かったが家庭を持つと仕事はしたいが家庭も大事なので葛藤がある事もあります。
ワークライフバランス（満足度3）

日常的に残業はありますが最近はワークライフバランスが取り入れられつつあるので数年前よりは良くなっている。
年収（満足度4）

色々な付加的な業務もあるためもう少し上げてもらってもいいのかなと感じます。どの職業でも同様かと思いますが。
仕事の将来性（満足度4）

航空機は更にコンピュータによる整備が進むので整備性は良くなると思うが最後はやはり人の手により修理や交換等が必要になるので将来的にも無くなる職業とは思えない。
なぜその仕事に就いたのか

飛ぶことに憧れていたが操縦士になるにはハードルが高く（頭脳的、身体的に）、近い職業を探した時に整備士としての道があった。