島根農業従事者専門学校一覧(1校)｜口コミ・ランキングで比較【みんなの専門学校情報】

農業科では、複数の専攻に分かれており、有機農業専攻、野菜専攻などの5つの専攻があります。有機農業専攻では、学生は大型特殊自動車運転免許（農耕用）などの資格取得を目指し2年間勉強し、農産会社などに就職します。野菜、水稲等の品目について、露地圃場、ハウス、水田を利用して育苗から収穫、出荷まで一貫した有機栽培の基本技術を実習により身につけます。座学では、他専攻との共通科目のほか、専門科目として有機の基礎理念、土作り、輪作、病害虫防除の方法などの知識を習得します。野菜専攻では、学生は農業機械士などの資格取得を目指し2年間勉強し、農産会社などに就職します。メロン、トマト、キュウリなど県の生産振興品目を取り上げ、学生１・２名が１棟ずつ栽培ハウスを管理しながら、育苗から収穫・出荷までの一貫した栽培技術の習得と経営感覚を身につけます。また、島根型養液栽培システムを用い、クリーンかつ省力的な最新技術を習得します。花き専攻では、学生は農業機械士などの資格取得を目指し2年間勉強し、農産会社などに就職します。きく・トルコギキョウ・シクラメンなど「島根の花」振興品目を基本として、１年時には生産プロジェクト、２年時には卒業論文プロジェクトに取り組み、育苗から収穫・出荷までの一貫した栽培技術の習得と経営感覚を身につけます。果樹専攻では、学生は農業機械士などの資格取得を目指し2年間勉強し、果樹園などに就職します。主要果樹であるぶどう・柿をはじめ、梨・桃などを栽培し、特に施設栽培では、自動谷換気装置、かん水設備等を充実させ、日々の実践を通して、栽培技術・知識を習得しています。肉用牛専攻では、学生は家畜人工授精士免許などの資格取得を目指し2年間勉強し、畜産会社などに就職します。肉用牛の低コスト生産技術を身につけるため、実習では、飼料の自家配合や牧草地での大型機械を使っての飼料作物の栽培・収穫・サイレージ調製も実践します。また、繁殖牛では、毎日の飼育管理や観察を通して授精適期の見極め、自家保留牛による肥育技術も「しまね和牛」に適した肥育管理技術の実践を行っています。その他、人工授精師の資格取得に向けた技術の修得も併せて行っています。

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