エンジョイできるかどうかは本人次第:種智院大学人文学部仏教学科の口コミ

卒業生 / 2019年度入学

エンジョイできるかどうかは本人次第

2024年02月投稿

認証済み

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• 3.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 3｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 3｜ 施設・設備 5｜ 友人・恋愛 2｜ 学生生活 2]

人文学部仏教学科の評価

• 総合評価

  普通
  宗教の学科なので仕方ありませんが学生も先生も思想的に凝った人が多い印象です。人数も少なすぎますし普通の大学のように華やかで和気あいあいとした楽しい雰囲気ではないということを知っておいた方がいいと思います。真言宗の宗派やそれ以外の宗派の人がいます。宗派の話になると争いが起こるのがイヤでしたが平和に過ごしたいのなら孤独になる覚悟を決めると勉強はよくできる環境だと思います。ただ勉強しにいく、他は求めないということです。大学生らしい楽しみは学外で求めていました。
• 講義・授業

  良い
  密教について全くの入門から専門レベルまで教えてもらえる。特色としてチベット語やサンスクリット語が教科としてあるところが他の仏教系大学とは違うと思います。
• 研究室・ゼミ

  普通
  四人の先生たちの受け持つゼミの中から学生が選んだ各ゼミで活動することになります。少人数なので仲の良い友達がいたら楽しいです。先生によっては他大学の大学院へ進学し更なる勉強に励むが開けます。先生によって紹介される大学が違いますので大学院に行きたい人は事前の情報集めが重要です。
• 就職・進学

  良い
  ほとんどの人が自坊で就職ということになりますから就職、進学実績という言葉に違和感があります。仏教学科特有だと思います。
• アクセス・立地

  普通
  近鉄向島駅から広々とした田んぼの中にすでによく見えており、駅から徒歩5分～8分程度です。通学路が田んぼを大きく迂回する回り道なので授業に遅れそうな時など近道している人もいます。巨椋池という池を埋め立ててできた造成地に建っているせいか、大学の正門の向かいにすばる高校という高校がある以外はぽつんぽつんと民家がある程度で遠くに高速の高架橋が見えるのどかな立地。上の北側にある教室からは伏見桃山城が見えます。一番近いコンビニは駅の中です。駅の反対側にもコンビニがあります。個人の自宅を兼ねたカフェレストランは知る限り一箇所だけですが学生はあまり行きません。隣駅の小倉駅で飲み会します。
• 施設・設備

  良い
  真言宗の高祖弘法大師をおまつりしてある大壇のある教室で専門の授業を受けることができます。瞑想のためのカーペット敷の小さな教室もありますし仏教美術を制作する教室もあります。充実していると思いますし不満はなかったです。
• 友人・恋愛

  悪い
  とにかく人数が少ないため充実しているとは言い難いです。1学年10人程度で女子は1人か2人です。その女子が恋愛対象にならない場合は学内恋愛はないまま卒業です。友人は気が合えばできますが非常に個性が強い人が多いのでみんなとうまくやっていくには自分を無にする必要があると思いました。
• 学生生活

  悪い
  サークルは参加してなかったのでどのような活動をしているのかよくわかりません。代表的なイベントは6月の降誕会、11月の学祭、12月の報恩会です。市民ホールアルティで比叡山学院と合同の声明公演（観覧チケットは有料）もあります。学祭は元々の人数が少ないのでいろんなことができず寂しいです。大学に来ないで休日として過ごしている学生も多いです。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  一二年次以上が履修する科目とそれ以上の学年が履修する科目が分かれているだけで割と自由に科目選択できます。必修科目は試験がやや厳しいものもありますが授業を休まずに真面目に出席点を稼いでいたら何とかなります。仏教についての科目、さらに密教についての科目、とだんだん難しく専門的になります。
• 学科の男女比
  8 : 2
• 就職先・進学先
  公的機関・その他
  家業の副住職としてがんばっています。
• 志望動機
  仏教や密教について基礎から専門まで学び、それを生かした職業に就くため。