看護学科に関する評価

• 総合評価

  駅からのアクセスがやや不便ですが、車での通学は可能です。模型や器具などは少なく、技術の練習も大変なこともありますが、少人数制でクラス仲良く協力して勉学に励めます。付属の病院に就職してほしい。という関係者の対応が目にあまりますが、その病院に就職しようと思っているなら学費も安くオススメです。

• 就職

  国家試験に合格すれば、100%就職できます。むしろ付属の病院に就職してもらうための学校であるため、勧誘されます。他の病院に就職することを決めた私はやや大変でした。他のところに就職するためのサポートは皆無(むしろ妨害される)と思っていた方がよいです。付属の病院への就職であれば、手厚いサポートが受けられます。

• 資格

  毎年１人くらいは国家試験に落ちます。サポートと称して強制的に休日に登校させられたり、決められた問題集を買わされやらされたり。自分で決めた勉強方を実施しにくい環境だと感じました。結果、ほぼ100%の合格率なら信用できますが、学校のやり方を強制させられて不合格になったときはどうしたらいいのか？ただ、全国の合格率の統計を見ると良い方かと思います。

• 授業

  可もなく不可もなく。他の病院に勝るものはとくにないと思います。スライドは、外からの光で見にくいです。付属病院の看護師や医師が講義をしてくれますが、教科書を読んでいるだけ…。というのもありました。

• アクセス・立地

  田舎でバスの始発は間に合わず、駅からも自転車が欲しいくらいには離れているためアクセスは良いとはいえません。学校内に売店や食堂などはなく、お昼を買うにも外のコンビニまで行かなければなりません。スーパーはやや離れているため、自転車か車が欲しいところです。ただ、車での通学は許可されているため、車を持っているなら便利だと思います。

• 施設・設備

  敷地は狭く、教室も狭く、設備も充実してません。冬は寒く、夏は暑いです。物品や模型は古く少なく、取り合いになることもあります。

• 学費

  とても安いです。寮もありますが、こちらも格安です。他の学校と比べても安いと思います。公立の魅力ですね。付属の病院に就職を決めているなら、修学金制度を利用すれば、それで学費を払っても残ります。付属病院に就職して働けば修学金の返還が免除されますので便利なシステムだと思います。

• 学生生活

  少人数で、ｸﾗｽﾒｲﾄと喧嘩することもあれば協力して乗り越えることも多々あります。年齢幅はありますが、気になりません。社会人経験者も、大卒も、高卒も、年齢を越えて仲良くなれます。ただ、男性は１割程度と少ないため学内で彼氏を作るのは難しいです。