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名古屋調理師専門学校
早くから調理の世界にどっぷりつかれる
就職4|資格4|授業5|アクセス3|設備4|学費4|学生生活3
調理師本科に関する評価
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総合評価
全体的にプロを意識しているので厳しいところもありましたが、自主性を重んじる風潮だったので積極的に意欲のある生徒にはしっかりとサポートしていただけます。また私生活の相談ごとにも乗っていただけたりとよい雰囲気でした。
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就職
就職実績はほぼ99%くらいは決まっていたと思います。ただ自主性を重んじているので基本的に個人でアポをとったりと活動していくことになるので大変かと思いますが、わからないこと・不安に思っていることは相談すればアドバイスをくれたりサポートはしてもらえるので自分の行動力にかかっているところが大きいと思います。特に学校としては評価が低いわけでもなく、東海三県あたりなら学校名を出してもわかってもらえると思います。
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資格
国家資格の取得はちゃんと授業に出てテストで点を取るという当たり前なことができていれば単位を落とさない限り卒業と同時に調理師免許が取れます。ただ、留年という制度はないので出席日数が足りなかったり単位が足りないことが途中でもわかればその時点で自主退学(進路変更)となりますのでその点は厳しいところかもしれません。取れる資格は卒業時に取れる調理師免許のほかにも、任意で食育インストラクターやホームヘルパー3級、フードコーディネーターなどがあります。卒業が近づくと、将来専門調理師の資格取得に必要になる筆記テストも受けられます。こちらは落ちても調理師免許は取れますが、実務経験を積んで専門調理師の資格を取ろうと思った時に受かっていれば筆記試験が免除となるため受かっておいて損はないです。
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授業
授業内容は包丁研ぎや持ち方など基礎中の基礎から始まるのでいきなり難しいことからは始まりません。ただ進みは早いと思うのでしっかりと集中することが大切になります。実習については基本三時間で一実習となります、時間割的にみると3コマぶっ通しとなります。まず先生がデモンストレーションで一から作りそれを踏まえて班ごとに分かれて調理から後片付けまでを時間内に行います。わからないことはデモ中や終了後でもしっかりと聞いたほうが良いです。進みが早いのでその場その場で疑問を解決していかないとついていけなくなります。実技のテストは学期終わりにありますが、ほかにも先生ごとに小テストがあったりします。実習中にも練習の機会は設けてくださいますが、基本的には自宅練習となります。出来上がったものを持っていけばコメントとアドバイスをいただけるのでそういうところで課題をクリアしていくことになります。やる気のある生徒に関してはそれに応えてくれる先生方ばかりですのでどんどんぶつかっていくといいと思います。
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アクセス・立地
最寄駅は名鉄の神宮前駅か堀田駅、JRの熱田駅になります。基本的に地下鉄利用で来る人は堀田からが多いです。神宮前も堀田からも歩く距離はあまり変わらないですが、遠方から来る場合快速特急や特急が神宮前にしか止まらないのでそちらをおすすめします。学校の周りは静かな商店街と住宅街で都会的ではないです。歩いていけば熱田のイオンもあります。学校帰りは駅から名古屋駅や歩いて金山駅周辺で買い物や遊ぶ人が多いと思います。通っている人は名古屋近郊か愛知県の人が多く県外でも電車で通っている人が多かったです。私は県内住でしたが片道2時間かかるため学校近くのアパートに一人暮らししてました。家賃もそんなに高くないですし通学時間の分練習にまわせるので時間のかかるところに住んでいるのなら一人暮らしも手だと思います。
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施設・設備
学校は六階建ての校舎で生徒は基本階段移動のみです。各回に実習室が2部屋と普通教室があったので全体として実習室が多いです。各実習室はフランス、イタリア、日本、中国、製菓、レストラン形式と分野ごとに特化していて授業内容によって部屋の指定が変わります。実習でつかう設備は業務用ばかりなので慣れないうちは重かったり扱いにくかったりで大変かと思います。また土日等に特別講座といわれる人数指定の授業があり、こちらは希望者が追加の授業料なしで学科の垣根を越えて受けられます。普段の授業では取り扱ってない高級食材を使ったり、チョコや飴細工などピンポイントに特化したものが受けられるのでどんどん参加してほしいと思います。調理学校で基本的にすべての分野を広く学ぶことになるので製菓などで使われる専門器具が少ないかなという印象があるので特定の分野(特に製菓)を学びたい場合はそれ専門の学校のほうがよろしいかと思われます。
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学費
学費全般に関しては私学になりますし自分専用の包丁セットだったりコックコートだったりと揃えるものが多く、授業で扱う食材も特殊なものがあったりするので高いと思います。ただ特待生制度があり、試験に合格し一定の条件を満たせば学費の半額免除があります。こちらは入学試験時に受かれば、その後の成績不振や素行不良がよっぽどない限りは継続してうけられますので、それらを利用するというのもよいかと思います。補習について、筆記試験で単位認定点まで満たない(いわゆる赤点)をとりますとそのままでは卒業できませんのでレポート提出で補填する形になります。その際再審査料として一科目ごとに1000円かかります。難しいことではないのでテスト点はしっかり取ってください。実技の補習は再審査料と材料費の両方がかかります。実技については受かるまで何度でもこの再審査料と材料費がかかるのでこちらもしっかり練習してください。
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学生生活
学内の友人関係は年によって仲の良いところがあったり全体的に荒れてるときがあったりと本当にその年の運だと思います。基本的に学科ごと授業が違うので他学科と接点は少ないのですが、学祭やイベント・土日の特別講座等は学校全体で動くので積極的に参加すると年齢も学科も違う友人ができて面白いです。部活動については高等課程にはスイーツクラブ、それ以外の学科については料理研究会があります。これらは生徒たちの発案から発足されたので、意欲があって呼びかければ今後もそのような部活動が増えるかもしれないですね。校内にピロティと呼ばれる玄関付近の広場や五階にラウンジというテーブルとイス・自販機のあるコーナーや屋上庭園もあり、生徒が自由に利用できるのでこのあたりは交流の場にもなっています。(主に休み時間に校外にでられない高等課程が多いです)高等課程の生徒以外は休み時間は自由に校外へ出られるので外に食べに行く人や教室でお昼を食べる人が多いようです。
所属 | 調理師本科 衛生高等課程調理師本科 |
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この学科で学べること |
学科
調理師免許に必要な学科を学びます。栄養学、調理理論、衛生法規、公衆衛生、調理概論、等。調理師本科は二年間でこれらすべてを履修します。
コース・専攻
調理を学びつつ三年間で高等学校の卒業資格も取れます。特徴的なのは高校の勉強と調理の勉強の両方できるところです。本格的な調理の勉強、実習ができ高卒認定も取れるのでやりたいことが早くから決まっていればおすすめです。ただあくまで高卒認定をとるための勉強になるので正直レベルは低いです。もし卒業後に栄養士の資格をとるために進学をかんがえているようなら自主的に勉強する努力が必要です。 |
取得した資格 | 調理師免許食育インストラクターフードコーディネーター三級さらに興味があればホームヘルパー3級も取得可 |
就職先 | 家業手伝い(酪農) |
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