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私立岐阜県/せきてらす前駅
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在校生 / 2012年度入学
福祉をとことん学べます
2016年02月投稿
- 3.0
[講義・授業 3| 研究室・ゼミ 4| 就職・進学 4| アクセス・立地 2| 施設・設備 4| 友人・恋愛 3| 学生生活 -]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。人間福祉学部人間福祉学科の評価-
総合評価普通福祉を学びたい人にはとてもよい学科です。PTや看護師、保健師を目指す看護リハビリテーション学部、小学校教員を目指す教育学部、教員や公務員、一般企業就職を目指す経営学部のある大学に加え、併設の短期大学ではデザインの勉強ができる美デザインコース、保育士を目指す幼児教育学科、介護福祉士を目指す社会福祉学科があり、福祉を学ぶ上では欠かせない医療、児童、高齢者、障害者などの分野に精通する学部や学科が併設されているので、他の学部・学科の学生とも共通の話題を持つことができたり、共通の講義を受講したりすることができたりと、メリットが多いです。
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講義・授業普通人間福祉学科を専攻する学生のうちの多くの目標が社会福祉士を取得するということですが、社会福祉の分野は幅広く、憲法や法律についてを学ぶ権利擁護の科目や、社会のニーズを把握するための社会調査について学ぶ科目などがあります。社会福祉士国家試験受験資格を得るために必修の、人間福祉学部や人間福祉学科のために開講されている権利擁護、社会調査などという講義もありますが、前者に関連する日本国憲法、法学、後者に関連する統計学など、選択式の講義も充実しており、必修科目の内容よりも深く学びたいという学生にはおすすめです。キリスト教や他の宗教について学ぶことができる講義もあり、キリスト教を基盤とする大学ならではの講義だと思います。
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研究室・ゼミ良い自分の学びたかった分野を専門にしている教授のゼミがたまたま開講されない年がときどきあり、私はまさにその年にぶち当たってしまったので、3・4年生の卒業研究にはとても苦労しました。週に一度あるゼミの時間は、本来なら自分の卒業研究について教授に相談しながら進めるのですが、私の場合は教授の専門外だったので、文法の校正や一般論の視点からのアドバイスしか受けられず、私の研究を専門分野とする教授の空き時間に私が授業や用事がないときじゃないと相談する時間がとれず、とても大変でした。毎週のように学外にフィールドワークに出かけるゼミもあり、権利擁護や更生保護の分野に関連する裁判所、地域福祉の分野に関連する高齢者サロンに出かけたという話を聞きました。サロンは実習で参加することもできますが、裁判所の裁判の傍聴はなかなか体験できることではないので、とても勉強になったと思います。
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就職・進学良い専門的知識を学べる学科なので、それなりに就職先は充実しています。高齢者・障害者・児童施設だけでなく、行政の福祉枠や一般企業への就職も望めます。教授もほとんどの方が福祉の現場経験者で、施設従事者等との親交も深く、人脈も広いので、教授に就職先を紹介してもらう学生も少なからずいます。
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アクセス・立地悪い保育園、幼稚園、小学校、高校、特別支援学校2校が密集している団地で、市街から少し離れた山の中にあるので、公共交通機関のアクセスはとても悪いです。そのかわりに主要な駅から市バスに近いルートで無料のスクールバスが通っているので、車がなくても通うことはできます。大学へのルートは3本ありますが、前述したとおり教育機関が密集しているので、通学の自転車や歩行者で細い道がいっぱいになり、送り迎えや通学の車で混雑します。1限目から授業があるときには、いつもより時間に余裕を持って通学しなければなりません。スクールバスのルート上には、大学のそばにあるイオンや、商業施設が充実した大きな駅があるので、授業の合間や休日にスクールバスを利用して遊びに行くこともできます。
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施設・設備良い福祉を学べる大学として身体障害者や視覚障害者の学生を多数受け入れているのですが、致命的なのが、殆どの棟が3階建て以上だというところです。エレベーターが何箇所かにあるのでまだいいですが、健常な学生もエレベーターを利用しているので、車いすで移動する学生が教室を移動するのにエレベーター待ちをしている光景をよく見かけ、とても切ない気持ちになります。講義で身体障害者の排泄介助をするという実習があり、多目的トイレを利用したのですが、敷地内全面禁煙のため、心無い学生が多目的トイレでタバコを吸っているらしく、便座にタバコを押し付けた跡があったり、トイレ内がタバコくさかったりして、とても苦痛でした。20歳以上の学生がタバコを吸うのは個人の自由ですし、教員の中にも喫煙者はいると思うので、敷地内全面禁煙にするのであれば、喫煙スペースを設けたほうがよいのではないかと思います。
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友人・恋愛普通他の学部・学科との共通の講義が多数あり、また、サークルや部活もとても充実しているので、学部・学科外の学生と交流する機会はとても多いと思います。学科内では、ゼミのほかにも演習の講義があり、それぞれ少人数のクラス分けがあるので、学科内の学生とはほぼ全員と関わる機会があります。1年生の時に岐阜県で国体があり、大学の学生ほぼ全員がボランティアに参加しました。学部や学年をごちゃ混ぜにしてグループ分けされたので、他の学部や先輩方と関わるよい機会となりました。準備の日も含めて約一週間という短い期間でしたが、同じグループになった先輩方とは三年経った今でも連絡を取り合っています。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容一年生は卒業のための必修科目が多く、二年生からは社会福祉士国家試験受験資格を取得するために文部科学省が指定している科目が多かったです。介護福祉士を目指す介護支援コースは、資格必修科目が一・二年にまとめられていたので、一・二年は選択科目を履修する空きが無く嘆いていましたが、介護支援コースでなければ選択科目を少しだけ履修する余裕があり、社会福祉士の専門科目が少ない一年生のうちに基礎科目をたくさん履修することができます。早いうちに単位をたくさんとっておけば、四年生に入ってからゼミや資格必修単位以外の講義を履修しなくてすむので、資格の勉強に専念することができます。
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所属研究室・ゼミ名小島ゼミ
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所属研究室・ゼミの概要公務員や教員に強いゼミです。1・2年は自動振り分け、3・4年は2年間同じゼミで自分で選択という方式で、2年生のときに小島ゼミに割り振られ、メンバーも含めてとてもアットホームで活動的なゼミだったのでとても楽しく、人と関わることがあまり好きではなかった私でしたが、このゼミに入ってとても友好的になれたので、3年生の時に自分の研究したい分野のゼミが開講されないことを知って、この教授しかいないと思って選びました。私の研究したかった分野ではありませんが、法学部卒業の教授なので、憲法や法律の知識がとても豊富なので、行政や教員を目指す学生が卒業研究を進めていく上ではとても頼りになると思います。
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学科の男女比2 : 8
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志望動機もともとは銀行や信用金庫への就職を希望していたのですが、経済学部を卒業して行員になる一般的な道よりも、銀行や信用金庫を利用する高齢者や障害者の視点に立てる行員を目指し、社会福祉士国家試験受験資格を取得できる大学を志望していました。隣県にも社会福祉士取得を目指せる大学はありましたが、オープンキャンパスに参加したときにバスと電車で片道3時間かかったので泣く泣く断念し、家から車で10分という通学時間の短さがとても魅力的でこの大学を選びました。
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利用した入試形式センター利用入試
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どのような入試対策をしていたかオープンキャンパスに参加して通学に時間がかかることを実感するまでは、日本福祉大学の社会福祉学部のセンター利用入試を志望していたので、放課後の補習に毎日参加して苦手な科目の克服を中心に勉強していましたが、中部学院大学のセンター利用入試は、私が得意だった数学と英語の2教科で出願することができたので、数学と英語の補習だけ出て勉強していました。
投稿者ID:190961
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