広い視野と実践力を持つ看護師を育成

• カリキュラム
  山口県立萩看護学校の第一看護学科は、看護師を目指す学生に、基礎から実践までの幅広い知識と技術を提供します。この学科では、看護専門職として必要な倫理観や責任感を養い、豊かな人間性を育むことに重点を置いています。3年間の学びを通じて、地域医療ニーズに即した看護実践者として活躍できる人材を育成します。
  
  1年次では、看護学の基礎となる科目を学びます。解剖学や生理学、看護学概論を学び、人間の身体の理解を深め、看護の基礎的な技術を習得します。さらに、看護に必要な倫理観や人権尊重の重要性を学び、看護師としての責任感を身につけます。
• 実習
  2年次は、専門的な知識と技術を本格的に学ぶ時期です。成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学といった各分野を学び、実践的な看護技術を習得します。また、地域・在宅看護論を通じて、実際の看護現場に即した知識を深めます。
  
  3年次では、実習を中心に、看護の統合的な学びを進めます。これにより、患者の心身のケアや地域での生活支援を実践的に学び、看護師としての総合的なスキルを高めます。実習時間は3年間で1,035時間に達し、実際の医療現場での経験を通じて、看護師としての自信を深めていきます。
• 資格
  この学科では、看護師としての基礎的な能力に加え、社会に貢献できる看護実践者として、地域医療や多職種との連携にも力を入れています。また、学びの過程で自己教育力を養い、看護専門職として生涯学び続ける姿勢を身につけることができます。
  
  卒業時には、看護師国家試験の受験資格を取得できます。資格取得に向けたサポートも充実しており、模擬試験や過去問題を通じて、国家試験合格に向けてしっかりと準備することができます。