科学を幅広く学びたい人のための学科:京都大学理学部理学科の口コミ

卒業生 / 2007年度入学

科学を幅広く学びたい人のための学科

2016年03月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 2｜ アクセス・立地 4｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 2｜ 学生生活 -]

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理学部理学科の評価

• 総合評価

  良い
  科学を幅広く学びたい人に適した大学です。他大学の理学部とは異なり、３回生になるまで学科分けがなく、また必修科目も少ないため、好きなことを学ぶことができます。自分で積極的に学ぶ姿勢が有れば、様々な知識や考える力が身に付きます。
• 講義・授業

  良い
  理学部の教授陣は教育より研究に熱心な人が多いため、授業は教科書に沿って進めるよりは、実際の研究内容に絡めた授業を展開し、考える力を鍛える授業が多かったように思います。知識は個々人で必要箇所を学び、身に付けなければなりません。しかしながら、社会に出れば、知識よりも考える力が重要ですので、このような考える力を鍛える授業は良かったのだと振り返っています。
• 研究室・ゼミ

  良い
  研究費が潤沢な研究室が多く、最先端の機器を駆使しながら、研究に打ち込めました。他研究室との垣根も低く、交流も盛んでした。
• 就職・進学

  悪い
  理学部については、学部卒で就職する学生は少数派で、９割以上の学生が大学院へと進学します。学部卒で就職することを考えている学生には、適していないと思います。
• アクセス・立地

  良い
  寺社仏閣が身近にあり、歴史を常に感じながら学生生活を送ることができました。京都は学生が多く、学生向けの飲食店が多数あるため、楽しい街でした。
• 施設・設備

  良い
  老朽化した建物が多かったのですが、私が入学した頃から、改修工事が進められ、校舎がきれいになりました。
• 友人・恋愛

  悪い
  理系学部は女子学生が少ないため、サークルやアルバイトで出会いを求める人が多かったです。サークルや部活動は他の学部の学生とのつながりを作るうえでとても役立つので入会または入部することをおすすめします。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  １年次：一般教養、語学が中心、２年次：基礎専門科目が中心、３年次：学生実験、専門科目が中心、４年次：卒業研究が中心でした。
• 所属研究室・ゼミ名
  生物化学研究室
• 所属研究室・ゼミの概要
  １．核酸の構造と反応性に関する化学、２．テーラーメイド抗がん剤の創製、３．遺伝子発現制御、４．単一分子観測のためのDNAオリガミのデザインの大きく４つのテーマに取り組む研究室でした。
• 学科の男女比
  9 : 1
• 就職先・進学先
  医薬品メーカー
• 就職先・進学先を選んだ理由
  医薬品に関わる仕事に携わりたいと大学入学時より感じていたため。
• 志望動機
  化学を主として科学を幅広く学びたいと考えていたため。
• 利用した入試形式
  一般入試
• 利用した予備校・家庭教師
  駿台予備校、Ｚ会
• どのような入試対策をしていたか
  センター試験は一次選抜のみに利用でしたので、二次試験対策を重点的に行いました。