看護学科に関する評価

• 総合評価

  人によって合う合わないがある学校のように思いましたが、基本は学べてよかった。教えることに熱意のある先生もいました。気になる点については、都内にあるのに比較的授業料が安い点、教員不足で忙しいなどを考えると、仕方ないのかなと思います。

• 就職

  基本的な技術や知識は、テストを受けたり、実習に行ったりするうちに身につける事ができます。外部就職する場合、就活サポートは付属病院があるため一切ありませんが、早くから動いている人はだいたいは希望の病院に就職できていたのでそんなに心配はいらないと思います。3年生になると週末に模試を受けて国試対策をしていました。

• 資格

  留年率がかなり高いです。四分の1の人は3年にストレートで上がれてなかったです。普通にテストや実習をこなしていれば、留年になることはありません。しかし、2回連続で60点以下を取ったり、テスト日を勘違いして欠席したりすると、留年になってしまうので注意していました。
  
  テストの内容は学校オリジナルなので、クセがあって解答しにくい事が多く、クセを見越して勉強する感じでした。仕方ないですが、他の学校よりもその点は厳しく融通がききにくいようです。

• 授業

  授業は分かりにくいこともありました。一部の教科では、教科書で大切なところや国試にでるところを、特に分かりやすくするわけでもなく教えるため、結局は自分で教科書を読んで学ぶ感じでした。1年時は看護に関係があるのか分からない教養の授業が多くあまり学ぶことがなく不安になった。
  
  授業ごとに先生が独自に作ったまとめプリントを用意してくれるので、国試にでるポイントなどはわかりやすかった。熱心に教えようという先生は沢山おられました。
  
  
  実習は学生の意見や考えをあまり聞かず、一方的に思い込みで注意することがあった。会話のキャッチボールが成り立たない先生もいた。言い方も無意識のうちに感情的で傷つく言い方になっている事があったので、改善してほしかった。
  
  教員が他の教員や学生の愚痴？を言ってしまっていることが多く、それが関係の悪化につながっていた。ただ、実習期間は1年なのでたえられる範囲ではあった。
  
  他校の様子と比べての評価ですが、合う合わないは人によるかもしれません。

• アクセス・立地

  駅から少し歩きますが立地は良かったです。多摩や埼玉からも学生が通っていました。

• 施設・設備

  立地が通いやすい場所でよい。設備も悪くないと思う。図書は最小限必要なものは揃っている。

• 学費

  いろいろと気になる点はありつつも、基本的なことは学べたので、学費は妥当だとおもう。むしろ安い方なのかもしれない。
  
  別の選択肢があるなら、特に授業内容や指導方法、雰囲気を比較して考えたほうがよいと思う。学校によってかなり違うようでした。

• 学生生活

  社会人経験のある人、さまざまな年齢の学生を受け入れているので、いろんな話を聞けた。そんなに人間関係は深くなく、実習時やテスト前はある程度協力はするが、それ以外は気の合う人と過ごすアッサリした感じ。1年時はいろんな理由で授業が荒れる事があり驚きました。