まさにアットホーム。教職志望の為の学科。:大阪教育大学教育学部初等教育教員養成課程の口コミ

在校生 / 2021年度入学

まさにアットホーム。教職志望の為の学科。

2024年07月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 4]

教育学部初等教育教員養成課程の評価

• 総合評価

  良い
  良い教員の方々に恵まれています。「楽しい授業」を作るための考え方や実例紹介、実践などを積極的に組んでくださり、学びのある日々です。
  あるべき授業は各個人で異なり、自分とは合わない考えの教員もいるため(教員間でもその違いを感じることはよくあるそうです。)合わない教員の講義は苦しむかもしれません。担当教員の講義は往々にして必修なので頑張って乗りきりましょう。
• 講義・授業

  良い
  教員を目指すのであれば、教育に関する質の高い講義を受けることが出来ます。専攻などにより必修講義は異なりますが、教員となるために必要な知識、模擬授業などの経験を十分得られます。
  ただし、教育関連の講義が殆どのため、他領域の講義は乏しいです。一般教養も教育に寄るため他大学のような思いがけない、面白い講義との出会いは期待できず、あったとして必修講義が多いため、必修と被り履修出来ないということも多いです。
• 研究室・ゼミ

  良い
  ゼミにより活動内容は様々ですが実践的なものが多く、一ゼミあたりの人数も少ないため仲間と楽しく学べます。
  希望のゼミに配属されずとも教員とのコミュニケーションは取りやすい環境なので、他ゼミの教員に助言を貰うことも可能です。
• 就職・進学

  良い
  教職関係のサポートは文句なしです。過去の先輩による記録の累積があるため、それらをもとにしっかり就職活動に臨めます。
  対して企業就職は希望者が今までも少ないために不足を感じます。自分から積極的に動くことが強く求められるでしょう。
  教職は各自治体ごとに採用数が限られ、この地域で働きたいという強い希望を持つ学生が多いので、受からず補助教員となる方も多く、必ず教員が保証されるという訳ではありませんのでそこは本人次第です。
• アクセス・立地

  良い
  柏原キャンパスは大阪教育大学前駅、という駅から徒歩二十分ほど、山を登る必要があります。エスカレーターがありますが、ときたま整備やトラブルで止まります。夏場など、動かぬエスカレーターを睨み汗だくで階段をのろのろ登る学生達の姿は一見の価値ありと言えましょう。
  駅周辺にコンビニはなく、頼れるのは学内の購買のみ。あとたまに葡萄の直売所。豊かな自然環境、逞しい虫、あとたまにたぬきがいるとか。
  とはいえ構内で度々見かける猫は愛らしく、人馴れしていて撫でさせてくれます。春はツバメが構内に巣を作り、糞の不安はあるものの可愛らしい姿とさえずりを楽しめます。大学入口から駅までの緩やかな坂道は眺めがよく、春は美しい桜景色、雨の日は学生のカラフルな傘が見れます。
  私の学科は三回生から天王寺キャンパスに移動となります。天王寺駅に近いので昼食や夕食の選択肢が格段に増え、キャンパスも山よりずっと綺麗で天国です。付属校と合同のため、防犯面の都合上入校には必ず学生証が必要な点だけ面倒ですね。
• 施設・設備

  普通
  国立大学のため古さと、予算の少なさを実感します。教員の方々も少ない予算でやりくりしているので、頑張ってはいても画材の残量や調律のズレた楽器などが目に入ります。
  ですが図書館は教育関連の書籍がかなり充実しており、実習中などには確実に役立つだろう資料が豊富に揃えられています。
• 友人・恋愛

  普通
  模擬授業などグループでの取り組みが多いため、必然的に他者との関わりが生まれます。
  施設が古く寛げる空間のある大学ではないので、構内での豊かな活動はあまり目にしません。
• 学生生活

  良い
  サークルの数はそれなりに多いと感じます。教育関係のボランティアや人権関係の勉強サークルもあり、やはり教員を目指すのであれば興味深く感じるものも多いと感じます。
  学内のイベントは五月と十一月の二回であり、実施場所の柏原キャンパスが辺鄙な場所にあるもので、参加すれば楽しいものの、他大学ほどの賑わいはありません。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  小学校・幼稚園の教員免許がとれます。主に小学校と幼稚園で専攻が二つに別れており、合同講義も多いですが一方に入学したらもう一方について深く学べるかというと、そこは流石に不足を感じます。
  特に合同授業では小学校授業を作ることはあるものの、幼稚園保育を実際に考える機会は殆どありません。
• 学科の男女比
  2 : 8
• 志望動機
  教員になりたい。子供が好きだったため。兄弟がいるので国公立大学と決めていたが、そのうち教育を本格的に学ぶならここだろう！と決めた。