よくも悪くも自分次第、選択肢は広い方？:横浜市立大学国際教養学部国際教養学科の口コミ

卒業生 / 2014年度入学

よくも悪くも自分次第、選択肢は広い方？

2021年03月投稿

• 
• 3.0

[講義・授業 3｜ 研究室・ゼミ -｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 3｜ 施設・設備 1｜ 友人・恋愛 2｜ 学生生活 2]

国際教養学部国際教養学科の評価

• 総合評価

  普通
  学科の中でも、専攻によって勉強する内容は全く異なる。国際教養学系では特に多岐にわたり、海外の文化、心理学、教育学、身体科学（かなり理系より）、国際関係、社会学、法律等々、人によってかなり異なる。また、人気のゼミは10倍を超えることもあるので、希望するゼミに入れなかったため、思い描いていたものと全く違う学問を学ばなければならないという学生は何人もいる。
  個人的なおすすめポイントは、長期留学がしやすいこと。海外に1年以上滞在し、現地で専攻外の学問を学んでいても、それをどうにか市大の単位にしてくれるように教授が動いてくれることもある。但し、留学できるかどうかは、アイエルツやTOEFLの点数をシビアに見られるため、自学は必須。
• 講義・授業

  普通
  教授によりばらつきがある。
  社会学入門は社会に出てからも、様々な視点で物事を見るのに役立つ。
  カメリアで受けるアニメの授業では、まどマギと半年間真剣に向き合った。
  また、授業によっては、ほとんどの学生がネイティブ、帰国子女、長期留学経験者で、高校まで英語頑張ったレベルでは歯が立たないこともあるので事前にリサーチしてから履修登録するのがおすすめ。
• 就職・進学

  普通
  横浜銀行、横浜市役所職員になる人数はかなり多い。その他横浜市内での知名度を活かして日産、資生堂、京急に入る学生も多い印象。サポートについては、学務がESの添削をしてくれる。
  国際総合科学部の中では、経営学部が1番就職に有利などの噂もあるが、国際教養、国際都市、経営の３つの学系間に差を感じたことはない。但し、経営学系のゼミは就活のサポートや、就活への配慮をきちんとしてくれるイメージ。（過去の先輩のES閲覧できる、面接に理解がある等々）
• アクセス・立地

  普通
  金沢八景駅から徒歩5分で敷地内に着く駅近。下宿生にも優しい家賃相場。イオンや居酒屋も周辺に数多くある。数年前に構内にセブンができた。
• 施設・設備

  悪い
  2017年後半には新館が建てられて、ゼミによってはその恩恵を享受できる。
  ゼミ室によっては、夜8時以降冷暖房オフ、共用PCのスペックが古いなど問題点はある。
  建物の新旧に関わらず、掃除は行き届いていて、不潔な印象を持ったことはない。但し、運動部が使う部室等は部によって差がある。
• 友人・恋愛

  悪い
  良くも悪くもアットホーム。4年間過ごすと大体が見知った顔になる。彼氏の元カノと授業が一緒などはよく聞く話。
  また、人数が少ない分仲の良いグループが固定化されるので、最初にサークルや部活などに所属して何らかのグループに所属することをお勧めする。また、ゼミによっては海外研修等があるので、仲が良くなりやすく、卒業しても定期的に集まっているところもある。
  公立大学なためか、金銭的に自立している学生も多く、飲み会や遠征でもコスパに拘る。
• 学生生活

  悪い
  人数に比例してサークルも少ない。また、部活も強豪というのはあまりない。その分、大学で今までやったことのないスポーツを始めるというのもあり。
  特に入学時には興味があるのに何個か所属してみて、雰囲気や活動時間の合う合わないを見極めるのが良いかと思う。どこにも所属せずに友人関係を広げるのは難しいので。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年時は医学科も同じ基礎ゼミというものが履修必須。発表の仕方、論文の書き方をざっくばらんに習う。また、TOEIC600点を取らなければ3年生に進級できないため、ゼミ所属前の一年時に英語を勉強する。また、〇〇学入門というクラスを数多く履修し、自分が興味のある分野を見極める。
  2年生になるとゼミに配属。（ちなみに1→2年進級時に教養学系、都市学系、経営学系間で転学系も可能。）所属ゼミの基礎的なことを学ぶ。
  三年時→当方は海外の大学に在籍していたため、よく把握していませんが、所属ゼミ内で卒論はどんなことを書こうかざっくり決める時期のため、より深く知識を蓄えていたのかと。。
  4年生→順調に単位を取得していれば、通学は週に1、2度のゼミのみ。人によっては、第三言語を履修する人もいる。長期留学をしていた人は、3年生の必須科目を同時履修することも認められているため、朝から晩まで構内にいることもある。
  大体1月初旬に卒論提出、2月頭に卒論発表会がある。
• 学科の男女比
  2 : 8
• 就職先・進学先
  総合職で入社した国産老舗メーカーに勤めています。現在は営業職でオンラインサイトの運営に携わっています。専攻も留学も全く関係ない職種です笑
• 志望動機
  長期留学が出来ること、大学入学時に特に勉強したいことが決まっていなかったので、一年次で色々吟味できることに魅力を感じ選びました。
  都市学系として入学しましたが、社会学でジェンダーやマイノリティを専攻したくなり、教養学系に転学しました。結果として、面接で落とされてしまい、仕方なく別の専攻を選択。専攻を深く学ぶのではなく、興味のあった長期留学の道を選びました。ゼミの教授、同期もサポートしてくれて、無事に4年間で卒業でき選択に悔いはありませんでした。