介護福祉メディカル科に関する評価

• 総合評価

  医療的ケアが必須になり、社会福祉主事の科目と並行して学ぶため、かなり無理な詰込み授業だった。例年、卒業時共通試験が卒業年度の後期試験と重複するため勉強時間の確保も困難でした。
  
  一番困ったのは実習指導です。施設毎に担当が決まっていて、非常勤の先生が担当する場合は（学校以外での勤務があるため）仕事が休日の時しか実習中の対応ができません。実習先で問題が生じても、担当教員の対応ができないと常勤の先生でなければ学生任せになります。自分で施設や実習担当者との折衝をさせられるためかなりの負担になります。
  
  講義も国家試験が義務化されていないため、グループワークが多く作品を作りをすることも多かったです。この種の課題は、期限までに完成が求められ、放課後に残ったり持ち帰りをして完成させていました。

• 就職

  求人は多いですがＯＢ訪問では採用担当者から定着率が悪いと説明がありました。毎年、実習先に就職する方がいて離職する方も多いです。欠員補充で毎年、学校に求人が来るようです。

• 資格

  国家資格とそうでない資格が混在していて、就職先で評価されるのは介護福祉士だけと思った方が良いです。様々なオプション講義もありますが、講習受講で取れるようなものも多く国家資格ではないことを覚えておく方が良いでしょう。

• 授業

  テキストを使わない授業が多いです。高いテキストを大量に購入させられます。購入は義務だと言いますがほとんど使わずレジュメ中心です。実務での経験を話してもらえることもあり先生によっては、役立つものあります。

• アクセス・立地

  通学は便利です。近鉄と地下鉄の両方あります。ただ周囲にコンビニが少なくかなり遠いです。飲食店も国道まで出ないとないですし。

• 施設・設備

  とにかく狭い。職員用の会議室もないくらいです。エレベーターがないため４Ｆまでは階段です。演習室の関係で数班に分けて練習するためバイトの曜日と重なると困ります。

• 学費

  高いです。金額と内容が釣り合っていない。実習費は授業料以外に別途発生しますが学校説明会で発表がなかったと不満を口にする学生が多いです。私も聞いていませんし。
  
  パンフレットの片隅に小さく書いてあり「これで説明しているというのが教員の見解でした」

• 学生生活

  全国から集まってくるため、交友は広くなります。