自由主義を体現したカリキュラム:同志社大学法学部政治学科の口コミ

卒業生 / 2016年入学

自由主義を体現したカリキュラム

2020年09月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 5｜ 学生生活 4]

法学部政治学科の評価

• 総合評価

  良い
  政治学科のカリキュラムは自由度が高く、大変気に入っています。意欲のある学生はとことん特定の分野を探求することができます。同時に、あまりやる気のない学生にとっても有り難い制度となっています。なぜなら、政治学科のカリキュラムには必修科目という概念がほぼ存在しないので、楽単だけを選んで卒業することが可能だからです。
• 講義・授業

  良い
  政治学の歴史・理論系の講義は充実しています。一方で、ポリティカル・サイエンス(科学的手法による政治学研究)に関する講義は少なめです。元外交官やジャーナリストなどの実務家が特別講師として登壇される講義もいくつかあります。教科書からは知り得ることのできない、リアルな政治・外交についての貴重な体験談を伺うことができ、興味深かったです。
• 研究室・ゼミ

  良い
  政治学科では、ゼミへの参加は強制ではありません。ゼミに所属するか否か自身で選択することができます。ゼミ履修を希望する場合、いくつかの人気ゼミは倍率が高く、入ることが難しい点に注意が必要です。しかし毎年のように定員割れしているゼミも複数存在するため、ゼミ参加を希望しているにも関わらずどのゼミにも入ることができない、所謂ゼミ難民になる心配はありません。
• 就職・進学

  良い
  大学主催の就活イベントには殆ど参加しなかったので、就活に関して大学のサポートが充実しているかどうかはわかりかねます。実績に関しては就職・進学共にかなり良いと思います。周囲の友人達の多くは有名な大手企業に行きましたし、進学組も、旧帝や海外大などの大学院に進学していたからです。就活に関して私の体験談にはなりますが、関西にルーツを持つ大企業は、東京の同レベル帯の大学と比較した際、同志社生を優遇しているというケースが往々にしてあり、有り難かったです。そういった企業では、数多くの同志社OB・OGが活躍されているという功績が関係しているのだと思います。
• アクセス・立地

  良い
  アクセスは抜群です。今出川駅直通で、雨にも濡れません。また同エリアには、京都御所や相国寺など歴史的に重要な建物が多くあるため、「これぞまさに京都」という雰囲気があって好きでした。
• 施設・設備

  普通
  法学部専用の自習スペースが用意されていることは有り難いのですが、席数が少ないため、テスト期間中はすぐいっぱいになってしまう点に不満を覚えていました。
• 友人・恋愛

  良い
  良い友人達と出会うことができました。比較的学生数の多い大学であることに加えて、キャンパスの男女比もちょうど5:5くらいなので、性別問わず友人や恋人を作る機会は沢山あると思います。
• 学生生活

  良い
  あらゆる種類のサークルがあるので、各々が自分に合った居場所を見つけれるはずです。ただ、学祭がイマイチ盛り上がりに欠けるという印象は4年間持ち続けていました。(学祭実行委員の皆様すみません…)

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  政治学について様々な角度から学びます。特定の地域(EU、アメリカ、アジア、日本)にフォーカスして学んだり、様々なカテゴリー(外交、安全保障、政治経済、政治史)を集中的に掘り下げていくこともできます。
• 学科の男女比
  5 : 5
• 就職先・進学先
  大手メーカーの総合職
• 志望動機
  日本と世界、それぞれの政治や経済のシステムがどう動いているのか知ることで、より高い視座から世界の諸問題について考えを巡らせるようになりたいと考えたからです。