栄養士科に関する評価

• 総合評価

  私は、転職をしたいと思い社会人入学生として入学しました。最初はクラスに馴染めるかとても不安でしたが、実際に入学すると現役の子も社会人卒の人も分け隔てなく、和気あいあいとした明るい雰囲気の学校で、とても楽しい学生生活を過ごすことができました。
  授業は実習が多く、実践力や応用力を身につけられる点がこの学校の魅力だと感じました。
  やはり社会に出たら即戦力が求められるため、その基礎を学生時代に学ぶ事は重要だと思います。
  先生方は優しくも熱心な方が多く、放課後や始業前の自主練習に付き合ってくれたり、分からない事はとことん教えてくれたり、とても温かい雰囲気の学校です。
  卒業後の進路は、給食委託会社がほとんどで就職率はほぼ100%です。栄養士科の人はその後実務経験を経て管理栄養士国家試験を受験しますが、その合格率も全国平均より高いというお話だったかと思います。
  知識力と技術力を兼ね備えた栄養士を目指したいという方には是非おすすめしたい学校です！

• 就職

  栄養士科の就職率は、ほぼ100%です。
  そのほとんどが委託給食会社への就職となりますが、実務経験後管理栄養士国家試験を受験し、直営の病院などでまた新たに活躍する方も多いというお話はありました。
  サポート体制も充実していて、キャリアセンターという就職活動に特化した場があります。1年目の後半から授業にも組み込まれていて、スーツの着こなし方や挨拶、マナー、履歴書の書き方等、細かく丁寧に教えていただけました。
  求人も多く、たくさんの可能性を見つけられると思います。

• 資格

  栄養士資格取得率はほぼ100%です。
  単位に満たなそうな学生がいた場合でも、授業外で補習を組み込んでくれ、きちんと最後まで一人一人サポートしてくれるという印象があります。
  栄養士資格意外にも、希望者は栄養教諭の教員免許を取得でき、そちらのサポート体制も充実したものでした。

• 授業

  実習が多い学校で、各分野で活躍している専門知識のある先生方が指導をしてくださいます。
  調理実習では、自身でお店を経営している日本料理の先生やホテルで働いているシェフが実際に目の前で調理し、私たちにその技術を教えてくださいます。知識の習得とともに、現場で必要な技術や応用力を学ぶことができます。

• アクセス・立地

  渋谷駅に近く、アクセスにはとてもいい場所でした。とは言っても一駅分離れているので、住宅街の中にあるとても静かで穏やかな雰囲気の中で授業を受けることができます。
  近くには公園などもあり、学校帰りにのんびり友人達と日向ぼっこをしたりして過ごしたこともいい思い出です。

• 施設・設備

  現場で即戦力として働くために、調理室の設備は十分備わっていました。
  給食実務実習では、実際に大量調理できる実習室があり、実際に自分達で献立を考え調理し、お客様に提供するまでを学びました。
  パソコン室も解放しており、自宅にパソコンがなくてもそこでレポートを作成したり、課題をこなしたりすることができます。

• 学費

  入学金は、約200万円でした。
  実習がとても充実していたので、妥当の費用かと思います。テストで単位を落とし、再試験を受ける場合は1教科1000円程払う規則があったかと思います。

• 学生生活

  現役と社会人卒が混合したクラスでしたが、とても和気あいあいとした仲の良いクラスでした。それも実習などお互い相談したり協力したりして取り組むカリキュラムが多いからだと思います。
  男女比は3:7くらいでしたが、男性も明るい人が多く、クラス内カップルも多かった印象です。