アットホームで選んで損しない:聖カタリナ大学人間健康福祉学部人間社会学科の口コミ

卒業生 / 2012年度入学

アットホームで選んで損しない

2017年03月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 3｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 -｜ 学生生活 3]

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人間健康福祉学部人間社会学科の評価

• 総合評価

  良い
  愛媛県で心理学をしっかり学びたい人にはとても良い大学です。また，心理学と同時に社会学も学ぶことができ，心理学関連の資格と社会調査士の資格が同時に取得できる，全国でも数少ない大学です。
• 講義・授業

  良い
  心理学関連の授業が多くあり，臨床だけでなく，基礎の心理学もしっかり学べます。人数が少ないので，先生との距離感が非常に近く，他の大学に行った友人からはうらやましがられました。また，ＰＣを使用した調査や統計に関する授業が多く，社会人になってから役立つ授業が多くあり，就職活動でもアピールする材料になりました。
• 研究室・ゼミ

  良い
  3回生からゼミが始まりますが，心理学と社会学のゼミを選択することができます。私は心理学のゼミを選択しましたが，臨床系のゼミと基礎系のゼミがバランスよく配置されています。ただ，基本的には心理学系のゼミの人気が高いので，心理学系のゼミの数がもっと多いと良かったかもしれません。
• 就職・進学

  良い
  他の大学ではどうなのかわからないので比較できませんが，学年全体で160人程度しかいませんので，一人一人に対するサポートは非常に充実しています。就職課に相談にいけばもちろん丁寧に長時間対応して貰えましたし，履歴書の指導や面接練習も何度も付き合っていただけました。また，就職課に行かなくても本当に頻繁に電話がかかってきて状況確認や求職情報をいただきました。ゼミの先生も小論文の添削指導や面接練習に付き合ってくださり，活動が遅れがちな人は学外のハローワークなどにも付き添って行ってくださったそうです。そのため，就職率は毎年高く，就職先も銀行をはじめ，大手から県内中堅企業への実績があります。
• アクセス・立地

  普通
  北条なので，電車での通学は若干不便です。ただ，車での通学がＯＫで駐車場も広いので，多くの学生が車通学していました。そういう意味では市内から30分かかりませんのでそんなに不便ではありません。また，通学バスがあるので車がない人でも電車を使わずに通学できます。
  　ただし，市中心部に比べるとお店や遊び場が無いので，その点は不満でした。逆に言えば大学に来てしまえばサボる場所がないので授業への出席はよくなりますが。
• 施設・設備

  良い
  臨床心理学の授業で使う専用の部屋があったり，脳波や血圧を測定する専用機材もあります。大学全体としてはサルーテというかなり本格的なフィットネスジムがあり，学生なら無料で使用できるので良かったです。
• 学生生活

  普通
  小さい大学なので，他大学に比べるとサークルや部活の数が少ないです。ただ，剣道部やサッカー部，軟式野球部などはかなり強く，特に剣道部や軟式野球部は四国で優勝し，全国大会にも出場しているようです。また，ボランティア関連のサークルが多く，所属している人数も多いのが特徴です。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  2回生ぐらいから専門的な授業が始まります。この時点では心理学も社会学も同時にまんべんなく授業をとって，興味がわいた方を3回生から選択していく流れになります。2回生の段階で臨床心理学，基礎心理学，社会学のすべての授業が一通り学べるので，大学に入ってからやりたいことを見つけやすいというメリットがあります。また，産業カウンセラーという資格があるのですが，試験に合格すればこの資格が3回生の段階で取得できます。実は在学中に資格取得までできる大学は全国に4校しかないそうです。
• 所属研究室・ゼミ名
  基礎心理学系ゼミ
• 所属研究室・ゼミの概要
  私のゼミでは基礎系の心理学に関する内容を扱っていました。と言っても研究テーマは学生が主体的に決めており，先生はどんな内容でも受け入れてくれたので，恋愛，顔の魅力，音楽，記憶，生理反応，携帯依存，コンプレックス等，本当にばらばらでした。
  　3回生では自分の興味のある研究論文を読んで，それをパワーポイントでまとめて発表し，先生がその研究のポイントや問題点を解説して，3回生の後期からは自分の卒業研究のテーマを決めて，実験計画を練って発表を行います。それに対して先生やほかの学生からダメ出しや意見を貰いながら，最終版を作成していくという形式でした。4回生になると実際に実験や質問紙調査を行って，授業はもちろん，時間の許す限り先生の研究室へ行って分析や文章の添削をしてもらっていました。卒論提出の1か月前ぐらいからは毎日先生の研究室へ押し掛けていました。大体研究室に行くとゼミ生が5，6人は必ずたむろしていて，夜の9時ぐらいまで卒論だけでなく就活や無関係な話をしていました。卒論指導に関しては他大学の友人からは本当にうらやましがられるぐらい先生にはお世話になりました。
• 面白かった講義名
  心理学基礎実験
• 面白かった講義の概要
  この授業では知覚，認知，記憶，生理反応等の実験を学生自ら実験者と被験者になって実験を学びます。実際にデータを取って，それを統計分析し，さらに科学論文の書式に従ってレポートを書きます。はっきり言って大学生活の中で一番大変でしたが，一番思い出に残っている授業です。また，仮説の検証，分析，客観的な記述をすべて学べるので，今後の社会人生活で一番役立つ授業だったと思います。レポートさえなければダントツで「楽しくておもしろい」授業です。さらに，実験では白衣を着るので，それもなかなか貴重な経験でした。
• 学科の男女比
  6 : 4
• 就職先・進学先
  総合職
• 就職先・進学先を選んだ理由
  会社説明会で業務内容に興味を持ったのと，アットホームな職場環境に魅力を感じたからです。