辛いことも多いけれどその分学びも多い:大阪歯科大学医療保健学部口腔保健学科の口コミ

在校生 / 2019年度入学

辛いことも多いけれどその分学びも多い

2023年02月投稿

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• 4.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 4｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 1]

医療保健学部口腔保健学科の評価

• 総合評価

  良い
  医療の世界ですから厳しいですし、基本的に授業は全て必修です。
  毎日1~4限まで授業が入っていることの方が多く、普通の大学生のようにキラキラとした学生生活ではありません。
  ただ、厳しい状況の中でどう楽しんでいくのかは自分や周りの友達次第だと思います。
  4年間しんどい思いをたくさんしましたし、なぜここに来てしまったのかと頭を抱える日もありました。実際に途中で挫折してしまう人もいました。
  私は幸い友人に恵まれ、辛い時に辛い、しんどいと弱音を吐ける先生に出会うことが出来たため4年間駆け抜けて来れたのではないかと思っています。
  ただもう1回1からやるかと聞かれたら少し考える時間が欲しいぐらい、忙しくて充実した4年間だったことは間違いないです。
• 講義・授業

  良い
  １回生、2回生では歯科における基礎の分野、3回生からは臨床的な座学を学ぶことができます。
  附属の大学病院から講師が来て様々なことを教えてくれます。
  入学した当初は歯科の知識が0だったため何を言っているのかチンプンカンプンで試験も大変でしたが3回生になり実習に出ると実際に行われている様子を見て、「あの時言っていたのはこういう事だったんだ」と理解することも多かったです。
  たまに外部講師を招いて実際に働いている歯科衛生士さんのお話であったり、企業の方のお話なども聞くことができます。
• 研究室・ゼミ

  良い
  一般の大学のようなゼミはありませんが、希望する人は自由選択として「社会福祉士コース」を受けることができます。
  １回生、2回生は社会福祉士コースを無料で受けることが出来るため興味がある人は受けてみるといいと思います。(カリキュラムが途中で変更されたため今もそうかは分かりませんが…)
  実際2回生まで受けて、辞める人も多かったです。
  歯科衛生士の授業が4限まであって5限目に社会福祉士の授業など結構授業は詰め込まれていました。
  私自身社会福祉士コースを受講しており3回生からの演習や4回生での実習を有意義に過ごすことが出来ました。しかし、歯科衛生士の勉強と並行して行うため、試験や実習でただでさえ忙しいのに更に忙しく、4回生の時には長期休みなどありませんでした。
  でもあの時間はとても有意義なものでしたし、医療の世界と福祉の世界を同時に学ぶことが出来たのは財産だと思っています。
• 就職・進学

  良い
  キャリアセンターがあり、基本的にそこを通して就活をします。
  学校に来る求人などを見て見学したい所、都合のいい日時を伝えるとアポイントを取ってくれます。4回生は基本的に外部の総合病院での実習が多いためほとんど学内に居ないことの方が多く、実習に手一杯で就活の方まで中々気が回らないためアポをとってくれるのは有難かったです。
  何か先方とトラブルがあってもキャリアセンターが間に入ってくれるため安心ではないかと思いました。
• アクセス・立地

  良い
  牧野駅から徒歩５分～10分ほどで着きます。なだらかな坂が続くため少ししんどいですが立地はそこまで悪くはありません。
• 施設・設備

  普通
  3号館まで校舎はありますが基本的に歯科衛生士の学生が使うのは2号館、技工士の学生が使うのは3号館です。古い校舎の1号館は誰も使っていないのにも関わらず、歴史的な価値があるとかなんとかで取り壊されずに残っています。4年間の在学中入ったことはほとんどありません。守衛さんがそこにいるぐらい。
  食堂は狭いです。4学年揃う日は座れないことの方が多いため食事のできる教室で食事をします。
  
• 友人・恋愛

  良い
  私たちの学年は基本的に仲が良く特に目立った喧嘩や、グループ間の問題などはありませんでした。
  しかし、先輩の学年などは結構ギスギスしていたという話を聞いたことがあります。
  そこら辺は運だと思います。
  ただ仲良くしておいた方がいいです。実習の時には特に。精神やられます。
  恋愛は諦めてください。歯科衛生士の学部は男子も入れますが1人2人ぐらいです。
  歯科技工士は学年で10名ほど男子はいますが被る講義も数が限られるためあまり接点はありません。外の世界に求めた方がいいです。
• 学生生活

  悪い
  サークルの数は多いですがほとんどが歯学部の学生向けです。
  2回生の秋から外部での実習が入ってくるため1年半程しか参加することができません。歯学部との繋がりを持ちたい方にはいいかもしれませんが、衛生士の学部でサークルを楽しんでいたのは数人しか居ませんでした。
  

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  先に述べた通り１回生、2回生では基礎を学びます。１回生後期からは学内にある実習室で基本的な衛生士業務の手技を学びます。清潔面ではとても厳しいです。
  3回生からは附属の大学病院での実習が始まります。全ての診療科を回り、ドクターのアシストを行います。4回生になれば外部の総合病院での実習があります。手術前の患者さんの口腔ケアのアシストなど自分が卒業した後どのように関わっていくのか学びを深めます。
  病院での実習のみでなく、小学校や支援学校などで歯科の授業をしたり、個別での歯科指導を行ったり、歯科検診の補助など様々なことで関わりました。
• 学科の男女比
  0 : 10
• 就職先・進学先
  一般の歯科医院
• 志望動機
  元々医療の世界に興味があったこと、姉が歯科衛生士だったことが理由です。

感染症対策としてやっていること

蔓延し始めた頃は座学の授業はオンラインで行っていました。入学後学校から1人1台パソコンが支給されるためそれを用いて行っていました。