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国立大阪府/阪大病院前駅
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卒業生 / 2015年度入学
国内指折りの大学学部
2021年07月投稿認証済み
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[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 4| アクセス・立地 2| 施設・設備 5| 友人・恋愛 4| 学生生活 -]工学部応用自然科学科の評価-
総合評価良い応用自然科学科は1回生時点ではコースが定まっておらず、2回生から生物系、化学系、物理系、精密系に分化する進振り制度を採用している。そのため、自然科学を主体とした工学を学びたいが、一方で物理や化学といったどの専門に進みたいかという決断に迷っている場合に最適だと思われる。私は講義を受けるからには数多くを学びたい人であったため積極的に先生に質問をしに行っていたが、その先生も授業後や部屋で快く対応してくださった。感謝しかない。ちなみに、阪大は首席卒業者を公的に表彰する制度があり、各学科で1番の成績をとった場合には学位授与式で総長から直々に表彰を受けることができる。ぜひ目指してみてはいかが。
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講義・授業良い理系であればどこもそうだとは思うが、必修や選択科目の制約のため履修の自由度がそれほどない。とはいえ、申請すれば他学部他学科の講義も卒業要件に組み込むことができるし、腐っても阪大であるため世界的に有名な先生の講義も受講することができる。私は物理学科であったため、基本的な材料力学や固体物理、量子物理や光学といった応用物理の講義を中心にしながらも、興味があった半導体化学などの他学科講義も数多く受講していた。なお、4回生からは研究室へ配属となるため、通常3回生の終わりまでにほとんどの卒業要件を取りきっていることが望ましい。そのため、履修の多さや単位の取りづらさ、課題の多さも相まってかなり忙しく、自主的な勉強が望まれる充実した講義・授業となることは間違いない。
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研究室・ゼミ良い応用自然科学科は(単位不足者を除き)ほぼ全員が4回生の初めに各研究室へ配属される。研究室への配属ルールは応用自然科学科内4つのコースごとに異なるが、大まかには学生の希望により配属される。すべての研究室を知っているわけではないが、私の知っている範囲では懸鼓湯資金が潤沢なところが多く、研究設備も大変充実しているため研究に困るということは聞かない。実際、私の所属する研究室には数千万円の測定装置や日常使う消耗品がいたるところに用意され自由に使うことができるし、さらに高額(数千万~億近く)な装置も施設共用装置としてある程度自由に使うことができる。また、研究室間の移動もそれほど難しくないらしく、学部から修士、修士から博士で研究室を変える人もいる。ただし、研究室内の輪講や発表会の有無、在籍規模や研究業績などは完全に研究室ごとに異なるため、HPや実際の訪問などを通して知るよりほかはない。
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就職・進学良い学科内推薦は一通りあると思うし、内定実績もある。一方で大学や学科自体は就活サポートをしてくれているとは思うが、あまり役立った印象がない。みな各々で進めていくような印象。
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アクセス・立地悪い応用自然科学科の場合、1回生のときは大阪モノレール柴原駅近くの「豊中キャンパス」、2回生以降は大阪モノレール阪大病院前駅や阪急千里線北千里駅近くの「吹田キャンパス」で講義が開講される。両キャンパスとも交通の便が悪く、どこに住むかにもよるが基本的にはモノレールや電車、バスや自転車での通学となる。また、周辺にはほとんど何もなく、遊ぶ場所はない。一方で豊中キャンパスや吹田キャンパスには通常の学食の他に美味しい定食屋があり、よく利用していた。また、無駄に広いキャンパスにはいくつかの専門店が点在しており、少々の買い物であればそれほど困らなかったのはよかった。余談であるが、3つのキャンパス間には無料で利用できる阪急バスの定期便が運航されている。1限目は吹田キャンパスで講義を受けるが、3限目は豊中キャンパスで講義を受けたいといった場合に利用することができる。
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施設・設備良い戦前戦後からあるキャンパスであるため、いたるところに自然があふれている。やはり古い建物はあるが、定期的に改修されているようである。実際、最近吹田キャンパス内にある応用自然科学科応用物理学コースの講義棟が改修され、すこぶる綺麗になった。また、研究施設などは言わずもがな充実している。
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友人・恋愛良い人に寄るが、仲は良いと思う。サークルも(本拠地が豊中キャンパスであることが多いが、)多種多様ある。
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部活・サークル良いサークルは数多く存在する。まちかね祭や吹田祭といった文化祭があり、数多くの出展参加がなされている。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1年次は教養科目が中心であり、2回生から専門科目を学ぶ。どのコースに進むかで内容が変化するが、物理系の場合理論物理や応用物理、後学に至る様々な専門知識を学ぶ。
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学科の男女比2 : 8
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就職先・進学先業界最大手メーカーの研究開発職として内定
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就職先・進学先を選んだ理由物理が学びたいと思ったため。実家が裕福ではなく、浪人が許されないため現役時で行けそうな国立大学を探していたところ当学科ちょうどよかった。
感染症対策としてやっていることコロナ禍のときにはすでに院生であり、講義がほとんどなかったためあまりわからない。後輩の話を聞く限りでは学内システムを利用した遠隔映像授業が主体になったと聞く。投稿者ID:766820
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