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私立京都府/今出川駅
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在校生 / 2013年度入学
国文学科に入る利点と必要な覚悟
2016年03月投稿
- 5.0
[講義・授業 5| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 5| アクセス・立地 5| 施設・設備 5| 友人・恋愛 4| 学生生活 -]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。文学部国文学科の評価-
総合評価良い日本の文化に触れつつ高度な学問を学びたい人にとっては素晴らしい環境が揃っている大学です。 特に国文学科は日本文化の中心である京都で日本の文学や日本語を学べるので、実際に作品が作られた場所を訪ねたり、文化遺産を体感しながら研究を深めていくことができます。また第二外国語を学ばず、英語だけで必要単位を履修しきれるのも大きな特徴であり素晴らしい点です。(第二外国語は本当に勉強が大変です…) 大河ドラマ「八重の桜」でご存じかと思いますが長い歴史のある大学ですので、文化遺産となっている素敵な建物がたくさんある一方で、最新の設備を備えた校舎もあるため、感性を磨きつつ自分を高められる環境が整っています。 ただ募集人数が少なく学科の男女比も圧倒的に女子の数が多いので全体で仲良くはなれますが、特に女性は恋愛面では他学部との交流が大事になるかと思います。
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講義・授業良いある程度拘束はありますが、多種多様な講義を自分で好きなように履修出来るので、自分の学びたいことが学べる環境が整っています。そして各講義の内容が濃く深いので学ぶことが多く、より豊かな人間性を身につけることができます。自分が知らない分野でも熱心に講義に取り組めば、教授もしっかりと評価して下さいます。また同志社は毎年の留年がありません。それはつまり単位数に関係なく学年が上がっていくということですので、しっかり考えながら履修しないと何年も卒業出来ないという事態に陥るので注意が必要です。 しかしやはり偏差値の高い大学ですので、簡単に単位取得は出来ません。毎講義出席して、テスト勉強やレポート課題をきっちりこなせば問題ありませんが、遊んでばかりいると確実に単位を落とします。高校生のみなさんが思うほど遊ぶ時間はありません。それを覚悟して本大学を受験して下さい。
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研究室・ゼミ良い国文学科では2回生の初冬にゼミの希望を出し、3回生の前に所属ゼミが決まります。教授によって扱う年代や強みとしているテキストの種類が違うので、先輩や教授から色々お話を聞いて決定することが大事です。1,2回生の必修や選択講義はゼミ決定のための情報収集だと思って多種多様な年代やテキストに触れて下さい。 各ゼミによってやる内容や進め方は違いますが、国文学科では卒論が必須ですのでそのテキスト決定や主題設定、論の流れや展開を教授や院生の先輩に指導して頂くのが主です。自分が取り上げる題材によってかかる費用は大きく変わってきますが、基本的にテキストを研究していく学問ですので、動いたり試したりしない分コストは低いかと思います。ただ膨大な量の書物を読むため時間は相当かかるかと思います。
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就職・進学良い関西で偏差値が最も高い私立ですので、名だたる大手企業が大学へ説明会に来て下さいます。また大学以外の場所でも同志社大学生のみを対象とした説明会が開かれたりします。そこには同志社大学生が欲しい企業がお越しなので、積極的に参加することをオススメします。またそこではOB,OGの方が多く参加されるので、企業のことや就活に関することをお伺い出来る貴重なチャンスでもあります。最大限有効活用して下さい。ただ関西の企業は強いのですが、その他の地方や関東の企業はやはり各地に比べて弱いです。なので地元に戻る人や上京を考えている人はその地での就活もしておく方がいいかと思います。
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アクセス・立地良い国文学科がある今出川キャンパスに限っての話となりますが、関西の各地からJR,阪急,京阪,近鉄で主要駅まで行くと、地下鉄と市バスどちらでも大学の真下や目の前に行けるので交通の便は最高です。特に地下鉄は改札出口から大学入口が直結してるので、雨に濡れずに構内には入れます。また市バスは四条河原町や三条京阪から乗り換えなしでキャンパス最寄りのバス停まで来れますので、他大学へと行くことが多い、或いは京都観光をしたい人は市バスでの通学も可能です。(ちなみに私は市バス通学をしていますが、地下鉄と違って駅の縛りがないので定期範囲内はどこでもスイスイ行けて観光も買い物もとても便利です。)また今出川と京田辺のキャンパス間では無料輸送バスが走っているので、学生証さえあればキャンパスの行き来も楽にできます。
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施設・設備良い2013年に完成した良心館は最新の設備を備えたとても綺麗な校舎です。ここでは多くの講義が行われるだけでなく、生協や食堂もあるので一番利用する場所となるかと思います。ちなみに地下鉄と繋がっているのがこの校舎です。 国文学科の講義でよく利用する弘風館は少し古いですが、最近トイレが綺麗になり使いやすくなりました。教授の研究室があるのが徳照館ですが割と綺麗な建物です。ここで講義は行われませんが、自習スペースやコピー室、学部図書館があり利用頻度は高いと思います。
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友人・恋愛良い国文学科は一般公募(私立入試)での募集人数が150人ととても少ないため、全体では仲良くなりやすいです。恐らく話したことがない人でも全員が顔は見たことある程度の認識を持てるくらいには会う頻度が高いです。(900人もいる経済学部ではあり得ない話です。)また男女比では圧倒的に女子が多いのが大きな特徴です。従って友達は多く作れますが、恋愛面では特に女性は他学部や他大学との交流が大事になるかと思います。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1,2回生の必修では課題が与えられそれについて各自、あるいは各グループが研究し発表するという、ゼミの予行演習のような内容で講義が進められていきます。3回では各ゼミでやる内容が違いますが、基本的に卒論作成に向けての研究や考察を深めて現状発表をしていくのが主です。 必修は強制的に各教授に割り振られるため、自分が興味のある年代やテキストを扱えないことが多いです。なので自分の興味や理解を深めていくために選択講義が設けられています。これも必修単位数が決まっていますが、あまり囚われずに自分の好きなもの、興味の持てるものを履修し、ゼミ選択のための情報収集をしてみて下さい。
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所属研究室・ゼミ名廣田ゼミ
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所属研究室・ゼミの概要教授の専門は中世文学の説話や源氏物語ですが、中世文学であれば幅広く学ぶことが出来るゼミです。教授は2年かけて卒論を完成させるというスタンスなので、3回から卒論に着手できます。また教授自ら学生各自の興味や好みを聞きつつ様々なテキストや題材を提示して下さいます。なので中世文学を学びたいけどテキストまで決まっていない人には特にオススメです。 また意欲のある学生を集めての研究会も行って下さいます。私は源氏物語をより深く理解したかったのでお願いしたところ、源氏研究会がゼミとは別に発足し、約1年間学年問わず集って研究する時間を設けて頂きました。(もちろん無料です。笑)専門外のテキストは難しいかもしれませんが、源氏物語や説話に興味があればお願いしてみると良いかもしれません。
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学科の男女比2 : 8
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志望動機日本文学の特に小林一茶や日本語に興味があり、文学部でも日本の文学や日本語について研究している国文学科を志望しました。元々国立志望だったので受験に失敗してこの大学に入学しましたが、日本の文化に関することを学ぶ上ではこちらに来れて良かったと思います。
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利用した入試形式一般入試
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利用した予備校・家庭教師駿台予備学校
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どのような入試対策をしていたか国立大学対策に必死だったので、私立大の勉強は赤本で過去問を数年分解く程度しか勉強していませんでした。国立でも旧帝大のトップクラス(東大京大阪大)を目指している人は傾向を知り私立入試前に対策をするだけで大丈夫だと思いますが、それ以外の国公立や私立専願の人は本気で勉強しなければ絶対に受からないと思います。ライバルは東大京大を目指している人たちだということを念頭に置いて気合いを入れて勉強に励んで下さい。
13人中13人が「参考になった」といっています
投稿者ID:182618
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