自由だが自主性が必須の大学:兵庫県立大学看護学部看護学科の口コミ

卒業生 / 2013年度入学

自由だが自主性が必須の大学

2018年03月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 2｜ 施設・設備 2｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 2]

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看護学部看護学科の評価

• 総合評価

  良い
  他の大学とは異なり、看護師免許だけでなく、保健師や助産師の試験を受ける資格を得るための授業があるところが良い。
  立地が良くない点や看護学部のみ別キャンパスのため他の学部との交流が少ない点がデメリットである。
  卒業後はほぼ全員が看護師か保健師か助産師になる。兵庫県立病院への進学者が多い傾向にある。
• 講義・授業

  良い
  レジュメを用いた授業が多い。抜き打ちテストのある授業もある。解剖生理学や感染免疫学の試験では勉強範囲が多いため苦労する人が多い。
  また、真面目に授業を聞く生徒が多く学びやすい環境である。
  しかし学校側では国家資格対策はほとんど行われず、主体的に学ぶ姿勢がない人には向いていない。
  単位や履修の組み方は生徒任せだが不備があれば学務課に指摘される。
• 研究室・ゼミ

  良い
  ゼミは4回生より開始される。
  1?13希望まで聞かれるので第一希望のゼミに配属される生徒はほとんどいない。
  それぞれのゼミの説明も詳しく行われないため先輩から話を聞いたり、先生との相性で決めることが多い。
  卒論は皆夏頃には提出できている。
  個人プレーのためゼミ生徒同士のつながりは少ない。
• 就職・進学

  良い
  国家資格は看護師、保健師、助産師とも合格率100%ではない。年に数人落ちる。
  就職活動では兵庫県立病院志願者が多く、これまでは全員合格していたが近年数人落とされている。
• アクセス・立地

  悪い
  明石駅からのバスがあるが時間通りに来ない。自転車で15分、徒歩25分ほどかかるためアクセスは良くない。
  周りにはコンビニしかなく大学生が遊ぶような場所はない。
  メリットは、家賃は安いため一人暮らしの大学生でもバイトをすれば払えること。
• 施設・設備

  悪い
  コンクリートの建物のため夏は暑く、冬は寒い。エアコンの効きがよくなく、夏場の授業で体調を崩す生徒がいた。
  看護学部は明石キャンパスに隔離されているため他の学部との交流が少ない。サークルや部活動は盛んではない。入っていない人がほとんど。
  図書館は他の大学とは異なり、開館時間、日時が決まっておりいつでも利用できるわけではないため不便。
  食堂はバイキング形式。麺類や丼はない。非常に狭く15時に閉まってしまうため不便。
• 友人・恋愛

  普通
  他の学部との交流がほとんどないので、充実しているわけではない。
  他のキャンパスのサークルに入っている人はそこで彼氏を作っている。
• 学生生活

  悪い
  まともに活動しているのはバスケ部のみ。
  活動が充実しているサークルは本キャンパスに行かないとない。
  アルバイトはほとんどの生徒がしている。居酒屋、カフェ、歯医者、塾などが多い。実習中でも土日バイトしている人は多く両立は可能。
  学外の活動では、カナダなどの姉妹大学への短期留学がある。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年時は週に2回本キャンパスで一般教養。週に3回明石キャンパスで専門科目を学ぶ。看護の基礎がメイン。解剖生理学で苦労することが多い。
  2年からはすべて明石キャンパスでの授業となり、専門科目がほとんど。短期の実習がはじまる。
  3年生は病院実習が多くなる。母性、小児、精神、成人などすべての領域を経験する。
  4年生はゼミに分かれて実習を1ヶ月行う。そのあと個人で病院へ行き情報収集をし、先生とやりとりをしながら卒論を進める。後期には災害看護の授業がある。年に2,3回国試の模試を大学で受ける。冬からは皆国試の勉強を始める。
• 就職先・進学先
  看護師、保健師、助産師として病院に就職する。