質の良い中間層を育てる:横浜国立大学教育学部の口コミ

在校生 / 2016年度入学

質の良い中間層を育てる

2017年04月投稿

• 
• 5.0

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教育学部の評価

• 総合評価

  良い
  まず第一に、教授が人間的にも研究している分野においても非常に魅力的です。私たちの代でなくなってしまうのが残念ですが、教授は変わらず都市科学部に残られるため、都市科学部の人間文化課程にあたる学科に入学することで、同じような講義を受けることが出来るそうです。
• 講義・授業

  良い
  教授の中に、人間文化課程のことを｢質の良い中間層を育てる場｣というように仰っている方がいました。横浜国立大学の人間文化課程は、学歴社会のなかでトップに立てる存在では決してありません。学んでいる内容も、所謂｢実用性のある｣理系や、文系のなかでも法学部や経済学部のようなわかりやすく｢役に立つ｣ものではありません。しかし、だからといって価値の無いものだと決めつけることは出来ないのではないでしょうか。
  全ての人間が実用性のあることを学び、社会を発展させることは、本当に必要なのか、そもそも可能なのか？世界は社会をリードする上位層だけでできているのではありません。それに着いていく他の層が圧倒的大多数を占めています。その大多数の人にいかに質の良い教育を受けさせるか、それが人類のためになるのではないかと私は考えます。そのためにあるのが、人間文化課程だと、そのように教授は考えているのではないかと私は解釈しました。