圧倒的な実習時間がプロとしての自信を育てる

• 理念・制度
  本校は実習重視のカリキュラムを展開しています。実習の時間と品目数が多いぶん、材料費も含めたくさんのコストがかかります。要は「実習量」と「学費」は完全に比例しています。しかしこれは「将来のための投資」。現場と変わらぬ設備環境を整え、つくった経験や身につけた技術によって「どこよりも即戦力として使える人材になってもらう」ために必要なもの、と考えていただければ幸いです。
• 理念・制度
  未経験者でも将来プロの和菓子屋になれるよう、イチから和菓子づくりを学ぶことができます。和菓子づくりでは、理論を公式として覚えるのではなく、すべてを自分の五感で体得することが職人への近道です。圧倒的な実習時間をかけ、繰り返しつくることで基礎をしっかりと身につけ、和菓子独自の世界観で技を磨きながら、表現者としての広い視野を持ち、新しいことにもチャレンジする感性を備えた新世代の和菓子職人を育てます。
• 実習
  奥深い和菓子の世界を、未経験者でも安心して学べる理由は、圧倒的な時間をかけて、しっかりとした基礎を身体に覚え込ませる密度の濃い実習があるから、繰り返したくさんつくることで、和菓子独特の繊細さと大胆さを表現する技と感性を体得しながら、伝統の中に息づく深い知恵も習得します。実際のプロの現場を意識して、一つ一つ丁寧に確実に作業する細やかさと同時に、スピードにもこだわって完成度を高めていきます。
• 実習
  四季のある日本で生まれ、季節の変化を繊細に表現し、生活に彩りを添えてきた和菓子。中でも鳥や果実、木々など美しい風物を色とりどりに表現する“上生菓子”は、和菓子の基本かつ伝統的なジャンルのひとつ。実習では役１２０種類にもおよぶ“上生菓子”をつくり、繊細な表現の技術とセンスを磨きます。その延長線上にある和菓子製造技能士試験を反映した授業も展開しています。
• 実習
  食文化の国際化が進み、和菓子の新たな可能性が広がっています。東京製菓学校では、若い方々や外国人の方をターゲットにした洋菓子仕立ての和菓子を“ヌーヴェル和菓子”と称し、約２４０時間かけて学びます。洋菓子の基礎や、その素材・技法を取り入れる技術を修得しながら、新しい視点で和菓子づくりに取り組むことで、柔軟な発想を養うことを目指します。