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国立岐阜県/名鉄岐阜駅
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在校生 / 2016年度入学
講師-学生の一体感をもって獣医学を極める
2019年07月投稿認証済み
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[講義・授業 5| 研究室・ゼミ 4| 就職・進学 5| アクセス・立地 2| 施設・設備 2| 友人・恋愛 2| 学生生活 3]応用生物科学部共同獣医学科の評価-
総合評価良い獣医学を学ぶための環境としては申し分ない。講師と学生の距離が近く、学生間の関係も密であるため、全員で歩調を合わせて高みを目指しているという一体感がある。研究については、研究費が十分に得られないので他大学の大学院博士課程に進むのがよいかもしれない。就職については、岐阜大学卒だからというよりかは、獣医師免許を持っているということが圧倒的なアドバンテージになる。
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講義・授業良い1学年30名ほどの学科なので、講師と学生間の距離が極めて近い。高校のクラスの延長のような一体感があり、学生の顔と名前を覚えている講師も数多い。鳥取大学との遠隔講義では、各大学の講師が自分の得意分野を分担して講義できるので、より専門的でより新しい獣医学の知見を得られる。
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研究室・ゼミ良い所属する研究室にもよるが、私の研究室は課題が非常に多い。内容は論文の紹介や、動物病院での症例の解説など、ためになるものが多い。一方、私は大動物系の研究室に所属しているが、教授が小動物出身という経歴を持っている関係で、小動物のゼミにも出なければならない。このように、たくさんの課題の必ずしも全てが自分の将来に役立つ物であるとは限らない。将来の進路を大動物に定めている人にとってはこのような環境はめぐり合わせが悪いと思われる。
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就職・進学良い獣医師免許を保有していると就職の上では圧倒的なアドバンテージとなる。特に大動物分野は引く手あまたで、公務員試験をパスしたうえ助成金をもらいながら公務員になった卒業生もある。小動物分野は競争が激しいとは聞くが、それでも就職できなかったという話は聞いたことがない。職種を選ばなければ、就職できないなどということはまずあり得ない。ただし、当然ながら獣医師国家試験に合格することは必須である。
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アクセス・立地悪い最寄り駅はJR岐阜駅だが、7kmほど離れており、バスで30分ほどを要する。岐阜市は車社会でラッシュの時間帯は道路が混雑するため、朝夕の通学帰宅には相当の時間を要する。また、公共交通機関がバスしかないため、朝の岐阜駅前バス乗り場の長蛇の列は凄まじく、バスに乗車するだけでも30分以上並ぶ必要がある。そのため、家から通う学生は往々にして講義に遅刻する。免許を取得して車通学したり、入学して間もなく一人暮らしに切り替える学生も多い。大学周辺の家賃は比較的安いと思われる。大学最寄りのスーパーは生鮮食品が安価に手に入り、ホームセンターや電機店も自転車圏内なので住むに不自由しない。娯楽施設はない。
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施設・設備悪い地方大学のため、とにかく使える研究費が限られている。この試薬さえあれば研究が成立するのに購入できない、といった場面がざらにある。研究費の少なさを嘆く教授の声もしばしば聞こえる。大学の建物も古さを隠しきれない。研究に力を入れたいのであれば、自由にお金を使える北海道大学や東京大学を目指す方がよい。
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友人・恋愛悪い応用生物科学課程や生産環境科学課程は合同で受ける講義が多いようだが、共同獣医学科は講義が学科内で独立しており、他学科との合同の講義がほとんどない。そのため、コミュニティが学科内の30人程度に限られる。また、コミュニティが小さく互いのことをよく知っているがゆえ、学科内恋愛をタブー視する空気がある。交友関係を広めるにはサークルに入る以外の手段がない。
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学生生活普通サークルは各地の総合大学のように多様性がある。秋の「岐大祭」は最も大きいイベントとして挙げられるが、出店店舗数はさして多くない。その他映画上映や研究紹介などの企画がある。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容専門分野は1年生前期から始まる。高校生物を履修していない場合、理解するのは極めて難しい。生物非選択者であっても、3年生になる頃には生物選択者とのハンデはほとんどなくなる。2年生までは生化学、生理学、解剖学など動物の身体についての基本的知識を養う。3年生からは病理学や感染症学など、疾患についての講義が始まる。4年生から研究室に配属され、ゼミや研究室ごとの仕事が始まり、講義との両立で非常に多忙になる。4?5年生にかけてCBTおよびOSCEを受験し、合格すると5年生から参加型臨床実習が始まる。大学付属の動物病院で診療の場に立ち会い、自らの手で患者に手を施す。6年生からは卒業研究と国家試験対策が始まる。
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学科の男女比3 : 7
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就職先・進学先まだ決まってはいないが、大動物診療または公衆衛生を志望している。
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志望動機大動物、特にウシに愛着を持っていたので漠然と畜産関係の進路を志望していた。獣医師免許を持っていることが圧倒的なアドバンテージになることを知り、自分の高校時代の成績でも入学が難しくないと思ったので、将来像はほとんど何も持っていなかったが、獣医の道を選んだ。親元を離れたかったので、実家から通えず、さして遠くもない岐阜大学を選んだ。
6人中6人が「参考になった」といっています
投稿者ID:572587
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