神戸市外国語大学の口コミ:神戸市外国語大学外国語学部中国学科の口コミ

在校生 / 2020年入学

神戸市外国語大学の口コミ

2020年10月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ -｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 3｜ 施設・設備 1｜ 友人・恋愛 1｜ 学生生活 2]

外国語学部中国学科の評価

• 総合評価

  良い
  中国の言語だけでなく文化や社会に興味を持っている人には、もってこいの学科です。とことん中国に浸ることができます。ただ、入学すると毎日中国語に触れますが、英語の授業は高校より減るので、意識して取り組まないと英語が上達しません。休み時間には、中庭でのっび伸びとキャップ投げをしてあそぶことができます。そのため、中庭を囲むように自動販売機がたくさん並んでいます。入試当日には受験者数と待機室の数が全く合わず、多くの生徒が舎外で試験開始まで待っていたりします。色とりどりのバスが走っています。キャンパスが綺麗だったりします。コロナで閉学中、今がチャンスと言わんばかりに敷地内の至るところで工事の音ががんがん聞こえてきます。そんな愛嬌のある大学で勉強してみませんか。ここには、常に高みを目指せる環境が整っています。神戸市外国語大学は標高103mにあり、やや高いです。
• 講義・授業

  良い
  外国語大学ですが、言語関係に限らずジャンルを幅広く選べます。たしかに総合大学と比べると種類は少ないですが、少人数授業により集中的に学べるという面や興味関心が似た者同士で高めあえる環境は単科大学の特権です。中国学科では専攻言語の必修講義が週六回あります。それぞれの先生は、毎回どんどん知識を与えてくれます。言語の授業以外にも外国の先生があまた担当しています。英米、国関以外は第二外国語で英語を選択しますが、こちらの必修は木曜日に２コマあります。中国学科の必修は８コマだけなので、他は比較的自由に選ぶことができます。学科の名前にある言語以外で外国語を取りたい場合はもちろん自由科目としていくらでも取ることができます。他の大学から来ている教員もいて経済学、社会科学、文学など割と何でもあります。二部(夜)の学生ももちろん昼の授業をじゃんじゃん取ることができます。ただこれらの必修科目は全て一、二時間目に行われるので、早起きの習慣が自然と維持されます。
• 就職・進学

  良い
  意外にも、海外就職の人は少ないようです。単科大学ですが、通訳案内業などに限らず多方面への就職が可能です。特にこの学科では確固たる語学力と豊かな国際感覚を自家薬篭中のものにすることで、これからさらに高まるであろう中国語ニーズに応える人材となれます。一方、大学の規模から見て学閥はほぼ無いので、就職後は個人の能力が試されます。中国学科の先生方は何でも相談にのってくれます。人数が少ない分、一人一人が大切にしてもらえます。しかし、今後の授業がどうなるかということは学生には伝えられませんでした。７月にようやく後期授業のオンライン化を通知されましたが、具体性に欠けていました。教員すら何も聞かされていないような状態だったので、大学が早期に指針を示すべきであったと考えます。私は前期で退学してしまい今後は関係ないのですが後期以降はもっと迅速に、明確な対応が必要だと提言します。
• アクセス・立地

  普通
  学園都市駅から少し頑張れば徒歩一分の好立地で、周りになんだかんだ色々あります。休日に友達と出掛けて遊ぶような場所ではないですが、飲食店などがたくさんあります。外大生は例のマクドナルドを利用しがちでしょう。外大から駅前交差点を渡るときや学園都市駅から見ても存在感があります。学習塾や飲食店がたくさんあるので、バイトを見つけることには困りません。皆さんが駅を降りて大学に向かう時にまず目に付くのは必ずマクドナルドですが、他にも店が山ほどあります。散策をしながら、てくてく歩きましょう。交通の便は主に地下鉄とバスを利用できます。神戸市中心部、大阪など東とは地下鉄でスムーズに行き来できます。しかし姫路、岡山方面など西側とは50分ほどのバスで真南の山陽線に繋がっている状態なので、時間がかかり不便です。学園都市自体がちょっとした山の上にあるので、自転車だとまあまあしんどいです。
• 施設・設備

  悪い
  設備に関しては、在学生はこの一年ほとんど利用できずに丸損です。
• 友人・恋愛

  悪い
  外大はコロナ対応がとにかく酷いので、後期も対面授業の割合は一割もないそうです。既に対面授業を増やしている兵庫県内他大学と比べると人間関係は広がりにくいです。勉強だけが大学ではないです。サークルも含め、前期はこの部分で何も動かなかった大学の対応に疑問を感じます。
• 学生生活

  悪い
  大きい大学ではないので、学内のサークルはどうしても少ないです。もし入りたいサークルが無くても、周辺大学と共同の学園都市○○サークルの類を利用できます。イベントは本来活発ですが、ほとんどが中止されています。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  ひたすら音読することから始まります。教科書は三種類あります。中国で発行され、日本語が一文字も書かれていないものもあります。中国語は日本語は、文字の点では似ているので覚えやすいです。ですが発音では日本に無い音をあまた使うので、繰り返し練習しようということです。もちろん日本は中国から大きな影響を受けてきたので、似ている発音も多いです。けれども、カタカナで中国語を発音してしまうと、ニーハオと茶くらいしか通じません。ピンインでしっかり覚えていきます。
• 学科の男女比
  2 : 8
• 就職先・進学先
  ９月で退学
• 志望動機
  オーストラリアでのホームステイで海外に興味を持ち、中国広東省との高校生交流派遣事業で広東省を訪れ、中国に興味を持ったから。