植物管理科に関する評価

• 総合評価

  私は将来ウエディングフラワーコーディネーターになりたいと思って入学しました。実習率が8割の為、座学もしますが、実際花に触れ合って覚えていく感覚です。（はじめに板書をし、説明をしてもらってから実習に入るので安心です）また実際にプロとして業界で活躍している講師の先生なので、現時点での花業界についても詳しく教えてくれています。そんな先生方の授業内容とは1年次にJIFD（日本フローラルデザイナー協会）の授業でトラディショナルというのをやります。主に形を忠実に再現したアレンジを作る授業で、三角形やラウンドや、L型、卵型など色々なアウトラインのアレンジを作ります。1年次にそれが身につくと花業界で働けるスキルがほぼ完成します。そこに2年次から始まるヨーロピアンという授業が加わり更に上をいくフローリストになれる仕組みになっています。ヨーロピアンでは自然をより忠実に再現したアレンジを作ることです。花の特性を見せたアレンジを習います。こうして二年間通う事により、何処のお店に配属されても即戦力として働ける人材になれます。

• 就職

  就職活動の一環として企業インターンシップ制度があり、まだ迷っていたり、何処の職に就こうか悩んでいたりするときにすごく助かる制度です。学生中に企業に企業体験という形で5日～10日程通います。そこでどんな事を行う仕事なのか、社内雰囲気、お客様など色々な事が入社をせずに分かるのです。企業インターンシップを重ねる事で仕事内容も少しづつ分かるようになっていき、入社後もスムーズに働けるという点も特徴です。実際に私の１つ上の先輩方も20人程いて18人卒業前に内定を貰い、卒業して4月に企業に入社していました。残りの二人も卒業後花関係で働いていると聞きました。私の学年も10月の現時点で9割内定を頂いており、残りの一人は現在結果待ちです。私たち植物管理科は花関係に進む人が多い為、就職先はウエディングフラワーコーディネーター、ショップ（花屋）、葬儀の花部門、花を扱う会社の営業部、講師、イベント装花、など様々な職種があります。一つ言えることはどの仕事も花に関係しているということですかね！花が好きで入学したなら、好きを仕事にしたいですよね！自分の好きなものでお金を頂けるのはとっても嬉しい事だと思います。

• 資格

  ?フラワーカラー検定?JIFDの認定証?生け花池坊修了書?JIMA修了書などを頂いてます。どの資格にしろ授業内で取れる資格です。授業にしっかり参加して試験を受ければ受かると思います。
  

• 授業

  クラスは1、2年生合同授業もあります。花を種から育ててガーデンを作る授業などは協力して大勢でやっています。ほとんどは学年ごとの授業です。どの授業の先生方も分かるまで教えてくださるので納得して授業が受けられます。また優しい先生方なので堅苦しくなくとても和やかに授業ができて、授業外でも気さくに話しかけて下さります。お茶目な先生方がおおいです！笑

• 施設・設備

  植物管理科フラワーデザインコースが使う校舎は2年前に建てられた校舎なので、とても綺麗で充実した設備を備えています。フラワーストッカーという、花屋で必ず見かける花を保存してある冷蔵庫が教室にあり、実際に花屋で働いているような感覚で授業ができます。テラスカフェという所があり、外でお昼を食べられたり、食堂が使えたり等とても良い昼食場があります。

• 学費

  実習率が8割で花材を沢山使う為、学費は安くはないと思います。
  その分座学では得ることが出来ないい事が出来るので妥当かと思います。『百聞は一見にしかず』と言いますが、まさにこの事だと思います。上達のスピードが確実に早いですので、学費分のスキルがきちんと身につけられます。

• 学生生活

  フラワーデザインコースはクラスが20人の入校募集なので、他に比べると少ないです。ですが、少ない分とても仲はいいです。みんな協力的で出来ない所は補い合いあい、とても楽しく学校生活を送っています。最高です！！