役立てる学問分野になるかは自分の思考次第:関西大学社会安全学部安全マネジメント学科の口コミ

卒業生 / 2015年度入学

役立てる学問分野になるかは自分の思考次第

2019年05月投稿

認証済み

• 
• 5.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 2｜ 学生生活 2]

社会安全学部安全マネジメント学科の評価

• 総合評価

  良い
  問題意識を持って入ると、大学で扱うほとんどの分野の学問を一通り修められ、かつ新価値創造までをサポートしてくれる。生徒の質によるので大きな学びを得るかは、良くも悪くも本人次第なところがある。ゼミ選択でも幅広く分野が別れているため、目的を持って入る事が非常に重要。就職にもその意識と取り組みが大きく差として出ていた印象で、ほとんどの企業で高評価と内定を頂いた。学問を俯瞰し、社会安全という切り口で筋を通して、どんな事が実際求められているかを見出すことに強みのある学問である。まだ偏差値が低いため、指定校推薦を多くとる事が行われている。自分で問題をみつけて考える事が出来ないと発言できない生徒が比較的多いため、今後社会でも活躍し是非とも偏差値を上げる側の人材を多数求めたい。
• 講義・授業

  良い
  あくまでも個々の専門家が集まっており、誰か一人が良いと言う訳でない。結局の所、全ての人が自分が正しいと思っているため、分野の違う専門家同士で、共通点や相違点を生徒が判断する事が求められる。新しい学問設立に挑戦しているため、当然教員の中でも意見が合わない部分もあった。2年生までに寛容さがあり、話のわかる、視野の広い教授を見つけておく事が大切。実際に災害対策本部の運営を行う授業では合意形成や、リーダーに求められる先見性や複線型の仕事が鍛えられ、効果的に感じた。
• 研究室・ゼミ

  良い
  文系も理系もどのゼミも、何となくで選ばなければかなり有意義な時間を過ごせる程に、各研究分野が明確にある。わりと少人数なので、人間関係が唯一懸念事項。女性でも男性でも品のない集団は友達同士で入って馴れ合うため、最後まで肩身の狭い思いもした友人も居た。仲の良いゼミは本当にお互いの意見を尊重し、感化し合う事ができるため、ゼミ選択が非常重要といえる。良いゼミに入るには2年生までの成績が加味されるため、流されず真面目な学生が最後は評価されるシステムである。従ってそのような志ある方に是非来て頂きたい。
• 就職・進学

  普通
  なんのために働くのか、その答えは自分でみつけるしかなく、キャリアセンターはあくまでも社会安全学部実績PRになるようなサポート以外していなかった。公務員志望が優遇されていた印象で、全体的に苦戦する学生も多かった。そもそも就活はまず自分で早くから行動する事が大切なので、法的問題や壁があった時に頼るのが良いと思う。
• アクセス・立地

  良い
  阪急高槻周辺はこだわりのラーメン屋さんも多く、居酒屋にも困らない。通学の際道の狭さがやや不便であり、友人と話しにくい。JR高槻駅側は道がかなり整備され少し高級感もある為歩きやすい。
• 施設・設備

  良い
  警備、清掃の方が非常に腰が低く、こちらが恐縮してしまうほど、日々環境整備に徹してくださり大変有難かった。また比較的新しい建物の為、老朽化等の不満は一切ない。ただ、図書館の左翼的な書籍への偏りと、エレベーターの混雑は見直して頂きたい。学内の紀伊国屋の品揃えには満足！
• 友人・恋愛

  悪い
  近くに住んでいれば、帰りに寮へ遊びに行ったりと最初の頃は充実していた。しかし、関西にはインカレで京大や阪大、同志社といった学生と交流を深めるチャンスがある為、結局そちらで多くの尊敬する友人や恋人に出会った。学内の友人はゲームや芸能、恋愛の話題が基本で、話を合わせることが多かった。
• 学生生活

  悪い
  全国規模のイベントや海外での活動はこの学部ではあまり出来ないため、自分で他の所に飛び込んでいっており、学内のことはあまりよく知らない。ボランティアサークルに所属すると内部の交友関係が広がる。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  法律、心理学から群集行動や、津波被害シュミレーションなど様々。企業のコンプライアンスが学べる授業では実際に社員の方が講演をして下さることも有難かった。BCP策定や記者会見での求められる対応などは、社会でもここぞと言う時に役に立つのでおすすめ。
• 就職先・進学先
  大手観光会社総合職