准看護師から看護師へのステップアップ

• カリキュラム
  香川看護専門学校の第2看護学科は、全日制2年間の課程で、准看護師から看護師へのステップアップを目指す学科です。定員は各学年40名で、男女を問わず募集しています。本学科では、知識、技術、判断力を兼ね備えた実践的な看護師の育成を重視しています。
  
  カリキュラムは、基礎分野、専門基礎分野、専門分野、そして臨地実習から構成され、多岐にわたる科目を通じて総合的な看護能力を養います。
• 実習
  専門基礎分野では、人体の構造と機能、疾病の成り立ち、健康支援や社会保障制度に関する知識を学びます。具体的には、生化学や病態治療論、公衆衛生などの科目が含まれます。専門分野では、基礎看護学や成人看護学、母性看護学、小児看護学、精神看護学、地域・在宅看護論などを学び、各領域で看護方法論や技術、看護過程を実践的に学修します。臨地実習では、基礎看護学実習をはじめ、成人・老年看護学や地域看護学など幅広い分野の実習を実施。これにより、実際の医療現場での実践力を培います。
• 資格
  さらに、救急医やインストラクターの指導のもと、小グループでの実技演習を実施し、一次救命処置（BLS）や外傷初期診断（JPTEC）の修了証を取得する機会も提供しています。
  
  卒業後には、看護師国家試験の受験資格、助産師や保健師学校の受験資格、大学編入学資格が得られます。看護師国家試験の合格率は94.4％（2023年2月実施・新卒）と高い実績を誇ります。また、就職希望者の約69％が香川県内の医療機関に就職しており、地元での就職にも強みがあります。
  
  このように、第2看護学科では、短期間で高度な知識と技術を習得し、実践力のある看護師を目指すことができます。