きつすぎずゆるすぎない、ちょうどいい大学:岡山大学理学部生物学科の口コミ

卒業生 / 2014年度入学

きつすぎずゆるすぎない、ちょうどいい大学

2019年08月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 5｜ 友人・恋愛 5｜ 学生生活 4]

理学部生物学科の評価

• 総合評価

  良い
  生物の基礎を勉強するのに適した大学だと思う。幅広く生物の知識を身につけながら一般教養も得られる。学科の仲がとにかく良く、4,5学年上の学生とも仲良くなれる。研究室も卒業研究に力を入れるところが多い。ただ、英語の授業は弱いと感じており、長期留学は単位制度的に厳しいと思う。
• 講義・授業

  良い
  履修する必要のある専門科目が多く、特に1,2年生は基礎を幅広く学習できる。特に、分子生物学の講座や生化学の講座の内容は社会に出た今でも役立っていると感じる。教育熱心な先生が多く、講義も比較的面白く、わかりやすくしてくれていた。わからないところも講義の終わりなどに質問しやすい環境だった。講義によって小テストがあったり出席(出席時に感想を短く書く講義もあり)重視だったり、期末試験重視だったりと評価方法は様々だった。格別難しいテストはないので、ふつうに勉強していれば単位を落とすことはないと思う。
• 研究室・ゼミ

  良い
  3年生の後期から研究室に配属された。2年生の終わり頃から研究室訪問をしたり先生や先輩に興味があることを伝えておくと行きたい研究室にいきやすい。発生生物学、時間生物学、神経生物学など複数の研究室の中から1つを選択する。研究室によって厳しさは異なる。ほとんどの研究室にコアタイムがあるが、あまり行かなくてもいいところは集中して就活したい学生が行っていた。わたしの研究室はコアタイムがあり、先輩からの指導も手厚かった。数ヶ月に一度、研究の進捗を報告する場があるので発表練習に役立ったし、スライドの作り方や質疑応答も学べた。
• 就職・進学

  普通
  就職活動は各自で行うことが多く、サポートが手厚いという印象はあまりない。推薦も多少あるが企業も枠も限られるのであまり期待できない。 食品、医薬品関係の企業を受ける人、公務員や教師を目指す人が多い。銀行員になる人もしばしば。大学のキャリアセンターに支援を求めることができる。
• アクセス・立地

  良い
  岡山駅から近いのでアクセスはよい。岡山駅から岡山大学までは自転車で15?20分程度。大学近くにマンションを借りて、駅前でアルバイトをしたり夜ご飯を食べる人が多かったと思う。アパートは安いところで3,4万から借りることができ、平均5万円くらいの家賃の人が多かった。中四国最大のイオンが岡山駅近くにある他、ビックカメラやアウトレットもあるので生活には困らない。スーパーも多く、安いところもある。就活する際のアクセスもよい。
• 施設・設備

  良い
  研究施設が整っている。蛍光顕微鏡など高額な機器も揃っていた。しかし複数の研究室で共用なので使いたい時に使えない可能性もある。
• 友人・恋愛

  良い
  生物学科のサークルがあり川遊びに行ったりハロウィンパーティをしたりする。学科内の中がよく、上下の繋がりも強い(これは他の学科と比べても珍しい)。そのおかげでテストの過去問をもらったり研究室の話を聞いたりしやすい。学祭ではサークルごとに店を出すが、生物学科のサークルも豚の角煮などを売ってなかなか稼いでいた。その他、テニスサークルやフットサルサークル、イベントサークル、服飾サークル、軽音サークルなど自分の趣味にあわせて入ることができる。掛け持ちも可能で、人間関係が広がるのでよい機会だと思う。
• 学生生活

  良い
  生物学科のサークルや趣味にあったサークルなど非常に多くの選択肢からサークルを選べる。入学するとすぐ新歓祭が始まるので、そのタイミングで入るのがよい。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年生は一般教養がメインで英語や第三言語、健康や法、教育などの勉強をする。教職の授業をとる学生も多い。2年生にかけて、分子生物学や生化学など幅広く学び、3,4年生では興味のある講義を選択してさらに専門的に学ぶ。4年生はほとんど講義が残っておらず、卒業研究に専念できる。
• 学科の男女比
  5 : 5
• 就職先・進学先
  大手製薬会社の研究技術職
• 志望動機
  生物の基礎研究に興味があり、理学部に入りたかった。自分の学力レベル、実家への帰りやすさ、研究設備、就活のしやすさを総合的に判断して選択した。