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公立愛知県/桜山駅
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在校生 / 2016年度入学
教授陣のレベルは、他の国立大学と同等
2018年10月投稿認証済み
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[講義・授業 5| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 4| アクセス・立地 3| 施設・設備 4| 友人・恋愛 5| 学生生活 5]芸術工学部建築都市デザイン学科の評価-
総合評価良いまず、一級建築士を目指す人にはピッタリな大学です。名古屋市立大の名は、全国的に有名ではありません。しかし、この大学には、建築家が2名おり、2名とも日本の建築界で広く知られる方です。そのうちの1人は、世界でも知られるシーラカンスという設計事務所の創設者で、日本の建築家で知らない人はいません。他にも、造園デザインで世界で活躍している若手の教授もおり、建築史家や構造家など、建築を多方面から学べる場所です。建築界では、「何大学で学んだか」よりも「誰に教わったか」が重要視されるので、他の国立大学と同等かそれ以上の教育環境にあります。また、名古屋大学と同じ課題に取り組み、共同で発表する機会もあります。弱点は、英語教育が不十分であること、食堂や購買の時間が短かいことです。
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講義・授業良い入学してすぐ、設計の課題に取り組みます。他大学では普通、2年生から学ぶので、有利な点です。この学科の最大のメリットは、教授陣が、国内や海外で活躍しており、国内でとても有名な先生が多いことです。(名古屋大学の教授よりも)1年生から、彼らの指導のもとで建築を学べるので、他の国立大学と同等かそれ以上の教育を受けられます。他にも、実際に木で小建築を建てたり、名古屋大学と同じ課題に取り組み、合同で発表したり、名古屋16大学でプレゼンをし合ったりなど、様々な経験を積める場所です。もちろん、インテリアや構造専門、設備専門に進むこともできます。デメリットは、英語教育が非常に少なく、留学や海外就職を考える人、TOEICのスコアが必要な人は、自分で勉強する必要があります。
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研究室・ゼミ良い3年生の後期から研究室に配属され、それぞれで課題に取り組みます。建築のデザインや設計を学ぶ研究室、構造を学ぶ研究室、エアコンや給排水など設備を学ぶ研究室、都市やインフラを学ぶ研究室、公園や造園デザインを学ぶ研究室など、学べる分野は多方面に渡ります。どの研究室も熱心な教授がおり、研究室配属後に学ぶことはかなり多いです。
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就職・進学良い名古屋市立大学は、名古屋では優秀な大学として認知されており、東海3県での就職には有利です。建築士を目指す場合は、「どの大学で学んだか」よりも「誰に教わったか」が重要視されるので、有名な教授陣がいるこの学科は、その点で非常に有利です。弱点は、関東や関西での知名度が低いこと(建築士を目指す場合は関係ない)や英語の教育が少ないことです。学部卒でハウスメーカーやインテリア業界に就職する人と、院に進学する人がいます。院卒では、大手設計事務所やアトリエ設計事務所、ゼネコンに就職できます。
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アクセス・立地普通最寄駅は地下鉄名城線のナゴヤドーム前矢田駅で、自転車で10分かかってしまいます。しかし、大学の目の前に、基幹バスのバス停があるので、バスの利用は便利で、直通で栄や名古屋駅へ行けます。大学の目の前は大通りですが、周辺は住宅が多く、緑に囲まれた静かな場所です。スーパーやカフェは徒歩で行くことができますが、コンビニやラーメン屋、料理屋は自転車で向かうことが多いです。
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施設・設備良い学校の施設は新しいとは言えませんが、特に古さも感じません。建築学生が模型の写真を撮るのに使う、「撮影スタジオ」は、他大学にはなく、この大学だけがもつ利点です。パソコン室には最新のMacとWindowsのデスクトップが並んでいます。図書館は、建築やデザイン、アートの本が十分にあり、その分野では他の図書館の蔵書を圧倒しています。しかし、弱点も多いです。食堂や購買は、昼の数時間しか開いておらず、朝や夜に使用できません。また、一番大きな棟は、夏に暑く、冬に寒いので、建築の教授たちも「建築のダメな例」として教えています。
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友人・恋愛良いこの学部は、建築、産業、情報の3つがあり、これらだけで一つのキャンパスを持っています。また、キャンパスでの行事は非常に多く、運動会や球技大会、DJやバンドのライブや、展覧会などがあります。飲み会や打ち上げも多いです。キャンパスでのサークルが無い分、学科内での先輩後輩のつながりが非常に強く、他大学には無い特徴です。とくに建築は、1年生の時から、2、3、4年生のお手伝いをするので、その特徴が強いです。また、男子よりも女子の方が多く、肩身の狭い男同士の仲、結束が強くなります。1年生の時から、男女ともに製図室で徹夜し、一緒に帰ったり喋ったりするので、自然とカップルができやすい環境にあります。4年間、同じ40人で過ごすので、友情や結束も強いです。この仲の良さは、建築ならではの特徴です。
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学生生活良い建築学科のあるキャンパスには残念ながらサークルは少ないですが、フットサルサークルは一番盛り上がっています。しかし、イベントの多さは、他大学を圧倒しています。文化祭、運動会、球技大会はもちろん、仮装パーティーや、DJ・バンドライブ、作品の展覧会などあり、その度に打ち上げをするので、とても思い出に残り、友情・恋愛も活発になります。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1年生では、まず設計図の書き方や、建築模型の作り方、日光や植栽などの基本を学びます。英語や数学などの教養科目の授業も多いです。1年生から、専門科目を学べるのは、この学部ならではの特徴です。2年生では、設計が本格的になり、住宅、美術館、小学校、アリーナなどを設計します。また、CADやCGソフトを学び、プレゼンの機会も増えます。名古屋大学をはじめとする他大学との交流もあります。3年生では、課題を選べるようになり、インテリアの課題や、建築設計の課題、設計ソフトの課題などを選択できます。後期から研究室に配属され、それぞれの専門分野で課題に取り組みます。4年生では、主に卒論や卒業制作に取り組みます。
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就職先・進学先院へ進むことを考えています。友達は、ハウスメーカーやインテリア業界、構造設計事務所などへ就職したり、関東や関西・九州の院への進学を考えたりしています。
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投稿者ID:494382
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