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専門学校東京クールジャパン・アカデミー
自主性のある「学校生活」を送れる場所
就職5|資格1|授業4|アクセス5|設備5|学費5|学生生活5
ゲーム総合学科に関する評価
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総合評価
学科内の授業の質や設備、講師についてはほとんど不満はなく、就活についてもしっかりとサポートを受けられるので、ゲーム系の企業へ短期間で就職したい人間にはうってつけの環境ではある。しかし、全体的に個人の行動力を頼りに情報を集めたり技術を磨いていく傾向にあるので、自分から動かない人や、とりあえずで入学した生徒にとっては授業を受けて帰るだけの薄い日常になる。社会に出るに当たって自主性は重要なので、自信がなくて克服したい人間にとってもいい環境だと思う。自主性がないとなんの成果も得られずに渋々ゲームとは関係ない企業に就職したり、最悪中退する事にもなる(実際に、卒業までに中退していった生徒も何人かいる)。真剣にゲーム業界での就職を考えている人間であるならば、一度体験入学に参加して雰囲気やカリキュラムを調べてみることを勧める。
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就職
まず、授業で就活に関するマナーや面接、企業説明会などの講習を週一で受けられるので、自主性に乏しい生徒でも情報を得る機会はある。それに加えて、就活に特化したブースと専門の講師が在籍しているので、個人のフットワークに比例して多くの情報を集めることができる。逆に受け身な生徒や就活に前向きでない生徒などは主体性のある生徒に比べて情報量に差が出ているようにも感じることができたので、結局は個人でどれだけ動いて質問できるかで就活の成功率が変動する。元々行動力がある人はもちろん、その点が不得意で克服したいと考えている人は専門的な知識に加えて、行動力も在校中に鍛えることができる。
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資格
自分が所属していたのが「プランナー選考」だったせいか、全く資格については授業では触れられない。資格を取得しなくても十分就活は可能だが、個人的には卒業までにExelやPowerpointなどのツールについては、資格まではいかなくても十分に扱えるようになっておいたほうがいい。また、プランナーは資格などが必要ない分、個性や他の人との差別化ができにくいため、プランナーとしての技量+他に得意なことを1つでも作ると就活に役立つと思う。(イラストやプログラムに明るいと他の学科の生徒との連携や就職後も役に立つので個人的にオススメ)
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授業
授業は、企画書や仕様書の作り方や実際に他の学科の生徒との共同作業でのゲーム制作など、実践形式なものが多く、知識と共に経験も得ることができる。講師についても、現在進行形で業界に関わっている人が多いので現場での経験談やそれに伴ったアドバイスをもらえることも多い。ただし、講師によっては授業以外に交流の場がない人もいるので聞きたいとこがあれば積極的に行動しなければならない場合もある。指導についても、時間に制限があるせいか授業では実践を主にして、質問などは個人的に受け付けるという形式をとる講師もいたりするので、講師によって対応を変えることも必要になるケースもある。結局は個人の行動力によって授業の質が変動するので、講師への質問や生徒同士での情報交換は必須である。
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アクセス・立地
最寄りに中央総務線と大江戸線、副都心線が通っているので、基本電車での移動の人が多い。学校周辺にはコンビニやカフェ、中華料理点があったりするので食についても問題ない。交通の点でも、新宿まで中央総務線で2駅なので、色んな方面から通学しやすい。そして、ゲーム系の学科の人間としては「秋葉原」まで電車一本で数駅なのが一番の魅力である。
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施設・設備
設備は、ゲーム制作の現場で使われているものと同等のスペックの機材が生徒分以上の数は揃えられているので、授業に関してはスムーズに問題なく進められる。その他にも休憩スペースや就活専門ブース、大人数を収容できるシアタールームのようなものまである。就活の授業で使われるのはもちろん、たまに生徒が大画面でゲームをしたり文化祭でゲーム大会が行われたりなど、活用頻度も高い。学校の設備については一通りそろっていて言うことはないが、一点だけ注意してほしいのが個人的な作業環境である。プランナー選考でも実際のゲームエンジンを使って作業をする授業があるが、長期休暇の課題でエンジンを使った個人制作を求められることがある。自前のパソコンのスペックが低いと、長期休暇なのに学校に行って作業しなければならないという自体になる(実際にクラスメイトで何人かはそうなっていた)。プランナー学科だからといって最低限スペックの機材しか揃えていないと、こういう事態になったりするので講師やショップの店員によく相談することを勧める(特に地元出身の人は長期休暇に帰省できなくなる可能性があるので注意
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学費
学費については、他の専門学校と比べても特別高いということはなく妥当な額だと思う。単位が足りない生徒については別途料金を支払って単位を購入できる制度があるが、普通に出席して課題を提出すれば簡単に単位は取れるので、必要になることはほぼない(課題の量と、大学と比べるとはるかに少ない部類だと思う。)。あまりゲーム系に詳しくない人への注意として、学費以外の出費に気をつけるようにアドバイスしたい。PCを持っていない人や低スペックのPCを所持している人は、PCや周辺機器の購入を考える必要が出てきたり、プランナーに必要な事として、ゲームの調査やサブカルチャー作品に多く触れる必要があり、そちらの資金で生活費が足りなくなる事がよくある。学費とは別にそちらについても考慮しておいた方がいい。
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学生生活
ゲームというジャンルの影響か、話が合う友人を作りやすい。また、ゲーム制作の授業内で他の学科の生徒との繋がりができたり、いくつかあるサークルに入れば先輩との繋がりもできやすい。コミュニケーションが苦手な人も、周りの人間の殆どが自分と同じ趣味(ゲームやサブカルチャー)を持っているので、通常の大学などよりは格段に交流が持ちやすい(それでもコミュニケーションができない人はもう頑張れとしか言いようがない)。また、自分が在籍していた時だけかは分からないが、留学生の数も多いので、他国の人のゲーム文化などがしれて面白い。ただし、日本語の習得レベルは個人によって違うので、こちらからもしっかりコミュニケーションをとることが必要。
学科における希望業界への就職率
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10%以下 30%程度 50%程度 70%程度 90%以上 ※上記は投稿者の感覚による数値となります
所属 | ゲーム総合学科 ゲームプランナー専攻 |
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この学科で学べること |
学科
ゲームプランナーの仕事内容についてはもちろん、それに必要なスキルである企画書や仕様書の制作、シナリオやゲームキャラのメイキングなど、プランナーに必要な知識は一通り学ぶことができる。他にも、選択授業でイラストや音響など、他の業種について学ぶことができたりするが、一番特徴的なのがゲーム制作の授業である。一年生の前期からいきなりチームを組んでゲーム制作を行うので早い段階で実践的な経験を積む事ができたり、実際のゲーム制作で必要なコミュニケーション力や他の学科の知識など、座学では学ぶことができないこともしっかり学ぶ事ができる。就活に関しても、一年目からちゃんとした講習や企業説明が設けられているので、授業と同時進行で就活も進められる。一年からどんどん知識と経験を積んでいき、早い人は二年生の前期の序盤で就活、内定をもらったりする。
コース・専攻
ゲームプランナーの仕事内容、企画書と仕様書の概要と制作方法、シナリオとキャラクター設定の制作方法など、実践的なものばかりです。それに加えて、選択授業でシナリオを深く学んだり、他の専攻(イラスト、音響など)について学びます。また、unity を使った授業で、ゲームエンジンの使用方法を学んだり、他のゲーム制作に携わる業種についても幅広く学ぶ事ができる。 |
この学校・学科を選んだ理由 | 元々ゲームプランナーを目指そうとは考えていました。この学校を選んだ理由は、実際に学校見学した時に、学校の雰囲気や在校生の様子、カリキュラムや就職率を総合的に見た時に、就職するための場所としてではなく「学校」として、ここが一番充実した生活を送れそうと思ったからです。ただ就活に向けて知識や技能を学ぶだけでなく、生徒や講師との交流やイベント、自分が2年間過ごす場所として選びました。 |
希望業界に就職できたか | いいえ |
就職先 | 株式会社ジャイロスタジオ(アルバイト) |