看護学科に関する評価

• 総合評価

  瀬戸市や周辺の市町村に住んでいて、看護師を目指している方にはとてもオススメです。市が運営している学校のため、同じく市が運営している公立陶生病院と強いつながりがあり、こちらの専門学校に通っている学生は卒業後そのまま公立陶生病院へ就職する方が多いです。そのため、卒業後も同じ学校で学んできた仲間と共に看護師として働くことができます。また経済的に不安のある方でも、公立の学校であるため、学費がとても安いので通いやすいと思います。大学や他の専門学校と比べ、そこが最大のメリットだと思います。もちろん、授業や実習も先生方が熱心に指導してくださいます。そのため、国家試験の合格率も毎年非常に高いです。

• 就職

  非常にオススメの学校ではありますが、地域力が高いゆえに瀬戸市周辺の病院以外への就職率が低いです。そのため、名古屋市やその他の市町村への就職を希望であると、先生との面談を通して自分の力で就活していくという形になる傾向にあるのが唯一のデメリットです。ただ、先生方は協力的ではあるので、しっかりサポートはしてもらあると思います。

• 資格

  国家試験の合格率は毎年非常に高いです。ただ、国家試験へ向けた特別な対策や補習等はなく、国家試験前2ヶ月ほどは自由登校で質問すれば応じてくれるという形です。模試は様々な会社のものをたくさんやってくれるので、模試中心に自分の得意不得意を見極め勉強していくといった形です。

• 授業

  学科では座学と実技で勉強していきます。座学では、クラス別で先生が授業をしてくださいます。実技では、何人かのグループに分かれ、そのグループ毎に先生がついてくださり丁寧に指導してもらえます。質問もしやすい雰囲気で、落ち着いて学習できます。

• 施設・設備

  比較的綺麗な校舎であり、看護師としての技術を学ぶための設備は十分に整っています。休み時間には開放していたりして学生が練習のために使用することもできます。校舎の造りも、学生が休憩時間にはくつろぎやすい雰囲気になっています。

• 学費

  市が運営している公立の専門学校のため、非常に学費が安いです。私が通っていた時は、授業料が前期9万後期9万の年間18万でした。その他、教科書代や実習費用など諸費用はかかりますがそちらを加味しても非常に通いやすい学費だと思います。また、公立陶生病院からの奨学金制度もあり、利用していくと更に負担も軽減されます。

• 学生生活

  約40人で構成されたクラスが2クラスあります。3年間同じクラスで持ち上がっていきます。年に一度、運動会が市の体育館で行われ、クラス対抗なので団結力が高まります。3年間、授業や実習、息抜きのレクリエーションなど一緒に行っていくので友人関係は非常に密に、そして絆が形成されていきます。恋愛関係に関しては、看護学科であるためやはり男女比は、女性の方が多いです。そのため、学外で恋人を作る人が多いです。