作業療法学科に関する評価

• 総合評価

  作業療法学科は、理学療法学科に比べて人数が少ない分、クラスの人と密な交流を図ることができ、在学中だけでなく卒後も同期として長い間支えあえる仲間になる。特殊な職業なだけあり、先生方も個性的だが、自身の職業に対する誇りを持っており、それを学生に懸命に伝えてくれる。在学中から卒後まで非常に熱心に関わってくださり、資格取得という本来の目的だけでなく、卒後社会人として通用するよう、人間的な面でもサポートしてくれる。卒後も訪れたくなる素敵な学校。

• 就職

  実習で様々な領域を経験させてくれる為、就職先の幅が広がった。希望の領域を伝えると、募集をかけている病院を逐一教えてくれる。結局採用してもらえなかった時には、すぐに別の施設を探し連絡をとってくれた。

• 資格

  座学、実技ともにわかるまで何度も指導してくれる。国家試験前は、理解度ごと少人数グループに分け、各グループに課題を与えそれぞれが勉強しやすいよう図ってくれる。全国的に作業療法士国家試験の合格率は75％前後だが、この学校はだいたい90％台を維持している。

• 授業

  実習までに必要な知識だけでなく、手技などの技術もしっかりレクチャーしてくれる。座学は医療系なのでやはり難しいが、外部講師を招いて専門的な話をしてくれる為とても役に立つ。ただ教科書は非常に分厚いものが何冊もあり、プリントも大量にある。授業によっては意味も分からず淡々と進むものもあり、理解が難しいものも。

• アクセス・立地

  駅から離れているため、富士駅から来る場合はやや不便。自転車や原付を利用して通学していた。富士宮方面から来る場合は、大月線を通るバスが学校近くのバス停に停まる為、一本で行けて便利。（伝法二丁目で降りる）

• 施設・設備

  住宅街に建っているため敷地は狭いが、実習室がたくさんあり、設備も充実している。学生ホールは憩いの場として利用しやすいが、講堂の隣にある為講堂で授業のあるときは利用しにくい。お昼はパン屋さんが来る。

• 学費

  医療系の学校のため安くはないが、在学中のサポートを考えると妥当だと思う。実習中遠方に住む場合は、居住地を学校側が手配してくれる。奨学金制度や、学業優秀者は学費免除の制度もあり、それなりに助かると思う。

• 学生生活

  学年によると思う。専門学校なので現役生ばかりではなく、社会人入学者も多い。様々な年代の人と交流することができ、在学中から良い社会勉強になる。恋愛面はあまり期待できない気がする。人数が少ないので、限られてしまう。