薬学や化学が好きでないと辛い大学:【募集停止】大阪薬科大学薬学部薬学科の口コミ

在校生 / 2017年度入学

薬学や化学が好きでないと辛い大学

2021年11月投稿

• 
• 3.0

[講義・授業 2｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 2｜ 学生生活 2]

薬学部薬学科の評価

• 総合評価

  普通
  薬剤師になりたい人にはお勧めです。薬学部にこだわりがない人や理科が苦手な人は苦しい思いをすると思うので、他の大学を考えた方が良いかもしれません。
• 講義・授業

  悪い
  先生によって様々です。非常に興味深い講義をしてくださる先生もいれば、教科書を読むだけの講義をされる先生もいます。
  
  実習では、有機化合物の合成の実験や、ラットの解剖、食品の湿気や色素を測定する実験など多岐に渡ります。
  
  試験も先生によって難易度はかなり差があります。学生の半分以上が本試験に落ちて再試験を受ける科目もザラにあります。
  総じて、勉強はかなり大変な大学です。
  
  しかし、試験や進級が厳しいにもかかわらず、国家試験の合格率はさほど高くありません。これは、普段の講義と国家試験の範囲にズレがあるためです。先生の専門分野に偏った内容や国家試験をはるかに超える難度の内容を学ぶことを余儀なくされることも多いです。そのため、進級して国家試験に合格するためには、自分で必要な勉強を取捨選択する必要があると思います。
• 研究室・ゼミ

  良い
  3年次後期に研究室配属があります。ゼミはありません。
  研究室については大学ホームページに詳しい説明が載っています。
  成績順で決定するので、3年次前期までの成績もある程度大事になってきます。
• 就職・進学

  良い
  薬剤師免許を取得すれば、進学先がないという心配はないと思います。調剤薬局、ドラッグストア、病院に就職する人が大半な印象です。一部は製薬会社や卸売業に就職したり、院進したりします。
• アクセス・立地

  悪い
  最寄駅はJR京都線摂津富田駅です。阪急の富田駅を使う人もいます。
  大学は摂津富田駅から高槻市営バスで20～30分の阿武山という山の上です。バスは学生や日赤病院に行く患者さんで満員になることが多く、非常にストレスです。バスを使わず、原付や電動自転車を使う人もいます。自動車通学はできません。
  大学周りは閑静な住宅街で、遊ぶ場所は全くなく寂れています。
  10分ほど歩くとコンビニやクリニック、喫茶店、ホームセンター、百円ショップなどがあります。
  一人暮らしする人は、大学近くか駅近くかのどちらかを選んでいます。大学近くは満員のバスに乗らなくて済むメリットがあります。駅近くはスーパーやドラッグストアが徒歩圏内というメリットがあります。
• 施設・設備

  普通
  正門近くのD棟は新しく非常に綺麗です。他の施設はやや古いです。
  ですが、毎日清掃員の方が掃除してくださるので清潔です。
• 友人・恋愛

  悪い
  一学年300人以上と多いですが、講義や実習は少人数で行うので、交友関係は狭くなりがちです。アルバイトやサークル活動をする人が多いです。学内カップルはいますが、噂はすぐ広まります。
• 学生生活

  悪い
  単科大学なので、部活動やサークルやイベントは小規模になりがちです。部活動は忙しいものからゆとりのあるものまで様々です。過去問を入手しないと進級が大変なので、過去問を入手するために部活動やサークルに入部する学生もいます。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  薬剤師になるための勉強をします。
  化学の理論的な内容や病気について、患者さんとの関わり方や薬の調剤の手技など、色々なことを学びます。
• 学科の男女比
  3 : 7
• 志望動機
  薬剤師免許が欲しかったから。元々目指していた大学に不合格で、急遽この大学を受験しました。合格したので、縁を感じて入学しました。

感染症対策としてやっていること

【講義】 Microsoft teamsを使ったオンライン授業と対面授業を併用しています。実習は対面で行います。 【試験】 2020年前期試験はオンライン試験やレポート課題が課されました。以後は対面です。