上級調理技術科に関する評価

• 総合評価

  一流のパティシエや料理人になりたいと思っている学生にはとてもよい専門学校だと思います。調理業界の就職実績があり、県内だけではなく関東などの有名な一流ホテル、京都などの伝統的な日本料理屋、ヨーロッパのミシュラン獲得レストランなどに就職している人もいます。

• 就職

  宮城県の調理業界では有名な学校で、調理業界への就職率100％を売りにしています。学校に直接何件もの求人が来るため就職先も風実しています。また、歴代の卒業生が就職した先の情報がこまめに入ってくるため、身近な声を参考に就職活動を行うことができます。

• 資格

  調理業界で役に立つ調理師免許の資格が確実に取れる学校です。卒業するために国などからの特別な試験を受ける必要がなく学校の試験にまじめに取り組めば合格することができるため、サポートが充実した中で資格を取得することができます。授業とは別に、任意で食育インストラクターなどの食に関する資格講座も校内で受講することができ、必要最低限以外の資格も取得することができます。

• 授業

  実技面では洋食、和食、中華料理やお菓子の専門の先生のほかに、サービスや各学科ごとに特化した先生がいます。実技実習の先生はそれぞれホテルや料亭で実務経験のある先生なので、質の高い授業を受けることができ、技術だけではなく実際に働いていた時の話も聞くことができます。

• アクセス・立地

  最寄り駅は仙台市営地下鉄か、JR仙山線の北仙台駅です。仙台市の中心部からは電車一本で通えるので便利だと思いますが、近くに遊べる場所などはなく、包丁など大荷物を抱えて通学する必要があるため、通勤通学ラッシュの電車に乗るのは少しつらい部分がありました。

• 施設・設備

  実習台やガスコンロなど一人一セットずつ用意されているので、待ち時間がなくスムーズに実習を行うことができます。和食、洋食、中華それぞれが違ったガスコンロや鍋など専門用具が用意されているだけではなく、ショコラティエ専門の実習室やピザ釜などほかの学校にはない設備があるため、より現場に近い環境で実習することができます。

• 学費

  設備がかなり整っているので、学費は高いですが、将来のためになる勉強をできると思います。ただし、学費の他に実習服や包丁などを買いそろえる必要があり、研修旅行にも費用がかかります。研修先によって必要な費用が変わりますが、ヨ＾ロッパへの研修の場合追加で100万近くかかるため、パンフレットの学費だけをイメージしているとあとからかなりつらい思いをすると思いました。

• 学生生活

  約30人前後で構成されたクラスが2クラスありました。専門職の資格が取れる学校なので、年齢に開きがある人も何人かいて、みんなでたのしくという感じではありませんでした。和食、洋食など選択コースごとにクラス分けされているので、他のクラスとの関りは基本的にありません。

感染症対策としてやっていること

コロナウイルスが流行する以前に通っていたので詳しくありませんが、学園祭や製菓販売イベントなど現役の時に行っていたイベントに参加したいと思い調べましたが、中止されているようでした。