イラストレーションコースに関する評価

• 総合評価

  可もなく不可もなく、と言った感じです。
  私は在籍中、仲のいいと言える友達も居ましたし、仕事も6月からちょこちょこやっていました。
  
  しかし卒業後までイラストで末永くお仕事をしたいのであれば、相当の画力と技術を短期間で身につけなければいけません。大抵の人は1年で画力も技術も急成長！と上手くはいかないと思いますし、オススメはしません。
  
  既にある程度の技術や画力が身に付いている人、趣味で絵を描くのが好きで極めたい人ならいいと思います。

• 就職

  私の入学した年度は大原学園と合併してから初めての試みに挑戦するということも多く、スケジュールがとてもキツキツに詰め込まれていました。
  
  特にイラストレーション学科は1年制なため、1回でも休むとその1回の休みが大きく響いてるような気がしました。(個人の感想です)
  
  著名な人の殆どは声優学科や漫画学科から卒業した人が多く、就職率で言うならば「自分次第」としか言いようがありません。
  
  大原系列とはいえ、イラストで何か資格を取得するようなカリキュラムはありませんし、画力の向上をするにはひたすら絵を描き続けるしかありません。
  
  クラス内は少人数(約10人くらい)で比較的大人しめな子が多いので、口を聞く子とそうでない子の偏りは激しいと思いますが仲のいい子が出来れば通うこと自体はそんなに苦にはならないでしょう。
  
  授業内で分からない事があった時は先生に積極的に聞きに行きましょう。担任の先生にもよるかもしれませんが、先生から「どうしたの？」とは一々聞いてくれません。
  (注意：対人関係の相談をする際にはあまり返答に期待しないこと)
  
  イラストというカテゴリー自体感覚的なものなのでこれもまたいい返答が来る時ばかりではありません。

• 資格

  ・イラストレーション学科に資格を取得する授業はない。
  ・分からないところは聞けば教えてくれる。(但し授業内で取り扱った課題に限る。私的に描いたイラストや対人関係の悩みに対しての応えは期待しないほうがいい。)

• 授業

  ・授業内での指導は親切な方だと思う。
  ・授業外(休み時間、放課後、補講)は殆ど自分で何をするのか考えてやらなければいけない。(先生は何かあれば呼びに来てくれ程度で、傍で作業を見ていてくれる訳じゃない。)

• アクセス・立地

  ちょうど神保町と水道橋の真ん中らへんに立地しています。
  若干ではありますが、水道橋の方が近いかもしれません。
  
  千代田区にある学校なのでコンビニや食べるところに困る心配もないです。

• 施設・設備

  ・自販機(140~160円)、休憩スペースあり。
  ※休憩スペースは全学科全学年の生徒共有スペースのため、偶に声優学科の人が来ると賑やかになります。
  静かな時間、ひとりの時間を過ごしたい人は外に出るしかありません。(時間を守れば外に出て外食してきてもOKです。)

• 学費

  休んだり、サボらなければ妥当でしょう。
  しかし1番早い人だと6月からお仕事を始める人も居ます。
  仕事が出来るかどうかはその都度、クラス内全員で選抜試験を受ける事になるので在籍中に1度もその選抜に選ばれず仕事が出来なかった。などがあれば不満に感じるかも知れません。

• 学生生活

  イラストレーション学科は小規模で毎年約10~15人程度が入学するそうです。男女比も毎年違います。
  
  私の入学した年は男子4：6女子だったのですが、4月初めから無断で遅刻やサボる人も多かったので仲良い=その子が毎日来るとも限らない環境でした。
  
  仲が良くて出席率も自分と合う子を見つけられれば友人関係はそれなりに充実してると感じられると思います。

学科における希望業界への就職率

• 10％以下

  30％程度

  50％程度

  70％程度

  90％以上

  ※上記は投稿者の感覚による数値となります

感染症対策としてやっていること

卒業後、最後に伺った時は在籍中の生徒及び関係者以外は立ち入り禁止。マスク必須。 入り口を入ると長テーブルの上にアルコール消毒液が設置されており、職員の誰かしらがひとりで入場者の手のひらに消毒液をかけていました。 現在はオンラインでも説明会も実施しているそうです。 ※最近のオープンキャンパスの状況を知りたい方は公式Twitterを確認することをオススメします。(Twitterアプリ内で学校名を検索すると出てきます。)