イラストデザイン学科に関する評価

• 総合評価

  アートデザイン学校に所属していました。
  設備が良くないです。シールの印刷機(自動でカッティングしてくれる)も故障、シルクスクリーンの機械も故障、テキスタイルデザイン用の布印刷機も故障。故障だらけで、作品制作の時は外注するしか方法がなく、お金もばかにならなくて貧困学生であれば、作品制作が厳しいと思います。あと一年生の時は絵の具を使う授業ばかりで絵の具代がやばかったです。去年まで、40?50台ほどあったと思われるパソコンの内半分のmacがAiがすぐにフリーズするほど古いパソコンだったのですが、去年遂に遂に新しいmacになり、AdobeソフトもCCになりました。ペンタブも来ました。学生の9.5割がオタクなのでデザイン関係は重視されていないらしく、声優やアニメ漫画の勉強、クールジャパン文化に優しい様な気がします。声優学科の教室内に入ったことのある他校の知り合いに聞いてみると、声優学科の設備はすごく良かったと言っていました。六甲アイランドはアクセスが悪いので、姫路やそれより西に住んでいる人は通学が大変だと思います。
  唯一、デザインを基礎からしっかり学べたところは良かったと思います。

• 就職

  私は自分で見つけたEC運営会社のデザイナーで就職しました。先生に積極的に聞きに行かない人はほぼサポートして貰えないと考えてください。2年しかないので、授業が詰め詰めなため、2年生の夏にも就活ではなくやっと授業でポートフォリオに手を付け始めます。自分で動かない人が就職活動を始めるのは11月ごろで、中にはぐすぐずしていて就職できない人もいます。学校に来る求人は、大体ゲーム会社か、アニメ関係なので、ゲーム系じゃないデザイン会社は僅かです。自分でハローワークやインターネットで求人を探したり、面接練習も全体では1度しかしないので、自主的に先生に面接練習をお願いしたり、活動することが大事です。

• 資格

  一年生の時には授業で手取り足取り、非常勤講師の方が教えてくださって、イラストレーターとフォトショップの技能検定と、色彩士検定を取得できます。

• 授業

  全体的に考えると、デザインの基礎の学習は充実しています。
  2年になってからはイラスト、モノデザイン、グラフィックに専攻が分かれてかなり専門的な勉強が出来ます。(わたしの後輩からは専攻が微妙に変わっているようです)
  卒業制作や進級制作も、先生が沢山アドバイスをくれます。
  しかし、先生の人数が少ないので、こちらも自分で積極的に先生を捕まえに行かないと駄目です。与えられるだけの高校とは大分違いますね。

• 施設・設備

  学科の評価に同じです。

• 学費

  学科の評価で書いたことを考えると、学費が高い割には...という感じです。わたしの時はmacが一新したのでまだよかったのですが、わたしの先輩なんかは...。
  校外学習はバス出ません。交通費も全て実費です。担任が急に京都に校外学習を組み込んで来たりしてバイトがある日は大変です。

• 学生生活

  デザイナーを目指す人はみんながライバルなので、微妙に壁があります。
  人と学年によりますが。
  学科同士の交流はほぼ無いです。