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国立岐阜県/名鉄岐阜駅
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卒業生 / 2020年度入学
教員を本気で志望する場合以外は勧めない
2024年08月投稿認証済み
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[講義・授業 3| 研究室・ゼミ 3| 就職・進学 1| アクセス・立地 3| 施設・設備 2| 友人・恋愛 4| 学生生活 4]教育学部学校教育教員養成課程の評価-
総合評価悪い熱心に教員を志望する場合は本学部への進学を勧める.それ以外の進路への変更は難しいので良く考えて進学するように.教員を目指す人にとっては同じ意志をもつ仲間ができるのは素晴らしいことだ.しかし、それ以外の人はせっかく大学生になるのだから、より広い視野と深い専門的知識を育める学部、大学に進学してほしいと心から願っている.
本学部は他学部と比べても学生間の差が激しいと思われる.熱心に勉学や研究に励み、好成績を収める人や旧帝大に院進する人もいる一方で、怠惰な人も多数いる.他学部と比べて講義数も少なく、実験や演習が多いわけではないのにも関わらず平然と単位を落とす人がいる.就職活動をするのが大変だからという消極的な理由で教員になる人も多い.私自身、本学部で多くのことを学ばさせていただき、これからの人生設計に反映できたことは本当に感謝している.しかしながら、大学でも熱心に学問や研究に取り組みたいとか、もっと大きなことに挑戦したいとか、人生を変えたいと強く願う人には他大学、他学部への進学を強く勧める. -
講義・授業普通教育学部の講義は各科目の高等的な内容を学ぶ専門科目と教員免許を取得のための教職科目に分類される.各講義の質は教員に依存するが、全体的に質は高いのではないだろうか.講義の難易度はいずれも高くなく、教員から発信される情報を逃さず、課題を期日までに提出するなど基本的なことができれば単位を落とす心配はない.課題に時間をかければ良い成績を収めることも十分可能だ.
大学教員数が減っているためか専門科目の講義数が年々減っている.教職科目は教員となって現場で働きながら学べることも多いが、専門科目は大学でないと学べないことも多いので、本来専門科目は増やすべきと考える.こればかりは国の政策に依るところも大きいので仕方ないのだろうか. -
研究室・ゼミ普通3年の後期からゼミが始まる.教員一人当たりの学生数が他大学(特に私立)より少ないため、受講者が望めば丁寧な指導を受けることができる.
本学部に所属される学生は研究室、ゼミ選びは慎重に行ってほしい. -
就職・進学悪い教員を目指す人にとっては文句のない環境である.ただし、それ以外の進路を目指す人はとても厳しい.
まず教員を目指す人については、サポート室が模擬面接や模擬授業の対応などを1年程度かけて行なってくれる.特に本県教員界隈との繋がりの強いOBが指導してくれる点は心強い.ゼミの指導教官によっては小論文の添削、模擬面接の指導を丁寧に行なってくれる.周りの友人も試験勉強に励んでいるため、環境としては他大学よりも良い.
一方、就職や進学を望む場合は苦難が続く.3年次の教育実習は9・11月であるが、完全に企業のサマー、オータムインターンと被るため、長期化・早期化が進んでいる就職に出遅れる.他学部と異なり、就活を行なっている人が少ないため情報を共有しにくい点もデメリットである.このような背景から本学部の就職実績は芳しくないと考えられる.
教員に対して相当な熱意をもっていない場合は、他学部や他大学に進学されることを勧める. -
アクセス・立地普通岐阜駅からバスで30~40分程度とアクセスは良くない.朝は岐阜駅でバスの乗車のための長蛇の列ができる.岐阜駅で座席に座れなければ、30~40分立ちっぱなしが確定するので注意が必要.特に雪が積もった日には大変なことになる.
ただし、大学付近に大量にある民間月極駐車場に駐車すれば自家用車での通学も可能なため、そこまで影響はない.また、4回生以上は構内に駐車できる権利が与えられる.サークルごとに駐車枠が設けられていおり、サークルに所属している場合は3回生以前でも構内に駐車できることもある. -
施設・設備悪い教育学部棟はかなり古い.現在地に大学が移転されて以来、使われ続けてきた校舎なのでは?廊下は天井の配管が全て丸見えのレベル.ただしトイレは改装されていてキレイ.2024年度以降に全面建て替えとのことなので、今後入学する学生はキレイな校舎でキャンパスライフを送れるだろう.
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友人・恋愛良い総合大学とだけあってさまざまな人がいる.皆、国立大学に合格している人なので、よく考えて動ける人が多い印象.特に教育学部は教員志望の人が多く、根は真面目で良い人が多い.図書館等では私物をほったらかして自席をしばらく離れても問題が起こらないレベルで治安は良い.貴重品くらいは持ち歩いてほしいが….
田舎にあることもあってか、全体的に「のほほーん」としている.他学部と比べても講義がそこまで多いわけではないので、怠惰になる人が多い印象.
数学や理科、技術といった理系は男性が多かったが近年は女性も増えてきた.それ以外の文系は女性率がかなり高い. -
学生生活良い総合大学だけあって、サークルや部活数は充実している.サークルや部活に興味がなくとも、入学直後は様々な団体と関わることを勧める.
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1年次は全学部共通科目を履修することとなる.教育学部の科目もちらほら受講することになる.2年次以降は教育学部科目、実習が増えるので1年次に卒業に必要な教養科目の単位を揃えるべき.
2年次から本格的に教育学部の科目を受講する.専門科目では各講座毎の高等的な内容を学ぶ.教職科目は現場で教えるための教科に関わる内容や教育学について学ぶ.
3年次も2年次と同様だが、3年次後期にゼミ配属が決まり、卒業研究にも着手することになる.
4年次は教採のためほとんど講義はない.ゼミと卒業研究が中心.
教育実習について述べておく.本学では1年次より実習がある.1年次には付属小中の授業を参観する.2年次には小中それぞれ1週間ずつ実習がある.3年次は2年次と同じ小中学校でそれぞれ1ヶ月間の実習を行う.2年次と同じ学校、人によっては担当教員すら同じのため、非常にやりやすい。4年次の実習(学校によって形態が異なるので注意)は任意であるが、参加者は多い模様.また、高校実習は4年次に希望者のみ行う. -
学科の男女比3 : 7
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就職先・進学先公的機関・その他
具体的な記述は控える. -
就職先・進学先を選んだ理由入学当初は教員を志望していたが、本学の教員志望者の質の低さに呆れた。良くも悪くも現状維持を望む意識の低い人たちと一緒に仕事はできないと感じたため、教員の道を諦めた。教育実習が大変だったからといって教員を目指さない人はほとんどいないのではないだろうか。自宅から一番近い国立大だから、学力の都合で他学部に行けなかった、前期で他大学に落ちたといった人は教員の道に進まない印象。
また本学部での学び、研究に満足できなかったためこの進路を選択した. -
志望動機教員を志望していたため本学本学部に進学した.岐阜県の義務教育課程の教員は各学区の偏差値の最も高いまたは2番手の高校から岐阜大学教育学部に進学した人が多いように感じる.私もこのルートに乗って教員を目指していた.岐阜県の教員は本学OBが多いため、教採やその後のキャリアが有利に働く可能性が高いのではないだろうか.
投稿者ID:999947
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