一部の政治思想を除けば無難な学科:金沢大学人間社会学域法学類の口コミ

卒業生 / 2011年度入学

一部の政治思想を除けば無難な学科

2017年10月投稿

認証済み

• 
• 3.0

[講義・授業 3｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 2｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 3]

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人間社会学域法学類の評価

• 総合評価

  普通
  地元である程度のレベルを確保できる面では妥当だと思う。ただ、昭和中期からの学生運動（中核派）の気風がいまだに残っており、教員の思想の押し付けや、自治会の過剰な政治活動は今の時代にはそぐわない。様々な方法で情報を取捨選択できる今の学生を軽んじているとしか思えず、在学中も異様なものに思えた。
• 講義・授業

  普通
  授業内容は可もなく不可もなく、とりわけ難易度の高いものがあるわけでもなかった。専門分野のほとんどの授業では出席をとらず、期末の筆記試験のみで評価されたため、授業に出席せず直前の勉強で単位を取得する学生もおり、学生のみならず教員の授業への意識を変える必要は感じられる。
• 研究室・ゼミ

  良い
  ゼミには３年次から開始される。開始前の数日間、ゼミの見学期間が設けられ、その間は自由に各ゼミへの参加・見学が可能。自分が入っていた「東洋法制史」のゼミでは、古代～現代までの中国刑法について読解・研究した。ゼミ生同士の交流はほぼない。卒論は必須ではないが、別途設けているゼミもある。
• 就職・進学

  良い
  公務員試験合格率は非常に高い。学内の「公務員試験対策講座」が好評。就職支援のセンターも学内にあり、予約制でカウンセラーと相談、面接練習などができる。求人情報を常時チェックでき、支援センターからリマインドなどを受けることもでき、サポートは手厚い。ただ、自分の場合は上記の方法を試したが最終的には自分で決めたところに就職したため、視野を広く取り組むほうが良いと思う。
• アクセス・立地

  悪い
  最寄り駅は金沢駅だが、そこからバスで40分以上かかる。山間部にあるため、アクセスは非常に悪い。以前は街なかにキャンパスがあったため、移転は不要だったと思う。飲みや遊びには片町や香林坊周辺まで出てきていた。
• 施設・設備

  悪い
  キャンパスは非常に広いが、広大な土地を持て余していると思う。理系のキャンパスは新設されたため、食堂や教室がきれいだが、文系の建物は古く、山間部にある必要性は全くない。建物全体が薄暗く、廊下の電気がついていないところもある。図書館は、自習スペースが多く、試験前などは多くの学生が利用している。
• 友人・恋愛

  普通
  学内では友人を作りやすい。学生交流のスペース（パブリックスペース）も多く、サークルや部活動も活発だった。
• 学生生活

  普通
  サークルには所属していなかったため、よくわからないが、活動はそれぞれ活発だったと思う。学部の公認サークル（模擬裁判など）がある。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年次には教養科目を中心に履修する。体育は選択制なので、無理にとる必要なし。必修科目は覚えていない。大学のHPで公開されている。2年次は六法を中心とした各法律の総論・各論を履修する。行政系、民間系、大学院進学の3つのコースから1つを選択する。3、4年では、より専門性の高い科目（知財法や国際法、租税法など）を履修していく。ただ、普通に履修していけば4年の前期までに卒業可能な単位を取得してしまうため、4年の後期には何もすることがなくなる。法学類では卒論が選択科目（ゼミによっては必修）であるため、書かない人が多い。（自分も書かなかった）
• 利用した入試形式
  公立の大学職員（事務）