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公立山梨県/都留文科大学前駅
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在校生 / 2016年度入学
自立し主体的に学問と学生生活に向き合う場
2019年10月投稿認証済み
- 4.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 2| アクセス・立地 4| 施設・設備 3| 友人・恋愛 4| 学生生活 5]文学部国文学科の評価-
総合評価良いあの本が好き、この作家が好き、高校までの国語が好き……国文学科へ入るきっかけは様々で、これら全てが学びのモチベーションに繋がります。僕たちが入学したときはこれらの共有から始まり、授業でわからないところの教え合いをしたり、提出期限を互いに気にしあったり、そこから発展していってそれぞれの研究テーマについて語り合ったりという、互いの目的意識が高いからこそ起こる、こうした学生間のコミュニティが僕にとって大きな学びの1つになっています。
先生方も厳しくも温かく熱心に、学問を修める者としての私たちを導いてくださいます。そのなかで一人暮らしの私たちの生活を気遣ってくださったり、社会人としてのマナーをご指導してくださったりすることもあり、深い関係を築けています。国文学をはじめとした各学問を修めるのに適した学びの場です。
また、この大学は多くの学生が一人暮らしをしながら学生生活を送るという、かなり強い特性を持ちます。そのなかでも特に「能動的であること」「自立すること」を鍛えられる環境であると思います。この先どのような進路選択になっても強みにしていくことが出来ることを身につけさせていただいたように思います。 -
講義・授業良い各分野に専門の先生方が配置されておりとても熱心にご指導くださいます。講義科目と演習科目があり、座学でのインプットと研究発表でのアウトプットという学びのサイクルがあります。
分野によってはかなり高度な内容もありますが、良く授業を聞くことが大切です。履修パターンもいくつかあり、そのなかには海外からみた日本文化を学ぶものや大学近くにある富士山を中心に文化や文学を考えるものなどもあります。
半年に一度、外部の著名な先生をお呼びして学科講演会を開いてくれます。 -
研究室・ゼミ良い3年前期から始まりました。僕の所属するゼミの活動では座学や発表議論だけでなく学外の勉強会に参加したり自分たちで研修会やイベントを企画することも多く、主体性や積極性を求められます。他のゼミとは少し趣向の異なるゼミであるため、学生からの評判は分かれますが、僕にとってはとても合っていて居心地が良いです。
学ぶこと・やることから重要視されていることまで、本当にゼミや教授の個性が出てきます。2年後期にゼミ見学と選択希望調査があるので、よく見て慎重に選ばれることをお勧めします。 -
就職・進学悪い教員養成に定評がある大学なので、中高国語科の教員を目指す学生が多いです。他にも公務員や一般企業への就職も多いです。大学院へ進学するひともいます。
就職サポートは、教員志望向けの教職支援センターとその他志望向けのキャリア支援センターがあります。対策講座なども随時行っているようです。年度始に各センターからの就活オリエンテーションもありますが、僕は聞いていてあまり学びにはならないな、と正直感じました。 -
アクセス・立地良い多くの学生が大学周辺のアパートに住んでいます。八王子や甲府、都留市内や隣の富士吉田市から通っている学生もいます。最寄りは富士急行都留文科大学前駅です。車通学も多いですが、学生駐車場が狭く少し不便そうです。
大学周辺は良くも悪くも田舎です。大型店舗やチェーン店などは殆どありませんが、今時都会ではあまりみかけなくなったような銭湯や地元のうどんやさんなど、都留(田舎)だからこそ、というお店や穴場な場所が多く、それを癒しとする学生もいます。地域の方々やお店も文大生に優しくしてくれます。
ただ、学生の町であることが全国的に有名であることから、県外ナンバーの不審車が夜中走っていることなどもあるため、注意が必要です。 -
施設・設備普通学内には学生用Wi-Fiがありますが、場所によってかなり弱いところもあります。自販機は最近増えました。また、最近多くの喫煙所が撤去され、敷地の片隅のプレハブ1つになりました。
学食は小さめですが、近隣飲食店による学内での弁当販売を利用したり、他の近隣飲食店を利用したりすればお昼を食べ損ねることはないと思います。
多くの授業が行われる1号館は新しくはないけれどボロくはない、といった感じです。
図書館は他大学と比べると小さめで蔵書も多くはないですが、建物は綺麗です。資料の取り寄せなど気軽に相談できます。
最近出来た5号館は「都留の奇跡」と学内で噂される程綺麗ですが、同時期にできた国際教育学科の授業ばかり行われているため、自習スペースも国際教育学科の学生がほぼ独占して使っています。
国文学科の研究室や事務室がある本部棟はかなり歴史を感じる建物です。学科所有の印刷機は学生も無料で使えますが、教員優先であることや使える日時が限られていることから、計画的に利用することが求められます。
ゼミによっては、研究室のタブレットの貸し出しがあったり印刷機を使えたりするところもあるそうです。 -
友人・恋愛良い殆どの学生が大学周辺に住んでいるからこその濃密な友人関係を過ごすことが出来ます。
朝まで友人宅で人生観や哲学、芸術について語り尽くしたり、終電を逃した友達を泊めて、そのまま仲間を集めてご飯を食べたり、友達と一晩中散歩して銭湯の朝風呂にかけこんだり、一緒に鍋をつつきながら年末のレポートを一緒に書いたり、といった文大独特の出来事が日常の当たり前の1つになりつつあります。ただ、こういった濃い人間関係に疲れてしまう人もいるのが現実です。
そしてこのような環境にあるため、恋愛関係も多くあると聞きます。お互いの家へ遊びに行き合ったり同棲したりするカップルも多いです。全学3000人の小さな大学であり、学部学科の学問領域も狭いため、共通の話題を持つ学科の友達同士が付き合うこともあります。もちろん、サークルで恋人に出会う人もいます。 -
学生生活良いサークル活動はとても盛んです。合唱団は全国大会常連らしいです。他には吹奏楽部、準硬式野球部、弾き語りサークル、アカペラサークル、バドミントンサークル、ハンドボール部、書道部、演劇サークルの活動はよく耳にします。やりたいことがなくて、自分たちでサークルを作り出してしまうような人もいたりして、本当に盛んに行われているようです。
サークルに限らず、学外でカフェを経営する団体を立ち上げたり、シェアハウスや民宿をはじめる学生もいます。
学祭では、各サークルや有志が出店をしています。毎年出店グランプリを決める大会も行われており、盛り上がっています。他にも芸能人企画や打ち上げ花火、球技大会などもあり盛り上がっています。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容国文学(上代、中古、中世、近世、近代)、国語学(古語、近代語)、漢文学、国語教育学、情報文化(日本文化)の五つの領域が設定されている。四年間の学びのなかで、卒論という形で1つの領域を選び、深く追究することと同時に広く他の領域についても知識を得ていることを求められる。
1~2年次では、これらの領域について概論を学ぶ講義や文学研究の初歩的な手法や知識を学ぶ基礎演習という授業を軸に、外国語や一般教養、体育などの基礎科目も学ぶ。作品や作家を1つ取り上げて1年間読み進める講読やテーマ研究、文献講読など学年が上がるにつれより高度な内容も学んでいく。3年次よりゼミに所属し選択した分野について深く学んでいく。3年後期~4年前期頃から卒論執筆をはじめ、夏合宿や中間発表での指摘や指導を経て1月の卒論完成を目指す。 -
学科の男女比4 : 6
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志望動機中高国語科教員志望で、教員育成に定評のある大学だったから。国公立志望であり、中期日程入試があったから。
5人中4人が「参考になった」といっています
投稿者ID:562246
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