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文章表現の先生がもういないなら価値なし

2012年入学 / 卒業生 / 女性
  • ★★★☆☆
  • 就職1|資格2|授業4|アクセス5|設備3|学費3|学生生活2

この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。
  • 総合評価

    ゼミや選択科目の一般教養を除いて授業は全員同じだが、雑誌編集と広告、ライターの3コースがあったと思う。雑誌編集やweb制作、コピーライティング、文章表現など、分野ごとにその業界で活躍している(していた)先生がいて仕事のイメージが湧きやすくてよかったが、1年次しかない授業もあって2年次からはDTPに偏っていた印象。もう少し掘り下げたかった取材手法やweb制作の授業はなくなったし、CM製作も含めた広告の授業は最初からなくて、広告コースの子は中退したり、進路を変えたりしていた。文章表現の先生だけが突出してレベルが高く、その先生の存在でもっているような学科だったように思う。その先生も見込みのある生徒だけに積極的に声をかけて指導するタイプ。マスコミ業界志望というより文章表現を磨くために入学し、先生に目をかけてもらえた私はかなり有意義な学習が出来たが、そうでない子は物足りなかったかもしれない。就職率はかなり低かった。学科20人ほどのうち、学んだことを活かせるような企業に入れたのは私を含めて3人だった。学科の卒業が毎年採用されているような出版社などもあったので、本人の努力次第というのもあったが。

  • 就職

    前の項目と重複するが、就職率はかなり低かった。でも、就職相談室があって、面接の練習や自己PRの添削などサポートはしてくれたし、授業の中で履歴書の書き方や一般常識、時事問題の知識をつけることが出来た。大学生が1人で準備して就活に臨むよりも、かなりしっかりした対策が出来たと思う。学校宛に出版社などからの求人も来ていたし、毎年のように卒業生が毎年されている会社もあったのが、結局学科20人ほどのうち学校で学んだことを活かせる企業に入れたのは3人。学校側のサポート不足というより、本人の努力次第だったのかもしれない。せっかく専門学校に入ったのに、何しに来ているのだろう?と思うほどモチベーションの低い子もいた。

  • 資格

    ビジネス文書や秘書検定などは授業を真面目に聞いていれば簡単に取れたし、学校が試験会場だったものもありかなり取りやすかった。ほかに色彩検定や日商PC、簿記などの資格対策も充実していたので、2年間で履歴書に書ける資格がぐっと増えた。でも、そういう授業は態度の悪い別の学科と合同だったのもあって進みが遅く、物足りなさもあった。DTP検定とか、マスコミ学科ならではの資格対策はなかった。他の学科の人が授業態度が良くなくてもトリマーやショップ店員など希望業界への就職率が高かったのに対して、マスコミ学科の就職率が低かった原因の一つにはそういったこともあるかもしれない。

  • 授業

    先生によって授業の精度に差があった。広告の授業は深めれば就職に有利な知識を身につけられたのかもしれないのに、かなり考え方の古い先生が来ていてどこが何に役立つのかわからなかった。毎回宿題が出て優秀なものが発表されたが、皆のモチベーションが低すぎて提出していない人の方が多いような時もあり、毎回発表される方はいつも恥ずかしい思いをした。DTPの授業の先生は2人いて、どちらも知識が豊富だったが、一方はやる気を削ぐような発言が多く教師としてはやや問題があるように感じた。入学時に買わされる教科書や辞書で全く使わないものもあって、金の無駄だと思った。

  • アクセス・立地

    阪急梅田からだと徒歩30分弱、京阪淀屋橋駅からは10分弱くらい。駅からとても近いわけではなかったが、街中にあって帰りに遊びに行けるところが多かった。

  • 施設・設備

    イラストレーターやフォトショップなどのソフトが入ったパソコンのある部屋は1室しかなく、特に1年次は放課後に課題をやろうにも先輩たちが使っていて入れなかったし、実践的な授業がやや少なかったのも設備の少なさが原因だと思う。

  • 学費

    私自身は特に高いとは感じなかったが、学費が払えずにやむなく中退した子もいた。使わない教科書や辞書を買わされたり、あまり仲の深まらない一泊研修があったのは金の無駄と感じた。

  • 学生生活

    私は大卒で入学したので多くの同級生とは4つ歳が離れていて程よい距離感で付き合えたと思うが、高卒で入ってきた子はまるで中学生のような仲違いを起こしていた。よせばいいのに学科ごとに出し物をする学園祭もあって、当然団結できるはずもないので学科の雰囲気はますます悪くなった。学科の中で1組だけカップルがいたが、その2人が別れてからは腫れ物に触るような感じでさらにギスギスしていた。私と同じように大卒で、しかも遠方からわざわざマスコミ業界を志して入学したのに、学科の雰囲気に馴染めずにすぐ退学した人もいた。ほとんど学校に来なくて、留年したのか退学したのか定かでない人もいる。就職がぽんと決まった人とそうでない人の溝も深かった。

口コミ投稿者の情報
所属 ライターコース
この学科で学べること
学科
ビジネス文書検定とビジネス検定は授業を真面目に聞いていれば必ず取れる。3級は学校で一斉に試験が受けられた。色彩検定や日商PCなども対策授業があったが、これは選択科目で他の学科と合同。学科の授業としては、1年次にはDTP、web制作、広告、コピーライティング、取材手法、雑誌編集、文章表現などの授業がある。2年次にはweb制作や取材手法の授業はなくなってしまう。英語の授業や時事問題、一般常識を身につける授業があるほか、面接やエントリーシートなどの就活対策授業がある。
コース・専攻
中心は文章表現。角川出版の元デスクが担当の先生で、寺山修司とも親交があった本物の俳人。毎回、「水」「切手」などのお題が与えられ、原稿用紙1枚くらいで作品を書く。提出したものは赤ペンでびっしり添削されて返ってくるので、真面目に取り組めばかなり文章力が鍛えられる。ゼミでは絵画から物語を生み出したり、既存の作品から感じたことを話し合ったり、物語の続きを考えたり、より高度な学習が出来る。卒業制作は好きなようにテーマを決めて物語を書く。途中で何回か提出する機会があり、細かくアドバイスしてもらえる。
取得した資格 ビジネス検定、ビジネス文書検定、秘書検定。色彩検定や日商PCなども授業を選択すれば対策できる。
就職先 新聞記者
学校が返信できない口コミ

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投稿者ID:396338
2017年10月投稿

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