学習内容も就職も選択の幅が広い学部:関西大学法学部法学政治学科の口コミ

卒業生 / 2011年度入学

学習内容も就職も選択の幅が広い学部

2019年07月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 3｜ 施設・設備 5｜ 友人・恋愛 5｜ 学生生活 5]

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法学部法学政治学科の評価

• 総合評価

  良い
  とにかく学部生が多いため、自分から積極的に距離を縮めないと、教授に覚えて貰うことも勿論できませんし、直接お話しすることもなかなか出来ません。また、設備も活用しきれないくらい整備されていますが存在を良く知らない学生が多く、先輩よりも事務員の方と仲良くなった方が学習設備についても、色々と知ることが出来ます。逆に言うと設備ががあっても学生が多いためか周知徹底がされてなく、活用できないまま卒業されている方も多いように思います。
• 講義・授業

  良い
  法律を学ぶ上で特に重要とされる判例を民法や刑法などの法律ごとに100個ずつまとめた『百選』と呼ばれる書籍があります。その執筆に関わっている教授が数名おり、講義を受けることができるのは貴重な経験かもしれません。 また、「スポーツと法律」のように「○○と法律の関係」といった講義もあり、日常生活に浸透した法律を学ぶことも出来ます。 学科が法学政治となっているように法と政治のどちらも自由に学べるので両方バランス良く学ぶだけでなく、入学後に法律系の講義ばかりを受講することも、またその逆もしかりで、カリキュラムの組む幅が多岐に渡ります。講義の種類が把握しきれないほど多いので興味の引かれる内容が必ず見つかるのではないでしょうか。
• 研究室・ゼミ

  良い
  1年から「導入演習」といってゼミ形式の授業が週1であります。そこでゼミ内での討論の仕方などを実践しながら身につけます。最終的には法廷を完全に再現した模擬法廷の教室で裁判官、検察官、弁護人のそれぞれの役割に別れて討論をするので、刺激的で貴重な体験です。 2年は「基礎演習」と呼ばれるゼミ形式の授業がありますが、これは選択自由ですので興味のある授業がなければ受けなくても大丈夫です。ここでは、１人ひとりが1つのテーマを担当し約1年かけて調べ、まとめた上で発表します。質疑応答がある形での発表ですので臨機応変な対応が必要となり発表内容だけでなく、話し方や表情、仕草などのアドバイスまで教授からうけられます。 3年から本格的なゼミが始まります。ゼミの内容は勿論のこと教授によってゼミの形式が驚くほど異なるので、選ぶ前の情報収集は念入りにしてください。1年間ゼミなのか2年間ゼミなのか。卒論はあるのか、合宿はあるのか。また、ロースクールを目指す生徒が多いゼミや公務員を目指す生徒が多いゼミなど大学卒業後の進路を見据えて選ぶことも多いです。
• 就職・進学

  良い
  公務員を目指す方がたくさんいました。LECと提携しているようで、大学内でLECの出張講義が受けられます。講義に出席できなくても講義を録画してくれているので後日、個別ブースにて映像で受講することも出来ます。 キャリアセンターでは模擬面接を受けて客観的なアドバイスを貰えるので積極的に活用すると良いと思います。
• アクセス・立地

  普通
  キャンパスがとても広いため法学部の学舎は最寄り駅の関大前からとても遠く、また坂道が多いので、とにかく大変です。しかし在学中、関西大学は法学部に力を入れてると感じることが多く、設備も充実していますし、講義室や御手洗いなど他の学舎では利用したくないと思うほど、法学部の学舎は綺麗で過ごしやすいです。
• 施設・設備

  良い
  法学部に力を入れてるのか、他の学舎に比べて、講義室は勿論のこと化粧室までとても綺麗で過ごしやすいです。 ただ、学部生が多いため法学部はA棟～E棟まで5つもの棟を授業の度に行き来しなければならず、教室を覚えるまではキャンパスどころか法学部の学舎の中だけでも迷子になる人がたくさんいます。
• 友人・恋愛

  良い
  とにかく学部生が多いのでサークルに所属していなくても、たくさんの人と知り合えます。1年では250人くらいを1クラスとして3クラスがクラス単位で必修科目を週に何度も受けます。なので、このクラスでまず、広く浅く知り合うことができます。また、1年と2年は第一外国語と第二外国語の授業が30人ほどのクラスでそれぞれ週に2回ずつの計4回あるので語学のクラスでは特に仲良くなる機会が多く、ここで良く行動を共にする人と知り合うこともあります。
• 学生生活

  良い
  サークルは、正直いくつあるのか分からないくらい存在していて、同じスポーツを目的にしていても活動頻度や内容の違うサークルが複数あるので、自分のライフスタイルに合うサークルが見つかると思います。文化祭では、キャンパスが広くホールがたくさんあるため、お笑い芸人の方や歌手、女性アイドルや俳優にモデルなど多岐に渡る芸能人の方を呼んでそれぞれのホールで漫才、歌、講演をしてくださいます。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年は、必修科目が多く法律と政治をバランス良く勉強し、これから専門的に学びたい分野を絞っていきます。専門的な分野に進みたいときに予め取得していないと受けられない講義が多数あります。例えば「A講義の受講条件としてBおよびCの単位を取得していること」となる。なので2年では、このBやCのように基礎となる講義を効率的に受講していきます。 3年からは本格的にゼミも始まりますし、将来の進路に向けてロースクールの受験や資格取得の勉強を始める方も多いです。4年では公務員試験の勉強をゼミと平行して行う人が多いように思います。卒業論文はゼミによって書かないところもありますし、書く場合も文字数にバラつきが多いので一概には言えません。
• 学科の男女比
  6 : 4
• 就職先・進学先
  行政書士として、法律事務所に勤務
• 志望動機
  自宅から通えることと、OB,OGが多いため、様々な分野の情報が集まってくるのも魅力的だと思いました。 関西大学は法学部から始まったと言われており、大学が力を入れてくれているので、講義数も豊富で多面的に学習できると思いました。